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同 志 社 東 京 4 1 会

「更なる絆・新たなる縁」

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掲載ご希望の方は、メールで原稿と写真等添付して送ってください。新聞、雑誌等に母校の関連記事が載った情報でも結構です。お待ちしています。 メールアドレス:takehisa@doshisha-u.net(竹久、他のアドレスでも可)

JOIの会 神奈川宿から中華街まで

2013年06月16日 | 日記

JOYの会では6月11日に横浜散策を行いました。 10時に京急仲木戸駅に集合、東海道五十三次、日本橋を出て三番目の宿場町、神奈川宿の歴史の道に沿って金蔵院、熊野神社、復元された高札場、本陣跡等宿場に関わる場所を見学した。一方、神奈川が一躍有名になったのは日米修好通商条約(1858年)で神奈川が開港場に決めら、フランス、イギリス、アメリカ等諸外国の領事館が近隣のお寺におかれ、ヘボン博士や宣教師等多くの外国人が住んでいたからです。お寺は部屋も広く、天井も高いので外国人には住みやすかったと思うが、パンやお肉は食べていたのかしら、どんな生活だったのだろうと話しながらお寺を巡り歩いているうちに横浜駅に着いた。 みなとみらい線で中華街の名店、萬珍楼點心舗へ行き、美味しい飲茶・点心を楽しみながら和やかに懇談、参加者16名で記念写真を撮った後、関帝廟、媽祖廟を見学して解散した。 
お寺は関東大震災や横浜空襲で焼かれてしまい、古いお堂や美しい庭のお寺の多い京都で過ごした人には物足りなかったと思いますが歴史を感じる散策でした。
中村

昨日は大変お世話になり有り難うございました。
横浜には通算14年勤務しましたが神奈川宿を歩くのは初めてのことです。
夜の街をウロウロばかりで新しい発見でした。
萬珍楼の食事も概ね好評のようで美味しくいただけました。
本当に有り難うございました。お疲れ様でした。
奥田 利秋拝

雨の中の散策も情緒があって、それにランチでの語らい本当に楽しく過ごすことができました。
早速写真を送って頂きありがとうございました。
また、機会がございましたら参加したく思っています。
柿原 優

先日はいろいろお世話様でした。
あいにく散策の方は参加出来ませんでしたけど、中華街の満珍楼での食事もおいしく、楽しいひと時を過ごさせていただき、ありがとうございました。
また機会がありましたら参加させていただきたいと思います。
芦刈様よりの写真もありがとうございました。
どうぞよろしくお伝えください。
田中(41年卒)

横浜散策の幹事役ご苦労様でした。
あのような機会がないと見ることがなかったので、大変に良かったです。
幕末のころあの寺に外人が泊まっていたのかと思うと歴史を感じました。
吉田

昨日は部外者の飛び入りを温かく受け入れていただき、ありがとうございました。ゴルフ以外ほとんど歩くことのない無精者にとって、JOYの会の皆さんは尊敬に値する存在です。萬珍楼の飲茶は最高でした。
村上

昨日の41会歩こう会ではお世話になりありがとうございました。
また、写真を早々にお送り頂きありがとうございました。生憎の雨となり、道中ゆっくり見学出来ませんでしたが、
かえって暑く無くて良かったのでしょう、その後の満珍楼の飲茶も丁度良い位の昼食会でしたね、又の機会を楽しみにしております。
北濃 登美男

おはようございます。写真ありがとうございました。
昨日はお世話になりました。有意義で楽しい一日でした。有難うございました。
早田

お早うございます。ようやく梅雨らしくなってきましたね。昨日の横浜散策は歴史探訪といっても良い、珍しい、貴重な史跡を尋ねることができました。毎度のことながら幹事の皆様の企画力に感謝しています。満珍楼での飲茶もとても美味しく横浜中華街ならではの味でした。
満珍楼での集合写真をお送りします。では再会を楽しみにしています。
芦苅 浩

(以上、中村さんの感想文と幹事や写真を撮ってくれた芦苅さん宛のお礼文等をまとめました。  「吉田」)

暑気払い 納涼「森のビアガーデン」 8月6日(火曜日)に決定しました。

2013年06月03日 | 日記
ちょっと先の話ですが、メールでもお知らせした東京41会暑気払いの会場、メニューをご紹介します。
多数の方のご参加をお待ちしておりますので、とりあえず日程の確保をお願いします。

実施日:8月6日(火曜日)午後6時から二時間
会場:「森のビアガーデン」 JR信濃町駅より徒歩5分(地図等は後日ご案内します)
参加費:男性4000円、女性3700円
その他:飲み放題、食べ放題です。雨天でも決行します(テントの屋根のついた席を確保済み)

暑気払い担当幹事:早田、竹久



「春の集い」に参加して

2013年06月01日 | 日記


41会の皆様

41会では大変お世話になります。今回初めて同志社東京支部「春の集い」に参加し、同志社の現状がよくわかりました。特に村田新学長の挨拶が、同志社の現状を語っていましたので、再録しました。また東京クローバークラブの同志社大学歌の演奏も素晴らしかったので、添付しました。(注:本ブログには添付されていません)

5月30日 芦苅浩

2013年同志社東京「春の集い」が5月19日13時よりロイヤルパークホテル3階ロイヤルホールで522名(吉田付記、内41会22名)の出席のもとに行われました。

「第1部」は式典で、同志社東京校友会会長児玉正之氏が挨拶(吉田付記:「東京校友会の絆と輪が広がってきた」「今回は安中と福島とをコラボし、物品の販売などで福島を支援」「校友会も同志社人・新島建学の精神の確認が必要」等が語られた。)、来賓として同志社理事長水谷誠氏が挨拶(吉田付記:「新島精神」等について語られた。)、同大学長村田晃嗣氏が挨拶、同志社校友会副会長(セコム株式会社取締役会長)木村昌平氏が挨拶(吉田付記:「被災学生支援に1000人が協力」「校友会の組織などを見直し中」等について語られた。)などの来賓の方々が挨拶を述べました。また合唱団東京クローバークラブ(同志社グリークラブOB)による「同志社カレッジソング」「同志社大学歌」の合唱は我々参加者を学生時代の郷愁にと駆り立てました。

「第2部」は作家福本武久氏による「新島襄と八重~同志社の絆」は史実に基づいた具体的な講演、また芦屋学園中学校・高等学校校長大八木淳史氏の「同志社ラグビーを語る」の講演は、大八木氏のユーモアを交えた軽妙な話術に聴衆は魅せられました。(吉田付記:「同志社ラグビーの立て直しには知・徳・体全て又いずれかを備えている部員のバランスの良い構成が必要」等が語られた。)。

「第3部」では会食・懇親の中、「福島八重隊」のパーフォーマンス、抽選会、応援団によるチアーとのコラボレーションが行われ、盛りだくさんの企画で来場者を楽しませてくれました。4時間30分にわたる「春の集い」は17時30分頃終了しました。

今回は第一部の村田新学長の挨拶を誌上再録しましたが、この中に「同志社大学の現状と課題」が語られています。また東京クローバークラブによる「同志社大学歌」の重量感のあふれる素晴らしい合唱をお楽しみください。

村田新学長挨拶

<転機をむかえた同志社>

ただ今ご紹介いただきました同志社大学長村田でございます。本日は同志社校友会東京支部の「春の集い」がかくも盛大に開催されましたことを心からお喜び申し上げ、また先輩の皆様方が日頃から同志社の教育と研究にご協力、ご支援を賜っていることに心から御礼申し上げます。

さて先ほど支部長のご挨拶にありましたとおり、現在同志社は大きな転機を迎えています。6700人の学生が京田辺から今出川のキャンパスに移ってまいりました。良心館をはじめとして多くの建物が建てられまして、もし最近しばらく同志社の今出川キャンパスにお越しになっていないならばびっくりされるほどキャンパスの様子が変わっています。そして学生たちで賑わっています。6700人の学生があの比較的狭い今出川のキャンパスに戻ってきたわけですから、お昼休みになるとほとんど戦争状況になっています。同志社が田辺に移転してから多くの方々が昔お馴染みになっていた今井出川界隈の多くの飲食店がもうなくなっています。もう侘び助はございません。いもねぎ定食を食べることはできません。

そうした中で6700人の学生が帰ってきて嬉しいと同時にこの人たちが、快適で、質の高いキャンパスライフを送るためにはどうしたらよいのかしっかりと考えていかなければなりません。京田辺のキャンパスから6700人の学生が減ってしまったのです。あの広大なキャンパスから学生が6千数百人減る、しかも主として文系学部が今出川に移ってきていますので、単に学生の数が減ったのではなく、女子学生が著しく減ってきています。当然のことながら男女比が大きく変わってまいります。そのなかで京田辺キャンパスをどう活性化するか、また同志社のスポーツの多くは田辺で練習をしていますが、同志社のスポーツをどう活性化していくかということも大きな課題です。

私たちは同志社の名のとおり、志を一つにしなければなりません。文系は今出川、理系は京田辺と別々な大学になってしまっては困るのです。キャンパスが2つになっていても同志社は一つでなければなりません。そのためにはどんな仕組み、どんな工夫が考えられるかという非常に大きな課題を背負っての出発となりました。

 今出川には今年3月新たにグローバル地域文化学部ができまして、今同志社の学部の名を全部あげることは難しいことでございますが、同志社の学部の数は現在14学部となりました。学部の数だけでいうと日本大学、東海大学と並んで日本で2番目に多い大学となりました。皆様方が昔学んでいた6学部体制の同志社とすっかり違ってしまいました。この大きな同志社、この大きな同志社大学をグローバル化の波の中でどんどん前に進めていかなければいけないのは大きな課題です。私はこの4月に大学長に就任をさせていただきました。八田前学長が15年学長を務めたところですから、同志社大学は21世紀になって初めて学長が交代したわけです。何分未熟であります。大きな転換期に立っているそして非常に規模の大きくなった同志社大学を良い視点に向上させていくという重い課題を背負いながら一歩一歩前進してまいりますので、皆様のご協力ご尽力を心よりお願いします。

<同志社のクローバーの意味するもの>

アベノミクスは三本の矢ですが、私どもの同志社の徽章は3つのクローバーです。3つのクローバーが何を意味するのか知らない人はこの場にはおられないと思いますが、知、徳、体を表しています。このクローバーを別の3つの同志社の特徴と見ることができます。1つめは同志社が京都に位置するということです。これは大きな特徴です。いま日本中の大学生の4割が実に首都圏で勉強しています。大変な首都集中でございます。首都で学ぶ、あるいは暮らすメリットは非常に大きいと思いますが、他方、首都圏以外の価値観や首都圏以外の文化的観点からものが考えられるということは日本社会のためにとても重要なことです。とりわけ伝統と革新の共存する京都で青春時代を4年間あるいはそれ以上過ごすことはいかに有意義なことか同志社を卒業されて何年も経つ先輩方は特に痛感されていることと思います。私たちは京都に位置している、この特徴を最大限に重視しなければならない。われわれはミニ早稲田になっても、第2の慶応になっても意味がないのであって、京都にあるということを誇りに思わなければなりません。

 2点目に私どもは私学であるということです。我々は新島襄の明確な創立者の理念を持って、百数十年歩んできた私学だということです。同志社ができた頃の明治時代明治政府が和魂洋才で、西洋の技術や制度を模倣することで日本を近代化しようとしたときに、新島襄はそういう西洋の技術や制度の背景にある市民社会が活力を持たないと本当の近代化はできないと訴え、健全な市民を育成しようと同志社を創ったのです。今日ようやくグローバル市民と言われますけれども新島は百数十年先立ってこの国際社会の市民の役割を訴え続けてきました。こういう学校の枝に我々はつながっており、我々が私学であることは凛として京都大学や京都府立大学と違う伝統を持っていることに誇りを持たなければなりません。これが第2番目の特徴であります。

そして第3番目の特徴はキリスト教学の学校だということです。同志社は教職員や卒業生、あるいは学生にキリスト教の信仰を強いるものではありません。しかしながらキリスト教の伝統の中で我々の学校が運営されるのは非常に大きいと思います。

実は明治以来今日までの日本人口に占めるキリスト教徒の割合は僅か1%、コンスタントに1%です。そう言う意味でキリスト教の観点でものが考えられるのは社会の中でマイノリティの視点からものを考えることができ、これはたいへん大きな意義を持っています。ところが目を世界に向けてみると、世界人口に占めるキリスト教徒の数は実に22億人、世界で最大の宗派です。キリスト教的観点からものが考えられるということは、世界的にいうならば普遍的価値観につながる扉を開くことができるということです。マイノリティの視点と普遍的な価値観と両方を併せ持ってもらうことができる。私どもがキリスト教学の学校であるということは同じ京都にある他の私学とは毅然と違うということです。

<Let Doshisha be Doshisha>

京都、私学、キリスト教3つの特徴を組み合わせて同志社らしさを発揮しながら、前に進んでいきたい。Let Doshisha be Doshisha.同志社を同志社らしく有りたいと思います。

同じように三つ葉のクローバーは実は学生・生徒と教職員、とそして交友というふうに見立てることができます。同志社は学生・生徒を大切にする学校です。学生・生徒を中心にしながら教職員そして交友の先輩方、この3つが協力して同志社を同志社らしく21世紀を通じて一歩二歩と力強く前進できるように有りたいと思います。

<東京首都圏でもっと同志社のプレゼンスを高めよう>

最後に東京支部の集りなので申し上げますが、これも大きな課題ですが、同志社は創立138年目に入り、長い歴史を持っています。日本の3大私学の一つといわれ、多くの人材を輩出してきた大学でありますけれど、東京首都圏の知名度が低いのではないか、もっと同志社の存在というものが東京でも知られていて良いのではないかという意見を多くのOBの方々から耳にすることです。今後さらに首都圏、東京で同志社のプレゼンスを効果的に展開できるような様々な企画や工夫をしていきたいと思います。その際東京首都圏、関東にお住まいの先輩方のご協力を仰がないといけません。すでにいくつかの企画を考えています。聞きたいですか? これはまだ秘密でございます。まだ秘密でございますが、やがて様々な企画でご協力をお願いすることもあろうかと思います。

東京で、京都で、そして世界で通用する同志社でありたいと思いますので、引き続き皆様方のご協力を心よりお願い申し上げます。