8月31日(木)晴 安芸太田町上殿/道の駅 来夢とごうち
高梁1040⇨1135吹屋1250⇨1355帝釈峡1410⇨1800戸河内
0615起床。テントを畳んでテーブルでスープを飲む。0740~0810城下町を散策する。流れ下る用水路沿いの紺屋町から基督教会堂、寺町、武家屋敷の連なる石火矢町を回ってから山に向かう。城見橋Pから九十九折の細道を上がってふいご峠Pに0820に着く。此処から山道を歩いて上がり25分で備中松山城大手門跡に着く。山崖を利用した山城で、三の丸、二の丸と上がり、崖上の開かれた天守台に着く。これぞ本当の天空の城で、岩崖の上に建つ小ぶりな天守閣(¥300)に上がって眺望を楽しむ。残念ながら急な山容の為に城下町は見えない。時間があれば尾根沿いに続く大松山城址まで歩いてみたいものだ。10時にふいご峠に戻って、シャトルバスの運転手の承諾を得て町へ下る。1015寺町の「頼久寺」で小堀遠州作と伝わる枯山水の庭(¥300)を見学する。
高梁川沿いのR180で北上して、高倉から県道85で吹屋へ向かう。1h走って、山を幾つも越えた奥山にポッカリと紅色の家並みが現れた。1140吹屋ふるさと村に着く。江戸末期から明治にかけて紅殻(ベンガラ)で栄えたで、赤銅色の石州瓦とベンガラ色の外観の木造家屋が建ち並んでいる。同様の様式で建てられ、国内最古の木造校舎として 3年前まで使われていた旧吹屋小学校は改修中だった。緩い坂を歩いて町並みを散策する。離村によってだいぶ歯抜けになっているが、殆どの家はお土産屋だ。村を離れ、「ベンガラ館」を過ぎ、「八つ墓村」のロケ地となった「広兼邸」に着く。斜面に長大な石垣を築いて建てられた豪邸だ。
県道33 、R157を経て県道23を走って帝釈峡入口に着く。赤橋手前の帝釈川が削った河原の洞窟には石仏とたくさんの小石が積まれた「賽の河原」がある。石雲山の絶壁下の「永明寺」は「危険立ち入り禁止」の立て札でフェンスに囲まれていた。
県道23 ・443・61で三次を過ぎて、江の川沿いの県道64を走る。安芸高田の道の駅で一休み。北広島町を過ぎて、県道374・40 、R433・186を経て戸河内の「道の駅 来夢とごうち」に18時に着く。道の駅向かいの屋台のテーブルでスーパーで買って来た食材(¥1154)で夕食自炊。裏のJAの産直市場のテント下にテントを張って2215就寝。私が屋根下にテントを張るのは朝露を避けるためだ。
走行距離225km、給油3.4ℓ(¥418)て
9月01日(金)晴 小野田帰宅
戸河内0545⇨0930小野田
0515起床。R186を走って吉和を過ぎ、R434で周南市に出て、R2で西行して0930自宅に戻る。
一休みして午後から下関海事事務所へ行き、船籍証の継続申請書類をいただく。継続なのに新申請と全く変わらない書類が必要で、本当にお役所仕事だ。
走行距離174km、給油3.5ℓ(¥438)
総括
旅程:35日(北海道:29日、舞鶴往復:6日)、走行距離:6,349km
費用:¥164,693