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昨今の葬儀ーⅡ

2020-06-05 15:37:00 | 雑談

最近、葬儀の現場も変化をみせています、以前から葬儀の規模の縮小化がありました、これは当たり前にしての事であり亡くなる人が高齢になれば親族も減り参列される人も減り規模が小さくなるのです。
でも最近はコロナウイルスの渦中で葬儀の小規模化が急速に進み参列者の数が以前よりいっそう少なくなりました、これには葬儀社側もコロナ対策をしなければならないし小規模化に対する策もなかなか難しくなっています。
このような状況の中で葬儀を行わない方達も目立ってきています、この様な方達は亡くなられた方に対してどの様に想っているのでしょうか?
葬儀はどの様な形であれその後の故人に対しての供養はどの様にされているのか心配です、宗教にとらわれず故人(先祖)に対して自分達の納得のいく形で無理をしないで供養をしてくれればいいのですが・・・
最近ではスマートフォンが普及しインターネットでの葬儀の紹介サイトが流行っています、どこへ電話をしていいかわからない、葬儀社の電話番号がわからない、葬儀費用わ抑えたいなどわからない事などがあればスマートフォンでその場で調べればインターネットの紹介サイトにつながるようです。
紹介サイトもビジネスですから仕方ないとは思うのですが電話での会話で葬儀の内容を決めてしまうのは無理があると思います。
親族・身内が亡くなり、その亡くなられた方の葬儀と言うのはたいへん重要でたいそうな事の内容を電話で決め登録業社に紹介をして葬儀全体を任せる事で遺族は満足した葬儀になるのでしょうか。
そのプランには数種類ありもっともらしく聞こえの良い名前が付けられています、葬儀に関して何もわからないお客様が電話でそれらしく勧められれば内容を把握出来ないままに決めてしまうと思います。
紹介をされた業社の担当者も葬儀の説明を詳しくしないまま紹介をされた内容だけの説明で事を進めるパターンが多いようです、このようなケースで遺族の方は本当に満足しているのでしょうか、故人に対しての気持ちが癒されているのでしょうか。
私の経験では半数以上の方がプランの変更をされました、と言うことは大まか半数以上の方が思っていた葬儀ではなかったのではないでしょうか。
それに最近では故人を送るのに霊柩自動車を使わずに寝台自動車を使って送っているのが目立って来ています、葬儀が終わり最後に故人を火葬場へ送るのは霊柩自動車なのです、葬儀を作業として行えば遺体を運ぶのが目的となります、言葉を変えればを運ぶ作業でしかありません。
葬儀は作業ではありません!故人の魂(霊)を安住の地へ送る最初で最大の儀式(セレモニー)であり身内を亡くされた遺族はたいへん大きなショックを受けています、その大きなショックを和らげる為の葬儀(セレモニー)でもあるのです、作業で行っていいわけがありません。
寝台自動車は病院などに亡くなられた方をお迎えに行くように作られています、霊柩自動車は亡くなられた方の体を運ぶだけでなく亡くなられた方の魂(霊)も一緒なのです、だから霊柩自動車なのです。
葬儀を担当する方は遺族の気持ちを聞き遺族が望んでいて遺族が満足するお世話をして頂きたい、そして葬儀とは何かを考えて頂き葬儀の本質を学んで頂きたいと思います。

専業社さん集客営業をしなくては!

2019-11-22 10:24:32 | 葬儀
葬儀業界では大きく分けて互助会と専業社があります、互助会とは簡単に言えば毎月掛金をして葬儀本体を安く出来るシステムで専業社は主に葬儀だけに携わっている会社です。
一番に考え考え昨今の葬儀は高齢化と少子化や核家族化により葬儀の規模が非常に小規模になり家族葬が当たり前になり香典も辞退すると言うのが当然のようになっていますので売り上げも下がり業社としては非常に厳しい状況になっています。
互助会はそのような状況の中で会員の入会のため日々営業活動をして、葬儀現場では目新しい事や社員研修などをしてそれなりの企業努力をしていますが一方の専業社の方は昔から営業テリトリー範囲の葬儀の依頼を待っているだけの状況がほとんどです。
今の時代、同業他社が増えてきていますので近隣に葬儀会館ができれば葬儀件数が落ちてきているのが現状でそれでも待ちの姿勢は変わっていません。
現に私が以前に新しく会館を建てたので手伝って欲しいと依頼があり新しい会館の立ち上げ手伝いをして、現状月に30数件の施行をしていたのが60数件にまで業績を伸ばした業者が先日倒産をしました、その要因は大きく分けてまず

  ・60件を迎えたピーク時にアドバイスをしましたが経営者も従業員もアグラをかいてしまったこと
  ・葬儀事情が変化してきているのにかたくなに価格や内容を変えなかった事
  ・従業員の行儀やマナーの悪さ
  ・葬儀の基本的な知識や意識の低さ

などが主だった原因ですが、それと大事なエンドユーザーに対しての営業活動を何もしていなかったと言うのも大きな原因です。
これからの時代は葬儀業界だけではないとは思いますがまずお客様の事を考えエンドユーザーに対して集客営業をしていかないと現状維持も難しいでしょう。

私は今まで新しい会館の立ち上げをしてきましたが一番大切な事は集客営業です、もちろんお客様のお世話をする業務営業も大切ですが依頼があった葬儀のお世話をするスタッフはいますが集客営業ができるスタッフはなかなか居ないのが現状です。
私は現在お手伝いをしていますがオーナーに説明をしても集客営業をしないで会館の建て替えを考えています、会館を建ててもお客様が来なければ負債ができるだけです。

わたし本来の立ち上げや集客営業がやりたいです‼️

最近の葬儀社

2019-08-05 20:53:07 | 葬儀
最近、知っている過去に縁のあった葬儀会館が売りに出している、2件も。
そのうちの一件は平成の初め頃に会館を建てた個人業者さんで私が住んでいた地元の業者さんで会館を建てたので手伝ってほしいと依頼があり手伝わせていただきました。
それまで平均、月に30件ぐらいの施行をしていた業者さんですが会館を建ててからみんな頑張って月に60件まで業績が伸びました、そこまでは良かったのですが短期間で(約一年半)業績が伸びたので従業員があぐらをかいてしまい社長までがテングになってしまい私が、今気を引き締めて行かないと将来に件数が減っていきますよ❗️っていくら言っても聞かないので私は辞めました、他にも色々とありましたが。
それから色々とありましたが先月の施行件数を聞くと、なんと‼️6件です、それも3件は今流行りの家族葬で小さな規模の葬儀で後の3件は俗に言う直葬(直送)だったそうです、よくぞここまで業績が落ちたものです。
この業者さんだけでなく他にも同じ様に施行件数がジワジワと落ちてきている葬儀社が有ります、そこには共通点があります。
自慢では無いですが私は今までゼロから立ち上げてきた会館で失敗をした事がありません、それなりに件数を伸ばし安定させてきました。
キツイ言葉ですがほとんどが口では「お客様が喜んでもらうお世話をして・・・」とか「お客様に満足してもらう葬儀を・・・」など綺麗ごとを並べていますが本音になるとまず一番に利益追求で業者さん(生花・料理)などを締め付け自分だけの利益を上げています。
生花や料理は質を下げればお客様には分かりますので満足はありません、生花や料理一つを見れば何千円か何万円ですがお客様はその葬儀には数十万円か何百万円の大金を使っているのです、なのに業者さんは葬儀に対する金銭感覚が麻痺しているみたいです。
すなわち花屋さんも料理屋さんも仕入れ業者さんもみんなが順当な利益を上げてみんなが○にならないとお客様に良いものを提供することができないですのでお客様に満足はありません、各業者さんに順当な利益を上げてもらっても葬儀社にももちろん利益はあります。
一つの施行から微々たる利益を上げるより施行件数を増やす事に知恵を絞り努力をして力を入れて頑張らないとジワジワと施行件数が落ちて最終的には会館を手放す事になります。
これからも会館を手放す葬儀社さんが出てくるでしょうね、会館を手放すと言う事は廃業、すなわち会社が無くなると言う事です。
過去の栄光は捨てましょう、過去は済んだ事です、大切なのは今現在から先です、意識改革をして本心からまずお客様の事を考えて本当に満足して頂ける葬儀のお世話をしましょう、知恵を絞って頑張りましょう。

相場が崩れている

2018-05-06 17:07:27 | 葬儀
前回の投稿で書いた様に最近は金額が崩れすぎている、と言うか相場が解っっていないのでしょう。
葬儀にはそれぞれ業社によってそれなりの定価設定はしていると思いますが基準が無いのが現状です。
それでも以前はそれなりの相場と言うものがありましたが最近は売り上げ重視で相場が無くなっています、自由競争になったのも原因の一つだと思います。
その他にも感じるのが現場でお客様に対応する従業員の質の低下も有ると思います、会社自体が人材教育をせずにマニュアル化を進めてシステムと仕事の流れなどを教えただけで葬儀の現場へ出しカタログでの見積もりで売り上げ重視の打ち合わせでご当家の気持や考え、想いなど考える事も無しにパターン化された業社オンリーの打ち合わせになっています。
最近よく聞くひどいのは見積もりではそれなりの金額で請求書では見積もり金額の3倍、4倍を請求している業社が増えてきているようですが、なんの為の見積もりですか⁉️私には理解できません。
現場担当者が葬儀の本質を理解していないのはお客様に対して失礼だと思いますし、大切なお身内を亡くされたご遺族には人生の歴史に残る葬儀なのでそんなマニュアル化して品物を売るだけの様な葬儀では失礼過ぎます。
全ての担当者では無いですが葬儀に携わる者としては最低限、葬儀の本質を勉強してほしいです。
普段は考えたく無い葬儀ですが、必ずいつかは死が訪れるのは現実ですので葬儀を身近に感じた時は事前に相談をされたりして多少でも知識を持って欲しいです、そうすれば業者の言いなりにならずに少しでも皆さんの想う葬儀に近付けます。
私の知り合いのお寺様に互助会の会社のシステムを少しお話しをしただけで檀家様の葬儀の打ち合わせに呼ばれて同席をされて担当者の方に説明を求めただけで数十万円金額が下がったそうです。(業社には煙たがられると思いますが( ◠‿◠ )
皆さん知識を持って下さい。
では今回はこの辺にしておきます。

最近の葬儀価格は異常❓

2018-03-12 12:49:17 | 葬儀
私は40年ほど葬儀の仕事に携わっていますが、最近お客様から色々とお聞きするお声が「葬儀後の請求金額が納得できない」と言うお声が多々あります。
私も先日お寺様からのご紹介で身寄りの無い81歳の女性の方で、帰る家も無いので病院からお寺に直接ご安置させて頂きました。
葬祭補助の範囲でとお聞きしていたのですが、亡くなられた方の貯金が補助金程度あったので結局は補助金は無しで亡くなられた方の貯金でまかなうことになり、私の方は夜中の寝台自動車からお棺やお供えの生花など祭壇こそ無かったですが火葬場への霊柩自動車まで必要なものは用意させていただききました。
結果お寺様のお布施と私の方の総額で二十数万円でしたけど、その金額を聞かれた後見人の方は「これだけの金額でできるんですか⁉️ 今までのはなんだったんですか⁉️」と驚かれていました。
お話を聞くと、同じようなパターンで5、60万は支払ってたの事で私が驚きました、その他でも自宅でお棺と小ぶりの生花が1対だけで60数万円とか、ある会館でお棺と生花1対だけで70数万円だったとか最近よく聞きますが、この内容でこの金額はありえないでしょ❗️
葬儀には定価が無いにしてもそれなりの相場はあるものです、私が特別に価格を落としてるわけではありませんし、特に葬祭補助の場合は役所が決めている内容があり、補助金以外に金額を請求してはいけないとなっています、決められた内容は随分以前に決められた内容ですので全くその通りにはならないとは思いますがあまりにもひど過ぎる金額です。
最近の葬儀業社は売り上げばかりで葬儀の基本も理解していないみたいで情けなく思います、全部ではなくちゃんと業務をされている業社もありますが、葬祭業社全体がもっと自分たちの役割は何か?と考えて欲しいのと、人材教育をもっとすすめてほしいです、このままだと葬儀は無くなって行くでしょう。
必要なものは必要で要らないものは省きお客様が納得できる費用でお客様の葬儀を組み立てて、お手伝いをさせて頂きお客様に喜んで頂ける葬儀を心がけて欲しいです。
最近あまりにも耳にするのでちょっと書かせて頂きました。