燈子の部屋

さまざまなことをシリアスかつコミカルかつエッセイ風に(?)綴る独り言的日記サイトです

謹賀新年

2022-01-04 16:36:49 | 日々つれづれ
 あけましておめでとうございます
 今年もどうぞよろしくお願いいたします

 * * *

 新年の挨拶を書こうか書くまいか、実はちょっと迷っていました。
 というのは、今更ですが、これがウェブログではなく日記だからで、日記なら日記としての書き方を貫くべきかなあ、などと。
 だって、ちっともめでたい気分じゃない方もいらっしゃるかもしれませんし。
 まあ、でも、公開日記にアクセスするということは、そういったリスクをご了承いただけているものとして、今年も書いていこうと思います、ええ。
 だって、地球が律儀にきちんと自転を続けているのは、人智を超えて、やっぱりおめでたいことですからね。
 (あ、そこのあなた、心配しなくても大丈夫ですよ、わが家はノンポリかつ無宗教ですからね。)

 * * *

 などと書いたのは、昨年のお正月にちょっとやらかしてしまったからで……。
 ここ数年、わが家は、よく言えば、年が明けてからゆったりした気持ちで年賀状を書くようになりつつあり、ありていに言えば、年賀状じまい、というか、先方から届いてから出すようになってしまっている。
 昨年もそうしていたわけだが、私宛の中に、毎年必ず元旦に届いていた友人Yからのものがなくて、気掛かりではあったのだけど、私はその前年にぶっ倒れていたので、迷いつつも出すことにしたのだ。
 すると、数日して、友人Yから寒中見舞いが届いた。
 なんと、かわいそうなことに、年の瀬に長年家族同然だった飼い猫2匹が立て続けに旅立ってしまい、年賀状を出せなかったとあったのだ。
 こういう場合に使うらしい「虹の橋を渡る」という表現をネット以外で見たのは初めてだった。
 うわあぁ、そうだったのか、そりゃ悪いことしたなあ──と後悔したことはいうまでもない。
 私はLINEをしていないし、筆不精だったので、彼女の事情を知ることができなかったし、彼女は彼女で、私から元旦に届くとは予想しなかったろう。
 大人な彼女は年賀状が届いて嬉しいと書いてくれたけど、どうにも無作法なのは私なので、しばらく考え込んでしまった。
 うん、やっぱりね、普段しないことを急に始めるもんじゃないのよね、きっと。
 あとから言っても仕方ないけど、せめて例年通りにしておけば、元旦から彼女に辛いことを思い出させずに済んだろうに……ともんもん。
 それ以来、普段は近況のやり取りをしていないという微妙な間柄の年賀状って、配慮が必要だよなあ、でも普段から連絡し合ってないと難しいよなあなどと思ったりしつつ、やっぱり今年も年が明けてからの平らかな気持ちで賀状を書いたのだった。

 * * *

 今年が素晴らしい一年でありますように



2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
とほ家は (とほ)
2022-01-06 05:39:29
例年は年末ギリギリに出すのに、今年は正月に届いた年賀状を見ながら、書きました。

今年もよろしくお願いします。
Unknown (燈子)
2022-01-06 13:57:35
とほさん、こちらこそ今年もよろしくお願いします。

頂いた年賀状を見ながら書いても、
返信ぽい文面にはならないように気をつけないとです(←なりかけて焦ったヒト)

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