母、呪いが解ける?

 先日、二週間ぶりに母を訪ねると、立ったり座ったりという加重動作が難なくできるようになり、シルバーカーを押しながら歩けるまでに回復していた。
 事前にケアマネから知らされていたとはいえ、予想以上によくなっていてびっくりした。
 先月の付き添いの時には便座に腰かけるにも介助が必要だったのに、いったいどうしたのだか。
 ひと月半以上も続いていた痛みがこれほど速やかになくなるなんて、不思議でならない。
 これならMRI検査を取り消してもいいような気がしたものの、またぶり返すことも考えられるので、予約通りに受けさせた。
 結果については、その日は主治医にオペが入っていたので、来月の骨密度検査の後にまとめて伺うことにした。

 3日前に訪ねた時も、母の調子はとてもよく、ともすればシルバーカーを使わずに歩こうとするほどだった。
 確かに、何もつかまらずに歩けることは歩けるのだけど、転倒の危険性は依然として付きまとっているので、母のためばかりでなく、職員を不安にさせないためにも、歩行時にはシルバーカーを使ってもらわないと困る。
 幸い、母は意固地になるわけでもなく、素直に聞いてくれたのでホッとした。
 母を見ていると、私も素直でいるよう心掛けたいとつくづく思う。

 それにしても──。

 なんだかこのまま原因不明で終わりそうな気がする。
 まあ、痛みが消えて歩けるようになったのだから、今はそれでよしとしなければなあ。
 こういう場合、信心深い人なら、ご先祖様のおかげとか、神様のおかげとか、大いなる存在に感謝の気持ちを抱くのだろうけど……(私は不信心者だ)
 よくわからないことは、そういうことにしておく、というのも生きるための知恵だけども。
 ただ、わかっているのは、母が頑張ったことと、それを職員たちが支えてくれているということ。
 本当に、ありがたい。


コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )
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コメント
 
 
 
まさに (とほ)
2017-05-22 06:47:34
母もそうですが、これから長い人は原因を追究して再発を防止するのも大切ですが、
そうでもない人は、治ればラッキーで、再発したらまたその時に考えるほうが良いように思います。
そして、再発しても「あの時、原因を追究しておけば」なんて後悔しないこと。
原因を追究する時間よりも、一時的にでも治ったあとの時間を楽しむのもひとつの良い方法だと思います。
 
 
 
Re:まさに (燈子)
2017-05-23 16:48:07
 同感です。
 高齢になると、若い頃よりもQOLがますます大切に思えます。
 通院そのものがストレスになるので、痛みが解消した今は、必要最低限の検査だけを受けさせるつもりでいます。
 また何かあれば、やっぱり後悔するかもしれませんが、とりあえず今は、母が機嫌よく暮らせることが大事なので、あまり考え過ぎないようにしようと思います。


 
 
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