明るいときに見えないものが暗闇では見える。

映画を消費モノにさせないための咀嚼用ブログ。自己満足風。
それと苦手な文章の練習用。

【ナンバー23】 変なジム希望

2009年02月06日 | 映画


【ネタバレ注意】

23という数字が特別な(または不吉な)意味を持つという思想、いわゆる「23エニグマ」をベースに展開されるサスペンス。

いまいち「23」という数字へのこじ付けが鼻について楽しめなかった。
途中から意味深さも薄れてしまい退屈に。しかも○○オチ系の映画(「メメント」「シークレット・ウィンドウ」とか!)であることにに途中で予想がついてしまったため、それ以降はオチへのランディング方法を確かめるための惰性観賞となってしまった。

こういうの観慣れちゃってる人、もしくは読みなれちゃってる人には、「ああ、また」的な映画。そうでもない人には、とてつもなくよくできたストーリーに思えるかも。

残念ながらボクは観慣れてしまっている側であるが、全般的にはそれでもまま合格点というレベル。 ただしもっと不条理に終わるほうが好みではある。やはりハリウッド的には不条理映画はなかなか作れないのだろう。

23という数字は13や17に同じく、古代より様々な神秘的な話や研究がある。そちらを今からググッて小一時間ほど眺めてみるほうがずっと面白いと思われ。
それに「23」って1を除くもっとも小さい偶数(2)と奇数(3)の組み合わせなんだから、だいたいどんな数字もこじつけられるわな。・・・なんて言ってしまうと元も子もないw

んでもジム・キャリーもいろいろジタバタやってみるけど、やっぱり「変な人」役が面白いって思う。戻ってきてようジム。

数字遊びが好きな人、もしくはまったく嫌いな人へ。 


評価:★★★☆☆


にほんブログ村 映画ブログ 映画評論・レビューへ 
↑ブログランキング参加中です。ポチッとご協力お願いします。




最新の画像もっと見る

コメントを投稿