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横浜物語

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LFJ「熱狂の日」鍵盤男子登場

2012-05-05 16:37:52 | LEGEND
五月に入ったというのに五月晴れという言葉が
空しく感じるくらい曇りや雨の日々。

そんなうっとうしさを一掃した今日の「こどもの日」
丸の内一帯で行われているラ・フォル・ジュルネに
鍵盤男子が登場です。


ブログからお借りしました。

11時半くらいに会場に着いた時にはまだ椅子席の30席
位しか人が居なかったのに開演までの30分の間にあれよあれよと
人が増え最終的には100人近い人。
LFJは沢山のコンサートがエリア一帯で行われているので
プログラムを眺めて開演ギリギリに興味のある演目に来られる
通の方が多いようですね。
今日は何時も見かけるファンの方よりも初めて鍵盤男子を
見られた方のほうが多いのではないかしら?

12時丁度いつもの燕尾服とは違う大変ラフなお洋服で2人が登場。
健ちゃんは白のYシャツにタータンチェックのベスト黒の細身の
パンツ、匡ちゃんは柔らかいシルクのような布地の柄のシャツに
トレードマークのサリエルパンツ、2人の若さが光ります。

展覧会の絵(ムソルグスキー)
仮面舞踏会(ハチャトゥリアン)

MCもなく弾き始めた2曲は誰にも耳なじみの曲。次の大作に向かう前の
指鳴らしだったのでしょうか?

今回はロシアの祭典、幕開けにはピッタリの選曲です。

ここで健ちゃんがマイクを持ち
「お日柄も良く、天気も晴れ、こどもの日という大事な日に
こんな僕達の為に大勢の方が来てくださって有難うございます。
僕達も早く終わってウィーン少年合唱団を見に行こうかと
思っていました」
実は同じ時間に先日LEGENDが歌った丸ビルの舞台でウィーン
少年合唱団が演奏を行っていました。
鍵盤男子のライバルはウィーン少年合唱団だったのです(笑)

そしてMCはまだまだ続きます。
「今回ロシアの祭典と聴いた時にパッと頭に浮かんだのが
『春の祭典』の曲でした、時期も春ですしぴったりではないかと。
今回、沢山の演奏会が開かれていますがこの曲が多分一番難しい
と思います。その難曲を弾くことが出来てとても嬉しいです。」

春の祭典
実際に演奏すれば34分かかると言われているこの曲。
変拍子の連続に難解な曲の一つに数えられ有名な指揮者でも
曲の進行を見誤ったというエピソードが残っているくらい、
しかも連弾に編曲しなおし短いバージョンにまとめて
2人は見事に弾きこなした。
終了と同時に後ろのほうから数人の男性の声で「ブラボー」

お2人、息もピッタリに見事でしたよ

初めてこの曲を2人が弾いたのはもう3年くらい前になるでしょうか?
第一回目のデュオコンサートの日でした、あの時は終了と同時に健ちゃんが
過呼吸の症状を起こしたくらい難しい曲だったのですがすっかり自分達の
ものにして今日は安心して聴いていられました。

ここで次は匡ちゃんがマイクを持ち「激しい曲を聴いて頂きましたので
次はお口直しにデザートを・・・・」
「そうだね、赤ワインの似合うロシアのビーフストロノガフの
ような曲だったからデザートはフランスのスィーツを」と健ちゃん

白鳥(サンサーンス)
比較的力強い曲の多い鍵盤男子ですが珍しくこの曲は優しい
静かな旋律で観客を夢の世界に連れて行ってくれます。

このお2人見かけは優しそうな健ちゃんが顔に似合わず力強い
タッチで弾き匡ちゃんが優しい音色を奏でますね。

ウィリアム・テル序曲(ロッシーニ)
クラシックの中でも誰しもが知っているこの曲、実際には
序曲の中の第4部スイス軍隊の行進(終曲)なのですが
私達のすぐ目の前に座っていた5~6歳のお嬢ちゃんと坊ちゃん
騒ぐわけでもなく大人しく聴いていたのですが春の祭典などはやはり
退屈そうで右を見たり左を見たり、所がこの曲が始まった途端
2人とも踊るようにリズムを取り始めました。
きっと運動会の入場か何かで聞き覚えの有るメロディーだったのでしょう。
とっても可愛らしかったです。

LFJには「0歳から聴けるクラシック」という名目が入っています。
まさにこの曲はそんな主旨にピッタリでした。

やくざなガウチョ(ヒナステラ)
鍵盤男子のラストナンバーはいつもこの曲。
大勢のお客様の拍手に気を良くしたのか力の入った演奏で
健ちゃんはグリッサンドの時に爪でも傷めたのか終わったときに
自分の指を眺めていましたね。

終了と同時に沢山の拍手、2人は深々と頭を下げしばらくそのまま。
会場のお客様の印象もとても良かったのでしょう。2人が舞台を
降りても拍手が鳴り止みません。
LFJはアンコールがありませんので終了と同時に普通はお客様も
会場を後にされるのですが今日ばかりは誰もその場を離れません。
再度、2人が登場。

「又、コンサートでお目にかかりましょう」
大きな声でそう言うと大きく手を振って退場して行きました。

5月の空のように爽やかなコンサート。
鍵盤男子、又一歩階段を上がりましたね。







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1 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

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Unknown (kumi)
2012-05-21 13:42:53
レポ読ませて頂いてありがとうございました
コンサート大成功ですね
本当に、二人のピアノの奏で方は違いますね。
LEGENDコンサートでも、もう少し聴きたい気持ちでいっぱいでした
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