福山雅治の写真展

六本木ヒルズで行われている福山雅治の写真展に行ってきた。
駅を乗り過ごして六本木1丁目で降りて歩いて行ったが、意外と近かった。

構成はプロの写真家が福山を撮った写真、植田正治の写真、福山が撮った写真の3部構成になっている。
1部はハービー山口とか植田正治など、過去のジャケット写真とかが多かった。
どれも良い写真で満足。
ハービー山口の写真のなかにはライカ・ライブ・ライフに入っていた写真もあって、生プリントが見れて嬉しかった。

2部は植田正治の写真が中心。
砂丘の写真とか代表的な写真が並んでいた。
砂丘をスタジオとして使っていたんだなあと感じた。考え方によってはとても贅沢な気がする。

3部は福山が世界中を回って撮った写真。
全てモノクロで、ライカと645で撮られている。
素直に気に入ったものを撮ったという感じ。けっこう上手いと思う。
ただプロの写真を見た後なのでかすんで見える。
福山の写真を始めに持ってきたほうが良かったんじゃないかと思った。

出口で写真集が売っていたので買った。
5000円と高かったが。
隣に植田正治の写真集も売っていたので迷ったがこっちにした。
紙はちょっとざらっとした紙を使っていて印刷もかなり良い。
展示を見るより写真集で見たほうが良いかもしれない。
ブックデザインを坂川栄治さんという人がやっているが、知り合いに聞いたら有名な人らしい。
確かに構成が良いのでなるほどと思った。

隣で現代芸術の展示もしていたので見に行った。
スローや早送りを多用した映像だった。
人が水の中に飛び込む様子をスローにしたり、燃えてるところをスローにしたり。
人が笑っているところをスローにしているものがあった。
凄く高画質で、1分の映像を80分に伸ばしているのでほとんど静止画に見えるが、よく見ると動いている。
超高画質な映像が動くというのは不気味だ。
アイデアは面白いけど、難しくてよくわからない。

展望台にいくと夜景がとてもきれいだった。
カメラは持っていかなかったので携帯で撮った。
BMWの展示の前で何か配っているのでもらった。
意外と重いので何かと思ったらフィラデルフィアのクリームチーズだった。
ただで配るなんて太っ腹だな。