公務員定年65歳に~段階的に引き上げ検討~
政府は国と地方の公務員の定年を同時期に引き上げる方向で検討に入りました。現在の定年は原則60歳で、複数年かけて段階的に65歳まで引き上げる案を軸に調整に入っています。2018年の通常国会への法案提出を目指しています。しかし、総人件費の抑制策や、職場の高齢化を防ぐため新人の確保も含めた定員面の工夫など課題は多く、法案提出が2018年の通常国会までにできるか、難しい面も考えられます。
働き方改革の一環で、高年層の活躍を促すと共に、民間企業への波及や「生涯現役社会」への環境整備を狙っています。実現には国家公務員法の改正、地方公務員の場合は各自治体で定年を記した条例の改正も必要になってきます。
定年が「65歳」に引き上げられとしても、退職公務員連盟にたくさんの方に加入していただきたいです。