太気拳至誠塾Tokyo&Osaka

太気拳は力学 生きた感動を伝えたい!
根源力の爆発を感じた瞬間 全身が拳となっている自分に気づく。

「気」の力

2015年11月25日 06時56分12秒 | 至誠塾

気の養成

太気拳で最も重要なものに「気」がある。  「気」なくして太気拳はない と言える程、気は 大切なものである。
しかし、気といっても 決して難しいものではなく、気は強弱の差はあるが 誰もがそなえているものである。
武術を志す者は これを鍛錬し、強くするということは勿論であり、さらに進んで、気という力が 相手と触れ合った瞬間に、常に十分発揮される ということが重要である。


練習をいくら積んでも相手と立ち会ったときに、気の力が外に出てこなければ意味はない。

では、どのようにすれば  相手と向かい会った時に 気の力を十分発揮できるかというと、その方法はないのである。
しかし、立禅という太気拳が行う方法によって養成はできる。・・・・・・中略・・・・・・・
この禅を組めば、神経は静まり、とぎすまされ、呼吸の鍛錬にもなる。じっと禅を組んで立っていると、最初はいろんなことが頭に浮かんでくる。
そのうち手・足・腰が疲れ痛くなると、頭で考えていたことが痛みの方へと集中し、何も考えられなくなる。
足が痛ければ、足にばかり神経はとらわれ、手、腰は自分の感覚から分離するといった具合である。
こうして長年続けると、すっきりした立禅が組めるようになる。すると気は知らぬ間に養成されているものなのである。

・・・・・中略・・・
王向斉先生は 「あなたに気の力を何百回説明してもわからない。それは自分の力でしか得られないものだ。」と おっしゃるだけであった。
私も今弟子に同じことを言っているのである。


このように、気は 立禅の稽古によってしか養成できず、教えられてすぐ会得できるものでないところに、その貴重さがあるのかもしれない。
以上のように、気は 言葉で説明することは ほとんど不可能である。

そこで、コマを例にとり、気というものの感じをつかんでいただくための 説明をする。
「気は一心に回転しているコマみたいなものだ。回転が速いコマは、傍から見れば静かに立っているように見える。
しかし、何かがそのコマに触れた瞬間に、激しくはじきとばされる。 何かが触れなければ、外観的にはこのコマの威力はわからない。 


本当に「気」を発揮できる武術家は、回転しているコマみたいな威力がある。
相手と立ち会うとき、一見静かに立っているように見えるが、相手が攻撃し、前に出て相手と接触する瞬間、「気」の力が発揮される。」


実戦中国拳法太気拳 澤井健一著より抜粋  

 

 

腰痛などの事故を起こさないためにも、立禅はきちんとした指導者の下で 行うようにすることが大事です。

慣れてくると、非常に気持ちの良いものです。

 

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