ちびもかの裏庭(乳がんとかヘルニアとか痔とか)

腰椎椎間板ヘルニアを手術。
その後、乳がん発覚。
非浸潤性乳がんの全摘&自家組織で同時再建。
痔の手術も経験。

入院2日目その2

2016-03-31 13:51:12 | 乳がん手術と同時再建
処置室でベッドに横になり、切り取る下腹部を医師がチェック。
がっつり腹の肉を掴みまくり(笑)
「あれ?あんまりお肉無いね~」
…いやいや、すげー出てるし。また上手い事言って~。
「いや、皆さんもっといっぱいお肉ついてますよ。」
この場合、喜ぶべきか残念がるべきかよく分からん。
もっとも、この術式という時点で、痩せてて腹部に脂肪が少ない人はできないハズなので、私は十分お肉があるという事です。

で、丁寧にマジックでデザイン書いていく。先生、超真剣な顔です。
お腹も細かくマーキングして、区割りした所一つ一つにレーザー?を当て、血流を計測。医師2人の共同作業。もう1人の先生は…あら!センチネルで乳輪に注射した先生なのね。

なにやら血流量が多い箇所を見つけると「お~!いいね~!」と嬉しそうに言われる。…よう分からんが有り難うゴザイマス(^_^;)

レーザー計測後、これだという血管付近に別の機器を当て音を聞く。
ザーンザーンザーン…
あぁ、素人でも分かる。勢いよく血が流れてるなぁ。

2人の先生は納得の顔。バッチリ計測終了し、胸の方も真剣にマーキング。
ここでちゃんと書いておかないと、仕上がりに差が出るって事かな?

そんなこんなでお絵描き終了。
これで就寝して、朝目覚めたらもう手術当日という訳です。

お絵描きされた画像。
載せますが、お見苦しいので見たくない人はここまでにして下さいね。





コチラ↓
ね?マジックでカキカキφ(._.)メモメモ

腹の肉すげーとか、そういうツッコミ無しでお願いしますね。

ぼちぼち画像貼っていきますが、何故見苦しいと分かってて貼り付けるか?
いちお理由を述べさせて下さい。

私自身が再建について調べ始めたところ、同時再建について経験者さんの情報が少ないと感じたのです。

更に、シリコンで再建の方の情報はあっても、自家組織で同時再建となるとますます情報が少なかった。

医師が見せてくれる施術写真って、おそらく「良い仕上がりのもの」だと思うんです。
そうじゃなく、もっと患者目線のリアルな事を知りたいと思った。

てな訳で、非常に生々しくて恐縮ですが、できるだけ私が経験した事を、そのまんま記しておこうと思いました。

個人差あれど、多少はどなたかのお役に立てれば幸いです。

見たくない人はスルーでね。
本当は別ウィンドウで画像開ければいいんだけど、PC音痴の為、やり方がわからんっす(T_T)


入院初日・2日目

2016-03-30 15:33:06 | 乳がん手術と同時再建
入院初日は、特にこれといった事はなかった。

麻酔科医に、私が「覚醒後の吐き気が強く出るだろうこと。」「痛みより吐き気を抑えて欲しい事」を強く訴えたくらいかな。

あっっ!そうそう、入院したこの日に、看護師さんと共に病室で試着してサイズ確認してから、売店で「腹帯」「ブレストケアブラ(胸帯的なブラ)」を購入させられました

なんだよ、事前に用意する事なかったというオチ。

なんでも以前は入院前に外来で説明して準備してもらってたそうですが、諸事情により入院後に買って貰う事になったそうな。

で、入院2日目。

センチネルリンパ生検です。

この検査、多くの方が「一番痛い検査」と言ったり、看護師さんから言われたりと、受ける人はビビリものの検査らしい。

何が痛いか?それは

「乳輪のトコに注射針を刺す」これが悶絶らしい。

・・・ふーん。私、聞いてもあんましビビらんかったんです。だって一瞬で終わりそうだし。

同じ検査を受ける、他の2人の患者さんと一緒に移動。1人ずつ検査です。

1・仰向けに寝て 2・医師が乳輪とこに注射 3・刺した所にマジックで印をつけ 4・2時間程、時間をおいてCT

こんな流れだったかと。

注射したのはラジオアイソトープだと思う。微弱な放射性物質でセンチネルリンパ節の位置を確認するらしいが、説明聞いてもイマイチよくわからん。

肝心の痛みですが、私はそんなに言う程の痛みと思わなかったです。

前の病院でやった「小さい板で胸の先端を挟まれたマンモグラフィー」の方が、時間も長かったし痛かった。

確かに乳輪の所に針入れた時は、一瞬「いででっ」となったが、すぐ終わったし。


手術前日のこの日は、普通に夕食も出た。21時以降は絶食と言われた。

夕食も終わり、まったりしてる頃に形成外科の医師が登場。主治医の女医さんでなく初めてお会いする男性医師。

計測とデザイン&印つけをすると言う。

でもって、この時に研究への同意と署名をお願いされる。

なんでも私の受ける「穿通枝皮弁法(DIEP法)」は患者自身の体への負担が大きいせいか、最近は症例数も少ないらしい。

保険適用になった事でシリコンにする方が多くなったんでしょうね。

で、DIEP法の際に、腹部の大きい血管の位置確認をレーザー?で行い、術後に胸に移動してからの血流と比較したりとか。

胸の血流確認にレーザー使用は前から行ってるそうだが、これを腹部で応用しようという研究らしい。

ざっくり説明されたから、よく理解できなかった・・・多分おおよそこんな感じだと思う。

DIEP法で手術受ける人に同意をお願いしてるそうだが、聞いたら私でまだ7人目だとか。少ないっすね(笑)

という訳で、計測とマーキング開始です。

・・・この話、続きます。







晴れて退院

2016-03-29 08:52:58 | 乳がん手術と同時再建
12泊13日の入院生活を終え、昨日退院となりました。

くぅぅぅ、長かったっっ!

細かい事は後々書くこととして、今回は流れをざっと記しときます。


一日目
午後から入院手続き。しばし世間から隔絶。
この日は看護師、麻酔科医などからの説明があるのみ。


二日目
センチネルリンパ生検。注射&CT


三日目
朝イチから手術開始。・・・私はひたすら麻酔で寝てるのみ。


四日目
術後管理室にて、ベッド上安静。


五日目
前日と同じく、術後管理室にてベッド上安静。


六日目
一般病棟へ移動。まだ安静。

七日目
導尿カテーテル抜ける。トイレ&洗面のみ独歩許可。

八日目   
背中の痛み止めの管を抜管。院内独歩許可。

九日目
胸のドレーン2本抜管。身軽になって、身も心もアゲ調子になってくる。点滴の回数も減った。

十日目
・・・頭痒いな~シャンプーしたいなぁ。

十一日目
お腹のドレーン一本抜管。点滴ラスト一回終了~。点滴用の針も抜針。自力シャンプー実施。はぁぁスッキリ

十二日目
早く退院したいなぁと、ジリジリしながら過ごす。ヒマ。

十三日目
最後まで残っていた、お腹のドレーン抜管。抜糸。午後に晴れて退院となる。


管が多すぎて、どれがいつ抜けたかは怪しいトコある・・・が、まぁ、流れは合ってます。


私が経験したのは

乳房切除術。穿通枝皮弁法による乳房再建術

です。

体への負担が大きいので、入院日数も長くなってます。

が、私は医師や看護師曰く「すごく回復が早い」そうなので、回復がゆっくりな人は、もう少し日数がかかると思います。



明日から入院

2016-03-15 14:45:44 | 乳がん手術と同時再建
さーて、明日から入院です。

改めて・・・私が受ける手術は

「乳房切除術+自家組織による一次一期再建」です。

同時再建とも言いますね。

入院→センチネルリンパ生検→手術 の流れ予定。

確定診断から手術まで日数ありすぎて、時間持て余し気味でした。

動けるうちに日帰りスーパー銭湯でも行って、のんびり手足伸ばしてリラックスしよう!とか

年明けから仕事も休業しちゃって暇だから、あちこち出掛けようとか

色々やろうと思ってた・・・のに

インフルエンザにかかったおかげで、すっかり億劫。

手術前にあれこれ欲張って、風邪ひいたりケガしたらシャレにならん。

普段は計画性の無い私でも、さすがに自重。

ま、仕事してないおかげで、お財布の中身が淋しいってのも理由ではある

ちんたらと入院生活に必要な物をチェック。荷造りもとっくにできてる。

とか言って、いざ入院したら「あーーー!アレ忘れた!」とか、あるかもしれんが。


体力作りだけは、と思いウォーキング&筋トレはやってたのですが、これもインフル罹患後じぇんじぇんやらず。

暇すぎて気付くと食べてばっかり。ストレスもあるのか??

おかげで体重増加。・・・これ本気でやばい。術後は食事内容とか、1から見直さないとです。

肥満は乳がんのリスク増加・・・うーむ。


入院時の持ち物。これ便利だったとか、これいらんかったetcは、後で振り返って書いていこうと思ってます。

他の乳がん患者さんのブログでも、書いてる方いるので今更かもしれないけど、まぁ覚書って事で。


今日は家でゆっくりしつつ、ムダ毛の処理やって(笑)早めに床について、明日からに備えようと思います。