旅するはらっぱ~日々旅日記

from HP 「旅するはらっぱ」


各地の各智を旅する、

はらみづほの旅日記です。

●自給自足レッスン⑳ 新“縁ネルギー”3~お互いSUN(特技交歓)~

2011年09月06日 | ほっかいどう旅
●早くも9月がスタートし、
 私の自給自足レッスン@ちゃいはな も2ヶ月が経過。
 残すところ今月いっぱいとなりました。

 が……!

 「7~8月で廃材小屋を作り、
  そこで自給自足&自家発電生活をやってみる!」

 ……という計画は、結局来年に持ち越すことに決定。

・作業を進めるうちに 「簡易的な小屋づくり」 の計画が、
 「長く使える家づくり」 にレベルアップしていったこと

・毎日カレー店を営みつつの作業で、
 天気にも左右されるので、
 思いのほか家作りに時間が費やせなかったこと

・廃材利用は規定の新品材を使うより、
 工夫と加工がずっとたくさん必要で、
 そのぶん多くの時間がかかること


……が、延期の理由なのですが、
考えてみれば当然だよな~と、
今更ながら、しみじみ納得。

たとえお客さんが数人しか来ない日だって、
お店として開店している限り、
その時間は確実に 「お店モード」 となり自由にはならないし、


(以前 「タネポタアニ」 というお店をやっていて
 そのことは経験済みだったはずなのに忘れてました~笑)

「廃材利用=手間と時間がかかる」

ということは、廃材ノート作り一つをとってみても、
私自身が体感していたこと。


(考え考え工夫して作るのは、
 とっても楽しい作業でもあるのですけれど)

びっちり時間を費やせるわけでもないのに、
3ヶ月で建てようとしていたこと自体が
無謀だったと気がつきました。

でも、やってみなけりゃわからんかった~
いや~勉強になりました(笑)


●……というわけで、
この3ヶ月間は 「自給自足レッスン・一学期」
という感じで、お楽しみは続くことになりましたが、

ここまででも発見や情報がテンコ盛りなので、
10月~は、これまでの実践と学びからの情報を、
ともかく何らかの形 (一人歩きしてくれる冊子や本など)
にまとめてみようと思います。

乞うご期待!



●で、本日は、その中でもぜひ触れたいと思っている、
「お金を卒業する“交歓”システム」 の一つ、
「お互いSUN」 の実践例をご紹介。

「お互いSUN」 とは、
お金ではなく特技の交換(交歓)で、
お互いに太陽に成り合うしくみ
 (ネーミングはモチロン私。笑)

私はこれまで自分の仕事を通じて何度か実践してきたのですが、
今回は、このブログでもおなじみの宇宙くんファミリーと行うことに。


●大工仕事は不慣れで不得意な私にダイちゃんの補佐は勤まらず、
 申し訳なく感じていたので、

 大工仕事が得意な宇宙くんと交歓できたら…と思い、

 私が得意な

◆広告(プランニング・コピーライティング・プロモーション活動など)
◆トーク(講演・司会・コーディネイトなど)
◆歌作り、詩作り、文章作り
◆廃材を利用した雑貨づくり
◆料理・炊事・掃除・整理整頓などの家事
◆頭・顔・体・手足…のマッサージ
◆歌うこと、ハモること


 ……などとの 「お互いSUN」 を、宇宙くんに持ちかけたのです。

すると、それを傍らで聞いていた
奥さんのシホちゃん(妻であり、母であり、音楽家!)が私に
「今度出すCDの広告相談に乗って」 と言ってくれて、

めでたく交渉成立(笑)。


・シホちゃんと宇宙くんチームは、広告費をかけずに
 広告プランとコピーライターをゲット


    ↓↑

・私とダイちゃんチームは、人件費をかけずに
 小屋作りの強力助っ人をゲット


……という 「交歓の環」 が成立したのでした。

今見たら、シホちゃんが私と打ち合わせした日のことを、
詩のような文章でブログに書いていてくれました。
ありがとう…(涙)


これは、長時間の打ち合わせのあとの、洞爺湖沐浴の図(笑)。

彼女の広告をプランニングするに当たって、
彼女のことを理解したくていっぱい話をしたこの日、
私は彼女を通して、
忘れていた自分にも出逢えた気がしています。


こんなふうに仕事がめぐるって、すばらしい。

この星では、みんなほんとはずっとこうして、
自然と 「お互いSUN」 してたんだよね、
ほんの40~50年前までは。

だけど 「お互いが持っている多様な恵み」 の代わりに
「画一化したお金」 での交換が主流になっちゃってから、

人はお金を求め、お金に光を当てる代わりに
お互いの存在を見ないようになっちゃった。


私は、人がお金のためではなく人のために働き、
一人一人がお金よりも金色に輝く世の中を、
もう一度見たいと思っています。


原発より、太陽。
お金より、人間。



「物々交換が主流で、貨幣がなかなか流通しなかった」

という貨幣経済時代前には当たり前だった交歓のシステムを、
もう一度 “意識的に” 人類が選択したら、
今起きている世界中の悲劇は、
みるみるうちに激減するような気がしてなりません。


●私がお金のことを考え始めた約5年前のある日、

出版されて間もない、ドイツ人女性の著書

「食費はタダ。家賃もゼロ円。
 お金なしで生きるなんてホントは簡単!」


という本に、札幌のブックオフで出逢いました。

この本を読んで自分の想いが間違っていなかったことを確認し、
とても勇気をもらいました。

いつか作者に会いに行きたいと、
私は本気で思っています。




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