12時間Blog

映画とかマンガとかドラマとか

[映画] 亜人

2017-10-01 | 映画

「亜人」を川崎109シネマズにて観てきました

おお!これはかなり良く出来たアクション映画でした!

「亜人」の原作マンガは5巻くらいまで読んでたのかな(現在11巻までが発売中)……2015年のアニメ版が始まる際に ”原作を知らずに見た方が楽しめそう” と判断してそこから読むのを一旦中断してたんですが、今度は実写映画化が発表されてしまって未だに続きは読んでなかったりしますσ(^_^;)

まあ、でもおそらくこの判断は大正解だったというか、原作マンガの方は人物描写や構成がちょっと捻くれてて取っ付きにくい部分があるので(ヤバさみたいなのは緩和されつつもアニメ版も基本的には同様)、非常にシンプルな構造に換骨奪胎が為されてる今回の実写映画版を素直な気持ちで見られたのはとても良かったです

亜人という ”異物” が紛れ込む事による人間社会側の反応、そして亜人として覚醒してしまった主人公たち側の心理描写の(ある種哲学的な)”特異さ”、”異様さ” は原作マンガの方で存分に堪能出来るとして、実写版は登場人物を大幅に減らし、”不死身ならでは” の奇想天外なアイディアを駆使する描写を原作から引き継ぎつつ ”不死身vs人間”、”不死身vs不死身” のバトルに内容を特化させるように改変したのは見事な判断だったのではないでしょうか

ラスボスというか初っぱなから全開で暴れ回る亜人 ”佐藤” は原作やアニメ版を通しての人気キャラで、実写版佐藤を演じた綾野剛も凄まじいアクションや狂気っぷりを見せてくれたのは素晴らしかったんですが、主役の佐藤健(←ややこしいなw)を完全に食っちゃっていたのは制作側としては果たして狙い通りだったんですかね…?w

アニメ版では(おそらく海外版に配慮されて)変更された某テロシーンを原作通りに…いや原作以上のビジュアル表現で見せつけてくれたのも興奮しましたし、脇を固める玉山鉄二や城田優といった面々も気合いが入りまくりで見せ場も多かったです

そして ”黒い幽霊” と呼ばれる、ジョジョのスタンド的な超能力描写も頑張ってたなあ(どうやらアニメ版のCGデータを流用したらしい?)

ほぼ全編に渡る濃密なアクションシーンを今度はIMAXの大画面と音響でもう一度見直したくなる程に面白かったんですが、これでようやく別物扱いとして楽しめそうな原作の続きも読まないとな…


映画感想一覧


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« [テレビドラマ] 「ひよっこ」... | トップ | [映画ネタ] スターウォーズEp... »

コメントを投稿

映画」カテゴリの最新記事