非常に馬鹿映画っぽい(←注:褒め言葉)予告に惹かれて、思わず勢いで劇場まで見に行ってしまいました
(個人的な余談ですが、川崎の109シネマズに行くのも2年以上のご無沙汰でしたが(2009年12月の「アバター」以来…(汗))、ちゃんと会員カードのポイントが残ってて普通に使えたのにビックリしました……ただ、今年の11月からはポイントに有効期限が設定されるようにシステムが変更されるみたいですが)
*****微妙に内容について言及してるので事前に何の先入観も持ちたくない方はご注意を
結論から言えば、やっぱり馬鹿映画でしたw
細かい部分は気にしないご都合主義で、派手なドンパチさえあってスカッと出来ればいいんだよ精神に溢れてる大予算映画だったのは間違いありません
でもご都合主義とはいっても、ちょっと斬新な設定もあったりしました
恒星間を航行できる程の凄い科学力のある宇宙人に対して地球の現有兵力で撃退可能なのか?~っていうのは、こういった侵略モノの映画での定番の疑問なんですが、
・(今回やって来た連中に限れば)宇宙人側には基本的に侵略する意志はないので無駄な戦闘を極力回避しようとしている
・地球のロケットとかにしてもそうですが、戦闘を想定してない宇宙船は別に頑丈でもなんでもない(むしろ脆弱な構造な方が自然)
…という風に設定されているようなのがちょっと目からウロコだったですね
凶悪な攻撃力を持った宇宙人であることは確かなんですが、”敵”と言い切ってしまうほど単純ではないというか
そういった宇宙人側の事情というのがちょこっとしか描写されないので何ともモヤモヤした感覚が残ってしまうのも確かなんですけど、まあ地球側からしてみればいきなり(中国とかに)とんでもない被害が出てしまったりしてるので、全力で戦うしか選択肢がなかった~っていうのも仕方ない……のかな?
うーむ、「トランスフォーマー」ほどの馬鹿映画に徹してるわけでもないのが良かったのか悪かったのか、ちょっと判断に悩みますねw
そしてこの映画は元ネタがあるというか、昔あった”海戦ゲーム”(画像は拾い物です)を原作としているみたいなんですね
オレも小学生の時にちょっと遊んだ記憶がありますが、あのゲームをどうやって映画にするのかと思えば、確かに劇中にあのゲームっぽいシチュエーションがあるんですよ……レーダー類が一切使用不能になっている中で、座標上で敵の位置を探って攻撃を仕掛ける~っていう
この映画では浅野忠信が結構出ずっぱりで、この海戦ゲームでも重要なポジションを演じてるんですが、この特殊な状況の理屈がわかるようでよくわからんので果たして”あのゲームの映画化”という部分が成功してるのかどうかはちょっと判断に悩みます(←また悩むのかw)
まあとにかくこれまでの映画だと珍しい、水上艦艇がメインの戦闘シーンが沢山あるので、これは非常に見応えありました
「亡国のイージス」っていう映画でちょっとだけ見られましたけど、現代の最新鋭のイージス艦のミサイルやら主砲やらCIWSやらの兵装を存分に駆使する様をお腹いっぱいになるまで見られたのは眼福でしたw(勿論タイトルの”バトルシップ(=戦艦)”も出てきます)
前半の冗長さとか、リムパックの大艦隊のほとんどが結局全然出番がなかったりとか、イロイロと残念な部分もあったんですけど、馬鹿映画好きには是非ともオススメしたいですw
追記:
”ハイパー放射ミサイル”という単語が頭から離れないのはこないだ見た「ヤマト2199」の影響かな
うん、きっとそうに違いない(・∀・)