タクほーむ

明日野郎は馬鹿野郎。。
明日に今日はない。

世界戦レポートその5!!

2011-09-19 22:33:05 | Weblog
こんばんは。
U23のレースレポートです。



開催日:9月2日
開催地:スイス シャンペリー
バイク:FUJI SLM4.0
空気圧:前後1.8



とうとうU23のレースの日がやってきた。
スイスに到着して数日、コースの攻略もできて来ていた。
スタート時刻は、17時なので午前中に半周だけ試走を行う。
昨日までのレースで、路面状況が変わっている箇所があった。
木の根は、さらに滑りやすくなり路面は掘られていた。
試走が終わると、ホテルに戻りゆっくり過ごす。
自走で会場入りし、レースのための準備を進める。
アップは、いつもより少し長めにローラー台を使って行った。






ナンバーは、72番。
ほぼ後ろの方からのスタートだった。
スタート30秒前には、選手が詰めてくるので、自転車と人が当たるほどギュウギュウだった。
そして、スタート。
皆一斉に飛び出していく。
スタートして、数百メートルはアスファルト区間だったが、日本では経験のないスピードでレースが始まった。
世界の速さに対応できなく、あっという間に最後尾に下がってしまった。
ダブルトラックの上りに入るが、道いっぱいに選手が広がっていてなかなか前に行くことが出来なかった。
スタートは、前半の難しい下りとシングルとトラック区間を走らずに後半の砂利の上りに入り下って1周という形だった。
後半の砂利の上りに入る時には、先頭は上りの中盤くらいを走っているようだった。
ここの上りで少しでも追い上げようと思うが、スタート直後の経験したことがないスピードと緊張により
脚が乳酸でいっぱいだった。
身体が思うように動かず、自転車が前に進まなかった。
苦しみながら上り頂上付近で、渋滞にはまり自転車をおりて押しに入った。
その後の下りも、渋滞で押しの区間があった。
下ってきて、スタートゴール地点。
先頭は、だいぶん先にここを通過しているようだった。
この周回は、フルコースだ。
ドロップオフもシングルトラックも多くある。
スタートダッシュで出遅れたので、焦っていた。
下りでも、小さなミスをしていた。
この小さなミスを繰り返すことで、大きなタイム差に繋がっていたようだ。
しかし、この時は冷静になれず、自分の走りができていなかった。
2周目は、自分の走りが出来ないまま終わってしまった。
そして、3周目。



最初の上りで、オーストラリアの選手と一緒になった。
少し少し遅れる形で下りに入っていく。
シングルトラック、下り区間では、少しずつだが差が詰まっているようだった。
しかし、焦っていたからか、気の根っこに突っ込み落車。
ハンドルが曲がった。
少し走ればフィードゾーンだったので、そのまま走りフィードに入りなおしてもらう。
メカニックの阿部さんになおしてもらい再スタート。
直後の砂利の上りでは、たくさんの応援が聞こえる。
コース脇には、途切れることなく観客がいる。
後半の下りでは、自分のラインを走れていなかった。
めちゃくちゃなラインだったので、また、落車。
4周目。
上りは、ひたすら我慢の走りだったが下りやシングルトラックでは、これまでの周回よりも
スムーズに走れていたように感じた。
緊張からの変な力が抜けて手足をきちんと使えていたからだろうと思った。
しかし、ようやくスムーズに走れてきたところで80パーセントルールにより
レースを降りることとなった。
初めての世界戦で、分からないことばかりだったが自分の中では、もう少し良い走りが
出来ると考えていたので厳しいレースでした。



たくさんの応援ありがとうございました。

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