屋台ラーメン まる担 おがわ@樫原山ノ上町:汁無し担々麺

これで、今年三度目の「まる担おがわ」訪問。本日は貸切営業の団体客の一員として赴く。
大将:おがわさんによれば、このところは、近くにできた京大桂キャンパスの大学院生らによる貸切営業が多いようだ。

ソレもわかるような気がする。

冷暖房完備(暑い季節は暑い。寒い時は寒い。そして梅雨時はまったくジメジメでまったくアウトドアそのもの。)の屋台なので、客席の快適性などはとうてい望むことは出来ない。
だから、そういうエアコン完備的快適さを望む人はココを選ぶべきではない。
とはいえ、このところのまる担おがわはテント装備充実で、雨風はある程度凌げるようになったし、センプーキもフル稼働している。さらには照明をLED基調とし、紫外線によって来る夏場の虫がやってこないようにと、屋台のお店としては最大限に努力している。
が、屋台は屋台。どう足掻いても「屋外」の温度と湿度は変えることは出来ない。当たり前だが、そういうことである。
ただ、そんな屋台ならではの環境にさえ適応できるなら、そりゃもう素晴しく奥の深い四川の世界を味わわせてくれるのもこのお店なのだ。
だから、京大の院生あたりのナカマウチの飲み会には打ってつけ、となるのだろうと推察する。
基本的に、私は京都府八幡市に本店をおく「都飯店」(=「四川飯店」の名で数多くの支店があるチェーン)の四川ラーメンや、地元城陽にある「屋台」の台湾ラーメンのような、いわゆる「ピリ辛系」のメニューはあまり好みではない。(だから、おそらく東京の「蒙古タンメン中本」の系列も、多分好きになれないんじゃないかと勝手に思い込んでいる。)
と、いうわけで、自分は基本的に「辛さで勝負なラーメン」は苦手なのだが、このお店で本日いただいた料理には、「辛さ」だけでなく、なんていうか、ソレが適切なのかさえよくわからないなけれども、「酸」と「辣」と「麻」と、そのあいだに繰り広げられる香りの味の幅の広さは、こんなにも豊かであることを初めて教えていただいたような気がする。
「本日の肴」でいただいたその一々をあげると、もう止めども無いので割愛するが、この日のコースで出て来た「汁無し担々麺」だけは、せめて紹介しておきたい。
「汁無し」なので、それは結局、「まぜそば」スタイルとなる。
おがわならではの絶妙な味をたたえた挽き肉&味噌、モヤシ、ネギ、カシューナッツ&四川ならではの数々の香味油マジック。(「花椒」?「シャンツァイ」?いちいち分析してたらきりがないけど、大将の手が加わる度に微妙に変化して行く「鼻」で味わう香りの豊かさ!)
麺は棣鄂のあの細麺。汁ありのときはいまいち冴えなかったあの細麺だが、
一気にかき混ぜ、和え麺みたいにしていただくと...
もう、たまらん!
むっちゃ美味い!

以上。
とても幸せな一夜だった。

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