一部のお客様にはすでにお伝えしている事ですが、昨年11月より腰の具合が悪くすべてのガイド業を停止させていただいております。皆様におかれましては、日程の変更、中止など大変ご迷惑をおかけし誠に申し訳ございません。またご心配をおかけしている事併せてお詫び申し上げます。
その後の経過ですが、こちらでの通院とMRI画像を東京の信頼のおけるクリニックに送り診察していただいた結果、第四腰椎と第五腰椎の間の椎間板ヘルニアおよび脊柱管狭窄症と診断されました。
昨年末は毎朝の激痛と日によって変わる容体に悩まされ、歩くこともままならない状態でしたが、その後の投薬と神経根ブロック注射による治療で少しずつではありますが快方に向かっております。
一時はレーザー治療も含め手術も考えましたが、これまでに観ていただいた先生方の共通の見解として、ヘルニア、狭窄症ともにさほど重症ではないとのことと、最近は椎間板の自然な回復を期待した治療法が主流ということでしたので、自己治癒力による保存療法で対応していくことになりました。ただかなり長い間（これまで3か月間）痛みが続いている事、一昨年も同じような症状が出たことなど総合的に考えるとその根源は根深く、完治までにはまだかなりの時間をかけなければならないようです。
最近は自宅から20～30分くらいのところに痛みに対する治療を専門とした治療院を見つけ、毎日そこで特殊な治療を受けております。また自己治癒力には欠かせない免疫力向上のため朝晩2回の入浴などによる基礎体温の上昇も行っております。目に見えるような回復はないものの、少しずつ回復に向かっている実感はあります。
まだガイド業復帰については時間がかかりそうな感じであり、引き続き皆様にはご心配、ご迷惑をおかけすることになり申し訳ございませんが、今しばらくお時間をいただきますよう、よろしくお願い致します。
平成29年2月3日 国際山岳ガイド 杉坂勉