のんびり便り

2009年3月に退職、
その後の日々をランダムに・・・・

MRI体験

2015年08月22日 | weblog

今週の火・水にかけて上唇右側が意に反してピクピクと痙攣がおきた、少し気になったので日産スタジアムのスポーツ医科学センターで市から案内が有った健康保険特定健診を受ける事にし、金曜日午前中に自転車で行ってきた。本来はメタボの検査が目的だが医師に顔の痙攣の事を話すと医師自身も起きることが有ると云う、そこで医師が 心配なら MRI を受けてみるかと聞いてきたので受けると云うと直ぐに手配してくれた。今まで駅前での病院ではこうは往かない。採血と採尿をしてから MRI の部屋へ、部屋の中央にどっしりとした装置が有った。(写真はインターネットから同型の物)
       

初めに靴と靴下を脱ぎ、財布、鍵など金属類を全てローッカーにしまい診察台へ、先ず耳栓とヘッドホンを装着、頭部を固定し緊急用のブザーコードを持たされ装置にセットされる、MRI の作動開始、ヘッドホンを着けていてもかなり大きな音が一定のリズムで何種類か鳴響きその合間にヒーリング音楽が小さく BGM として聞こえた。その間約20分、体を動かす事も出来ず唾を飲み込むのも気を遣う状態、その内にこの検査はいくら掛るのか心配になった。検査が無事終わり直ぐに医師の処で行くように言われた。驚いた事に医師の処には既に脳の画像が届いていてパソコン画面で概要を説明して呉れた。自分の脳の画像を見るのは不思議な感覚だった。医師は脳の専門家ではないがある程度の見立ては出来ていて特に異常は見つからないとの事、しかし、来月4日に専門家が検証に来るのでその日に特定健診の結果と合わせて話して呉れると云ってました。
MRI はそれこそ原子物理学の理論を応用した最先端医療機器で血流、組織、リンパ などを強力な磁場で体の組織を映し出すことが出来るもので以前から興味を持っていたが実際に体験してみてその素晴らしさは感動的でした。幸いにも出掛ける時に一万円札を用意していたので支払いは無事でした。

帰りはスタジアムから2㎞はかり離れたロピアまで行き買い物、ついでに花とカボチャの写真を撮って帰りました。  唇の痙攣は今は治まってます。
          

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新横浜公園にて

2015年08月19日 | 散歩

お盆休み明けで2週間ぶりの太極拳教室、久し振りに新横浜公園を通って日産スタジアムへ向かう。途中でザクロの実を見つけた、いつの間にか秋の気配が感じられるようになっている。公園内ではカヤの葉っぱの縞模様が面白く、コスモスも咲き始めていた。
    

他にも暑さにめげず懸命に咲いている花たち、何か新鮮な感覚で見ることが出来た。
    

公園内を暫く行くとテントが張ってありその傍に不思議な装置が置かれていた。近ずいて写真を撮っているとテントの中の人が現れ、これはアスファルト舗装の輻射熱を計測してるとの事、計測箇所は普通のアスファルトと熱を緩和するカラーのアスファルト(カラー)を2週間余り一日8時間ほど行っていると云う、何でも東京オリンピックに向けた暑さ対策の一環だそうです。
    

    

こんな処でも今から地道な努力が為されているんだと実感、チョット感動しました。

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8月に入って

2015年08月14日 | weblog

8月に入り暑い日が続きこの2週間近くは美術館、買い物、習い事以外は外出せず、ひたすら家に籠り高校野球を多く見ている。今年の大会は100年の記念大会とあって何故か面白い。延長戦、打撃戦、サヨナラゲームが多く観られ、そのひた向きなプレーに釘付けだ。おかげで他の事が疎かになっているし運動不足にもなっている。

そんな状態なので少しは何かをと思いパソコン教室の課題、円形ステンドグラスを先ず基本形から作ってみた。
    

JTrimと云うソフトを使って描くのだが何となく物足りない。そこで 別のソフト PhotoScpe を使って自分でデザインを考えながら作る事にしたが中々良いアイディアが浮かばない、おまけに絵を描くのは苦手、線を引く制約とマウスの操作が難しく思うような形に表現出来ずそれこそ幼稚園児の絵になった。左上は西洋占いの12星座を、右上は東京スカイツリーをモチーフに、左下はドイツのパウル・クレーの作品からヒントを得て作り、右下は「和のあかり+百段階段」を観て参考にしました。これらのアイディアを考え付く迄に相当の時間を費やし、絵を描くのも試行錯誤の連続で相当ストレスが溜まりました。
    

そんな中でストレス発散と2週間ぶりのテニススクール、お盆休みとあって出席者は6名のみ、暑さの中の2時間、前半の基本練習はきつく、後半のゲームに入るがこの処の運動不足がたたり動きが鈍いし中々勝てずその内に目がチカチカして来た、やばい、熱中症の前触れかと思った頃レッスン終了となった。終わって駐車場に戻ると植込みの植物も暑さにグッタリとしているように見えた。車内のエアコンを強めにして帰宅、キューバタンでした。
    

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和のあかり+百段階段

2015年08月05日 | 美術館

先月のパソコン教室では円形のステンドグラス制作を習いました。その時に宿題として独自の作品を作るようにと云われ考えていると丁度NHKの日曜美術館で「和のあかり+百段階段」と云う催しが目黒雅叙園で開催していると紹介してました。しかも今回は特別に三脚とフラッシュを使わなければ写真撮影は可能だという。作品つくりの参考になるかもしれない、これはもう観に行くしかないと決め出掛けました。

10時過ぎに美術館に到着、自動券売機の処で迷っていると後から来たご婦人が特別優待券のボタンを押して1枚購入しろと云うのでその通りにすると一緒に入場できた。実は一般券は1200円で特別優待券での入場は1000円なので200円得した事になった。ご婦人にはとても感謝しました。有難かったー!
    

エレベータで会場に、スタッフの方がレジ袋を渡して靴を脱ぎその中に靴を入れて持ちながら見学してくださいと指示、いよいよ百段階段(実際には99段)を登りながらの見学だ。最初の部屋は「葛飾北斎と江戸職人のあかり」、北斎をはじめとする有名浮世絵の他、江戸切子、簪や櫛の金物細工に漆や組子の作品が展示してあり、匠の技に感動。
    

二つ目の部屋は「祭りのあかり」この部屋は青森のねぷた祭りで使う山車飾りの頭だけを展示、その迫力は見ごたえが有るもののその山車飾りに4っつの流派が有る事は初めて知りました。
    

三つめの部屋は「夏のあかり」と称して江戸風鈴と竹林を暗い照明の中で効果的に映し出し涼やかでとても美しく感じた。
    

4番目の部屋のテーマは「闇夜に浮かぶ月のあかり」という。月の満ち欠けを水晶玉を通して映し出し、幻想的なアートと壁に映し出されたススキの影や人形の様な不思議なオブジェが置かれ面白かった。
    

5番目の展示は「草木のあかり」、木の葉っぱや実を裏側からLEDランプで照らしてとても親しみ易く改めてその繊細な美しさに感動。
    
    

6番目は「和紙のあかり」のコーナーです。和紙の魅力を間接照明によって存分に発揮されている作品群でその多彩な造形美には驚かされました。
    
    
    

最後の展示は「提灯のあかり」です。これは文句なく楽しい、まるでお祭りの中に入り込んだような感覚で何となく心が浮き立つような錯覚に陥りました。
    

その他にも会場の建物が素晴らしく壁や窓枠、障子に床の間、天井に至るまで随所に建設当時の匠の技が見られ展示物以外にも興味深く凄いなと云う感覚に満たされていました。観終って外に出る、ここ目黒雅叙園は改めてホテル、結婚式場、宴会場にレストラン等を併せ持つ現代的な複合施設だと感じられる。エレベーターの装飾もそうだが日本庭園を配した中庭やパブリックスペースにも和風を前面に押し出していて好感がもてた。
    
    

雅叙園を出たのが12時半頃、外は殴られるような暑さ、今年まだ食べてない冷し中華を食べようと思い目黒駅周辺を捜したが見つからず、横浜に戻ってルミネの地下街へ行ったが何処も行列で直ぐには入れない。暫く捜し歩いていると懐かしい名前の店を発見、「玉泉亭」だ。もともとは横浜西口に有ったのだが西口の改装工事の為ここに移転したのだ。この店はサンマーメン発祥の店として有名で見つけ出した事が嬉しく相席でもいいと入店、早速サンマーメンを注文、モヤシのシャキシャキ感と麺の細さと腰を堪能、満足感一杯で店を出た。そう冷し中華の事はすっかり忘れていた。今度来るときはそれを注文しようかなと思った。

今日は目黒雅叙園での入場、「和のあかり+百段階段」の鑑賞、玉泉亭のサンマーメンとの再会が有りとてもいい日になりました。

 

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水彩画展

2015年08月03日 | 美術館

今週も猛暑が続いてる、新横浜公園の花もこの暑さに耐え忍んでいるように見える。
    

先月末、試しにエアコンを点けずカーテンを開けて風通しを良くし尚且つ扇風機を全開にしたが午後になって室内温度が上昇し、34.4度を示し湿度は54%になった。暫くすると気温は上がらなかったが湿度が60%を越して耐えられなくなりエアコンを点けた。
    

そんな状態で家に居るよりはとテニスの友人が出展している水彩画展を見に行ってきた。会場は神奈川県民ホール地下ギャラリーで「かながわ水彩ビエンナーレ展」と云う。どうやら水彩画の同好会の展示らしい。
   

2時頃会場に着いたら詩人で美術評論家と云う方が出展された作者に対し個々の作品について色々な視点から批評されている処でした(ギャラリートーク)。勿論私の友人も出席していて、色を塗るときは何層も色を重ねて塗り対象物の深みを出すようにするとか、彼以外の人の作品も説明して呉れて興味深く拝聴、彼自身は3点出展し、その内の1点が新人賞を受賞していた。どのくらい絵を描いているのか聞いたら5年だという。彼曰く「私はまだまだ、駆け出しです」と、そう云えば会場には70代後半から80代の方達が多く彼らは20年以上の経験者だそうです。そういう視点から改めて個々の作品を眺めてみるとその構図や色彩は若々しくとても新鮮に感じられ一般の美術館とは違った感覚で楽しく鑑賞出来ました。

観終わってから隣のギャラリーで開催されていた矢張り同好会の水墨画展を観た。こちらは大作が多くそれこそ水墨画のテクニックのオンパレード、川や滝の流れの様、雪や霧の表情、木や林、山の佇まいと観る者を圧倒する迫力が有り、墨色のみでよくぞここまで表現できるものかと驚かされた。しかし見ているうちに作品の数が多いせいかとても疲れ早々に退散した。

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