のんびり便り

2009年3月に退職、
その後の日々をランダムに・・・・

いつもの散歩道で

2014年05月30日 | 散歩

5月は早くも終わろうとしているが、この頃の暑さには参ってしまう。どうも最近の気候は極端すぎて付いていけない。そんな中食糧の買い出しや太極拳教室には行かなければとカメラを持って出掛けている。
犬も歩けば棒に当たると云うように思わぬ被写体に出くわすと嬉しくなりついパチリとやる。
今回はロピアに買物に行った時、農作地帯のビニールハウスの傍に不思議な植物を見つけた。大きな花なのか実なのか葉っぱなのか良く解らず色も不思議だった。果たして花が咲くのかも疑問だ。また、太極拳教室に行く時に通る新横浜公園にも職員の方たちが植えている私にとっては珍しい花々が咲いていた。
  

この時はマンションの上に住んでいる人がウォーキングをしていて公園内を一緒に歩いた。その人は年を重ねるにつれて親しい友人がどんどん減っていき寂しいと嘆いていたが私は紅アザミと云う花を見つけ写真を撮っていた。しばらく歩くと中年の御夫婦だろうか池のほとりで何故かシャボン玉を二人で飛ばしていた。何を話しているのか解らなかったが兎に角シャボン玉に向かってカメラのシャッターを切ったら映っているかどうかハッキリしなかったので家に帰って画像の明るさを暗くし、拡大したらこんな写真が出来ました。

シャボン玉の歌を思い出しました。調べたら野中雨情作詞、中山晋平作曲とあった。

シャボン玉飛んだ、 屋根まで飛んだ、
屋根まで飛んで、  こわれて消えた。

シャボン玉消えた、 飛ばすに消えた、
生まれてすぐに   こわれて消えた。

風、風吹くな、   シャボン玉飛ばそ。

一説には野口雨情の長女が幼くして亡くなった事でこの詩が出来たと云われたが確証は無いそうです。

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気になる本を買いました。

2014年05月25日 | 

ひと月ほど前から英会話学校に行く前に本屋に立ち寄っていたら気になる本を見つけました。タイトルは「おこまの大冒険」となっていたが実際の表題は「朧月猫の草紙」と云う江戸時代の本でした。作者は戯作者、山東京伝の弟で矢張り戯作者の山東京山、絵は浮世絵師の歌川国芳のコラボレーション、二人とも猫好きで意気投合してこの物語を作った様です。
話はまだ読んでませんが前書きに鰹節問屋「叉たび屋粉右衛門」の飼い猫おこまちゃんの波乱万丈の物語と云うからそれだけでもう面白そうと値段(税込2700円)に悩んでいたものの遂に買ってしまった。またストーリーの舞台は鎌倉、個性的な猫や町人を通して江戸っ子の気質が感じられそうだ。また当時の木版技術は着物の柄の表現等でその高さが窺えた。
ただ、難を云えば当時の庶民の読み物なので字体は寺子屋で教えていた平仮名、万葉かな、カタカナに漢字と渾然一体となってとても読める代物じゃない。でも右側のページにストーリーの粗筋が説明されていて何とか楽しめそうです。いずれは左側の絵入り文章にも挑戦してみたいと思いますが・・・・・

物語は7編に夫々上下が有り本の後ろに各辺の表紙がカラーで載っていた。実際には天保の改革でこの様な華麗な色使いは制限されてモノクロの時代が多かった様です。最後の右下の写真は各編の販売用の紙袋のデザインです。とても洒落ていて江戸の粋と洒脱を感じます。

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猿島ハイキング

2014年05月21日 | 散歩

20日(火曜日)、久し振りにパソコン教室の先生と仲間、14人と猿島へハイキングに行きました。10時に横須賀中央駅をスタート、15分ほど歩き三笠桟橋からフェリーで10分ほどで猿島に着く。猿島は嘗ては東京湾の守りとして砲台が設けらその後一時期荒れていたが小泉政権の時に整備されて今の公園のかたちになったそうです。大きな木が多くあり濃い緑の中鶯の声が盛んに聞こえオゾン一杯の空気が美味しく感じられた。また島内には砲台や弾薬庫の跡があり煉瓦作りの壁やトンネルがこの島の歴史を物語っていた。
私たちは島の崖を降りて岩場の澄んだ水に歓声を上げたり、砂浜では帰りのフェリー待ちの間お互いに写真を撮り合ったり、各自持ち寄ったお菓子を分け合ったりマッタリした時間を楽しんだ。
島の回りには数羽の鳶がいつも旋回していたが誰かが木に止まって休んでいるのを見つけたので皆でカメラを向けて撮影した。しかし距離感つかめず上手くは撮れなかった。

フェリーは50人乗りの双胴船で走っている時はそんなに揺れなかった。海上自衛隊の基地が近い事もあって沖には自衛艦の影が有り、フェリー発着所の傍には戦艦三笠が有りし日の雄姿を見せていた。

横須賀に戻ってからは横須賀在住の仲間の案内で「葉山鳥ぎん」と云うお店で昼食、釜めしがメインのお店だが桜エビの蒸櫃を注文、味は良かったし見た眼よりもボリュームなありお腹いっぱいでした。食後腹ごなしの為大きなスーパーマーケットを見てから最後のヴぇル二ー公園まで歩きバラの花を観賞した。かなり良く手入れをされた公園で沢山の種類のバラが咲き競いその美しさに感動、バラを眺めながらお茶しようとしたが店が閉まっていたのでそこで解散となりました。楽しい一日を皆と過ごせてとてもハッピーな日でした。感謝です。

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パブロ・ピカソ展

2014年05月18日 | 美術館

17日(土曜日)久し振りに自転車で恩田川を遡り町田市立国際版画美術館へ行ってきた。朝9時過ぎに家を出て10時過ぎに到着、明るい日差しと柔らかな薫風が気持よかった。
展示していたのはパブロ・ピカソの版画200点あまり、ピカソと云えばゲルニカとキュビズムの顔くらいしか知らなかったし、彼が絵画の他に彫刻・陶芸・舞台装置や衣装など多岐にわたって手掛けていたとは驚きだ。
今回の展示はピカソの版画を時代を追って順に作風が変わっていった様子が良く解って楽しく見れた。特に興味深い作品はゲルニカと同じ年に描かれた「フランコの夢と嘘」と云う版画が漫画の様にコマ取りされていて面白かった。この日は大学生のグループが見学に来ていて学芸員が特定の作品を解説していて興味深いエピソードが聞けた。例えば彼がパリに住み始めた当初はとても貧乏で銅板を買えず錫の板を代用していたことや、日本の版画と違うやり方で多色刷りの版画を制作していたことなど勉強になった。
また常設展示場では作者の名前は忘れたが花の細密画が風景を背景にして30点余りが展示されていて、モノクロの版画を見た後なのでよけい印象に残った。
見終わって外に出ると美術館を取り巻く木々の緑が眩しく感じられた。
   

12時をとっくに過ぎていたので近くのすき屋で食事をとった。時間に少し余裕が有ったので帰りにロピアに寄って買物をする。途中の小川の辺はとっくに桜が散り、チューリップも枯れ、緑の木陰がクッキリとして爽やかな感じの空間を作っていた。良い日でした。
   

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懐かしき名前に遭遇

2014年05月15日 | 

先週の日曜日、テニススクールから帰りひとっ風呂浴びてから昼寝をし、それから暫く読んでいなかった The Best American Essys 2014 を読みだした。それはニューヨークタイムスの雑誌からの一編でタイトルは Ghost Estates と云うエッセイだ。内容はアイルランドのバブル崩壊後の状況が書かれていてその中でとても懐かしい名前を見つけとても驚いたと同時に嬉しくなった。

その名前は Jhon Milllington Synge (ジョン・ミリングトン・シング)という。彼はアイルランドの世界的劇作家での日本で云えば夕鶴の木下順二の様な作家である。私は縁あって彼の作品を2つも演じている。最初は定時制高校時代の演劇部で初めての演劇大会で In the Shadow of the Glen (谷の影)を、その次はアマチュア劇団で最初に主役として演じた The Playboy of the Western World (西の国の人気者)です。両方ともアイルランドの厳しい自然の中で人々の素朴な自然観とユーモアを持ったバイタリティーを描いている作品でした。もう50年以上の昔の事だが思わずアルバムを取り出し眺めてしまった。特に西の国の人気者では稽古期間中に皆でジョンフォード監督の「静かなる男」を観に行った事を思い出し心浮き立つ思いに浸りました。
いま振り返ってみればこの様に書けますが、当時の私には芝居のテーマも解らずただ夢中で演じていただけでした、恥ずかしい限りです。

エッセーでは今後のアイルランドはシングの様な作家が必要だと結んでいた。また、アイルランド人の印象は2002年ワールドカップの時に日産スタジアムの回りで緑色の服を着たサポーターが陽気に騒いでいたのが印象に残っている。

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ねこ・猫・ネコ

2014年05月12日 | 美術館

先月のNHK日曜美術館で「ねこ・猫・ネコ」と云う展覧会が渋谷の松涛美術館で開催されているのを知り、新しくなった渋谷と共に興味が有ったので行ってみました。
東急の渋谷駅は地下になり地上に出るのに少し迷いました。スクランブル交差点から文化村通りに入り緩く長い坂道を上り右折した処にあった。入場券を買おうとしたら年齢を聞かれ答えると半額の500円で入れた。会場は平日のためそんなに混んではいなかったが年輩の方が多かった。
      


入口にはエジプト王朝時代の聖猫が置かれヤマネコが人に飼いならされた由来と鼠を捕る習性から農業・漁業・書類の保護などの為に大切に飼われていた事が説明されていた。
あとは1700年代後半から現代に至るまでの日本画、墨絵、油絵にブロンズ像など多彩な展示がなされていて多くの画家や芸術家に愛されていた事が窺われた。なかでも前田青邨、奥村土牛、竹内栖鳳等と共に夏目漱石の「あかざと猫」という墨絵が有ったのは面白かった。また中国や韓国の作品も展示されてて猫と云う字の発音が70歳、80歳を意味する漢字と同じことから長寿を意味する事など興味深かった。
ただ猫の目の大きさが変化する事や夜でも光って見える事から化け猫伝説や中世キリスト教世界での悪魔の使いとしての扱いの様子などネガティブな面の展示が有っても良いかなと思った。

見終わって外に出たらお腹が空いてきた、何処に入ろうか探してると「神南カリー」という小さな店が有りそこに入る。食事をしていると賑やかな外国人の一団が入ってきた。彼らは狭い店の中をスマホで撮影したりお互いの写真を撮り合ったりして兎に角賑やかだった。確かに英語を話してるみたいだったがよく聞き取れなかった。そういえば町を歩いていても外国人が多いと感じた。
店を出てから渋谷ヒカリエに行こうとしたが人の流れと明るすぎる色彩に押されストレスを感じ早々に引き揚げました。渋谷は活力ある若者の街、おじさんは疲れました。

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うららかな陽気の中で

2014年05月09日 | 散歩

毎週水曜日は日産スタジアムで太極拳教室に通っている。お天気の良い時には必ずと行って良いほど鶴見川に出て新横浜公園の中を通りスタジアムに行く。先日7日は本当にうららかな陽気、何時もどうりのコースを選ぶ。
鶴見川に出るまでは道路沿いに住宅が有りその住人の植えた花々が目に付く、川の土手に着くと葉桜の中にサクランボの実がチラホラ、いずれ小鳥の餌になるだろう。
   

土手には紫と白の花が夫々に群生していた。
   

やがて新横浜公園の入口に、そこからは公園全体が見通せて背景にはプリンスペぺ、日産スタジアム、そしてランドマイクタワーまで見える広々としたスペースが解放感を与えてくれた。園内の池に沿った処に花が植えられ柔らかい日差しの中その色合いを競っているようだ。

心地よいそよ風と暖かい日差しの中暫く行くと澄んだ小鳥の声が聞こえてきた。見立たぬように近ずくとスズメくらいの鳥が2羽、盛んに鳴いていた。鳴いている1羽はオス、もう一羽はメスと思われる。また別の鳩くらいの大きさの鳥も岸辺の処で動きながら鳴いている。多分鳥たちも繁殖期で双方とも恋鳴きの云うのだろうか、まさに春を感じるイットキでした。
   

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相模川へ

2014年05月05日 | 散歩

ゴールデンウィークの始まる前にテレビで相模川の「泳げ鯉のぼり相模川2014」と云うイベントが開催されてるのを見た。ずーっと昔、車の免許を取りたての頃ドライブでそばを通って鯉のぼりの泳いでいたのを思い出し愛車のフンダモーター(ママチャリ)で行ってみる事にした。
朝6時に起き支度をする。短パンにTシャツ、野球帽に度のついて無い緑色のガラスの眼鏡のいでたち、食糧は菓子パン2個、チョコレート1枚、梅干し3個、それに魔法瓶に氷とアクエリアスゼロ1本半を入れる。
8時少し過ぎに出発、ルートは先ず横浜線沿いに鴨居、中山を通り十日市場までの緩いが長いだらだら坂を上る、そこを左折して環状4号線のアップダウンを繰り返しながら霧が丘経由瀬谷区に入り八王子街道(56号線)へ、そこからしばらく走り国道16号に乗る。ここからはアップダウンも無く平坦な道になりただひたすらに道路標識の上溝を目指して走る、相模原付近で標識を見つけ左折、少し迷いながらも急な下り坂に入ると相模川が見え川をまたいだ鯉のぼりがたなびいているのを発見、到着だ。
イベント会場の河原には沢山の車、カラフルな出店が立ち並びお子様ずれの家族が大勢集まっていた。川幅一杯に5本のワイヤーロープが張られ、1200匹の鯉のぼりが川風に靡いてる様はスゲーの一言、圧倒された。その他にも鮎の稚魚の放流や近くの高校生の太鼓のパフォーマンス、漁協や農協の特産物の販売や相模川の自然の展示など盛り沢山に行われていた。
相模川は鶴見川や多摩川と違い丹沢の麓、川原は石ころだらけで荒々しく空気も山の冷気を感じられ心地よかった。写真を撮っていたらメモリーが一杯になり、前に撮っていたものを幾つか消去して撮影、しかし日差しが強すぎたせいか余り上手くは撮れなかった。

此処に着いたのは11時半ごろ、約1時間ほど留まり腹ごしらえしてから帰路に着く、家には4時前に着いた。往復約60㎞所要時間8時間のサイクリングでした。風呂に入ると腕と足は真っ赤に日焼けしていてピリピリしたが達成感で一杯の一日だった。

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5月になりました。

2014年05月02日 | 散歩

5月になりました。ゴールデンウィークです。テニススクールは休みになり今の処5日に仲間とテニスをする予定だけで特別な計画は無しですが、自転車で何処かへ行きたいと思ってます。
今日はとても良い天気、そろそろ冷蔵庫にストックしていた味噌汁が無くなるので午前中に具材を買いにロピアまで歩いて買物に行く。暖かい日差しの中久し振りに亀の群の甲羅干しを見る、花の中にテントウムシ、マンションの入口では蝶が撒き水を飲んでいた。
   

また、畑の中の道には小さな花が輝いて見え、タンポポの綿毛が目に付いた。
   

午後からは英会話教室に行った後、弘法大師の10年毎の御開帳が有り赤札の授与が有るとテレビで聞いていたのでン十年振りに川崎大師に行ってみた。境内に入ると奥から勇ましい読経の声が響き祭壇の前の護摩の炎が見えた。講堂の中には大勢の善男善女が詰めかけ、外にも沢山の人が静かに並んで順番を待っていた。これでは何時間待つか解らないので諦め、お賽銭を上げ一礼し、広場の中央にある大きな柱の白い紐をもってお祈りをした。この紐を持てばお大師様と直接手をつないでる事になるそうです。良い事が有るとイイナと思いました。
   

参道の仲店には葛餅・だるま・飴を売っている店が多いなと感じた。

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