北海道の小さな町・黒松内から発信した田中式健康体操(T・K・T)終生二足歩行を求め 全国で実践指導中        

北海道・大阪府・奈良県の18市町村・68教室の活動風景や本部主催の田中式健康体操の活動・行事などを綴ります

《2015年黒松内金曜日教室・最終指導》

2015年12月27日 | [ 北海道・大阪・奈良60教室の風景 ]


黒松内町教室は、
月・火・金と体育館で週3回実践しています。



この10年間で、週2回の実践者の数が増えて
来ています。



T・K・Tは週1回の実践でも、からだへの
効果が現れるよう運動処方していますが、
週2回の実践はより効果的なのです。



「有酸素運動」を基礎として考案された
T・K・Tでは、
「循環器系の心肺機能の高める」ことをはじめとして、
「背腹の筋肉を中心とした増強」
「バランスなど調整運動を高める」
「からだの左右の均整づくり」
「自律神経を安定させる腹式呼吸運動」など、
健康であるべきからだのあり方を、
多面的な角度から考えられています。



ひとりでも多くの方たちにT・K・Tの実践をと
10年間呼びかけてきました。


着実に北海道・大阪府・奈良県に教室が広がり、
指導者も増えてきました。



北海道の小さな町・黒松内町から発信した
T・K・Tの活動は2015年で。
10周年を迎えることができました。



2016年もT・K・Tにとって、
希望が持てる年になりそうです。

《2015年・「長万部・寿都教室」最終の指導》

2015年12月23日 | [ 北海道・大阪・奈良60教室の風景 ]


今年一年を振り返って一言、と聞くと。



「よく頑張った私を一番に褒めてやりたい」
「サボろうと思うことがあったが、
 みんながいたから継続できた」



あちらこちらと痛いところだらけ
 だったけど、そのからだによく付き合えた」
「長期間休んで復帰した時、動かないからだに
 びっくりした」



「親の介護をしていて、次は私の番だと
 ひしひしと感じさせられた」
「からだが変わっていくのが感じられ、
 通うのが楽しくなってきた」



「からだのむくみが改善されてきて、
 週2回の体操効果を感じた」
 
等々・・・。



長万部教室には30歳代の生徒さんが5人ほど
になりました。
若い人の実践は教室を活気させます。



寿都教室はほとんど10年継続の実践者が、
今年も休まずコツコツと実践していました。



年末年始は体操がお休みになります。



「先生!来年もよろしくお願いしますね!」
「では、よいお年をお迎えください。」と、
今年最終の指導を終え、お別れしました。

《黒松内町教室の指導》

2015年12月08日 | [ 北海道・大阪・奈良60教室の風景 ]
黒松内町の教室は、
月曜日の夜7時からと火曜日の
昼1時30分、金曜日昼1時30分の
3教室を指導しています。


久しぶりに教室指導に行ってきました。



黒松内町教室には男性が4人実践しています。
60歳代がおふたりと70歳代がおふたり。


70歳代のおふたりは10年継続実践者です。
それも週2回の実践を継続中です。



おふたりとも10年前(開始されたころ)とは、
見違えるほどからだが変化しました。


年齢が高くなるにつれてのからだの変化は鈍足で、
よほど意識的に実践しないと訪れ難いものです。



しかしこのおふたりは、見事にこのことを
克服しています。
「自己のからだとしかりと向き合い、ゆっくりと育てる」
鍛えるというより育てているというふうに感じます。


それこそ、残り少ない人生に悔いを残さないために、
日々実践されているようにも思えるのです。



札幌では「男性だけの教室」がこの秋にスタートしました。
ぜひ訪問したいと思っています。

《「夢街道国際交流子ども館」理事長・比嘉昇先生の受賞記念祝賀会報告》

2015年12月03日 | [素敵な出会い]

心温まる素敵な祝賀会でした。
発起人を代表して、
「シンクロ日本代表チームコーチ」
井村雅代さんのあいさつにはじまり、
夜10時過ぎまで祝賀会は続きました。


『比嘉昇先生・冶代先生ご夫婦 私たち夫婦が尊敬するおふたりです』

井村さんの中国でのコーチ時代のお話や
日本の選手の指導を通しての
現在の日本の若者の心の変化について、
たくさんのエピソードを取り入れてのスピーチに、
会場の皆さんは聞き入っていました。


「こころのシャッターを下ろす選手(日本の若者)
が増えている。」という言葉を何度も使われていた
のがとても印象的でした。


『昇先生と井村コーチ 昇先生が私の紹介をして下さっている写真です』

お祝いのことばでは、
島田病院院長の島田永和先生のジョークいっぱいの
お話に会場は笑いに包まれていました。


久しぶりの再会に、
互いに駆け寄りのハグでした。
昔と変わらない(出会って40年近く)人柄に接し、
人はこうあるべきだと感激したしだいです。


『日本のスポーツ整形の先駆者的存在です 20歳代前半に出会いました
 互いに年を重ねました』


私もスピーチさせていただく機会を与えられ、
比嘉ご夫婦との初めての出会いの話(私が高校1年生時)。

息子をたまたまあずけた保育園(25年前)の
園長さんが偶然にも冶代先生であったこと。

妻が冶代先生とふるさとがおなじであること。


『スピーチさせていただいたこと 光栄に思っています』

子育てで悩んでいるお母さんに、
昇先生の著書「こうして彼らは 不登校から翔びだった」を
お渡ししたところ、感銘し、こころの支えにしたこと。
時間をかけ、こどもに向かう姿勢を考え直して行くうちに、
こどもに変化が訪れ、こころを開くようになったという
お話をしました。


高校時代(天王寺商業)の恩師や先輩をはじめ、
教師時代によく飲み歩いた加藤先生
(あべの翔学高等学校・入試広報室教頭)
ご夫婦にも出会えました。



バスケ顧問時代に選手たちがリハビリでお世話になった
鈴木秀雄氏(npo法人シニアライフゆめ・からだ・しごと
応援協会理事長)との再会は30数年ぶりの再会でした。


『鈴木氏との30数年ぶりの再会 スポーツトレーナーという職業は
 当時日本ではあまり存在しない時代でした』



今回の祝賀会で私が強く感じたことは、
「みのるほど こうべをたれる いなほかな」でした。
比嘉ご夫婦をはじめ、
地位名声があっても、素敵な人たちはみな謙虚である
ということ。


『昇先生とお別れ時の再度のハグです』

先を走るものは、常に周りを大切する気配りがあること
でした。

昇先生の弟さんの比嘉悟氏(高校大学の先輩 
現芦屋短大・大学学長)と再会の約束(おいしい酒を飲みながら
おいしい話をしょう)をし、会場を後にしました。


『お忙しいからだですが 体調管理はくれぐれも ぜひ次回は
 語り明かしましょう』


比嘉昇・冶代先生、こども館の関係者のみなさん、
誠におめでとうございました。
そして、ありがとうございました。









《大阪門真市「市民プラザ教室」を訪問》

2015年12月01日 | [ 北海道・大阪・奈良60教室の風景 ]


予告なしの私の出現に、
みなさんがびっくりされていました。

大阪指導者は、
月曜の「アカカベ江端店教室」と
水曜の「市民プラザ教室」を指導しています。



11月の中旬、直接指導したばかりだったので、
驚かれるのも無理はありません。
「ええ!なんで!なんで!」
「先生!どないしたんですか!」



「来たくなかったけど 
 足が勝手にこっちの方に向きましてん!」

「きにせんと 何度でもきてください。」と、
大阪人的ユーモアいっぱいの歓迎を受けました。



前回も大阪の生徒さんたちに言ったのですが、
「実践が3年経過しましたが、みなさんの動きや
 からだが実に変化しているのがよくわかります。
 大阪の指導者がしっかりと確実にTKTを
 伝えていることが伺えます。
 あなたたちはとても幸せですね。」と再度伝えました。



大阪指導者は、
「実践者のTKTの取りくむ姿勢がどんどん変わって
 きたこと。
 週2回の実践者が増えたこと。
 厳しい仕事をしている女性が多いのに欠席が少ないこと。
 TKTへの理解が深まったなあと感じています」と、
 感想を述べていました。



 
帰り際、
「先生!また来てや!」とあいさつを受けた生徒さんに、

「仕事頑張ってくださいね。」

「なにゆうてはんの 先生、私70はとうに過ぎてる高齢者ですよ!」

「立派な高齢者ですよ。まだまだは働けますね。」

「まあ、のんびりもしたいけどそんな世の中違うさかい。」



歳を重ねることのすばらしさ感じる社会であってほしい。
歳を重ねた人たちに畏敬の念をもつ社会であってほしい。



最近の世の「お年寄り」に関係する事件を知るたびに思わされるのです。