シラチャ日記

2007年8月から何度かの中断期間を経て、タイ王国チョンブリ県シラチャより発信しています...

『新しい補習校を考える会』発足のお知らせ

2008年03月17日 | シラチャ補習校関連
*先週末の補習校授業の際に配らせてもらった『お知らせ』です。
 ()内の赤字は追加説明。
  


 3月1日発行の“ソムタム”(日本人補習校で毎週発行しているプリントの名前)第20号にも、お知らせがあったように、現在のシラチャ・パタヤ日本人補習校は、日本人学校設立に伴い2009年度3月末をもって閉鎖されることが決定しております。また、チョンブリ・ラヨーン日本人会(CRJA)及び、現在のシラチャ・パタヤ日本人補習校も、日本人学校設立に関して協力することとなりました。しかし、日本人学校開校後もチョンブリ・ラヨーン地区のインターナショナル校や、現地校に通学する事を選択されたご家庭のお子さんに“日本の教科書を使い、日本人の先生が勉強を教える”ことは今後も継続して必要であろうと思われます。そのためには、現在の補習校に代わる物が必要です。以上の思いから『新しい補習校を考える会』を発足させました。

 
 2001年の現補習校設立時に際して、その経緯・いきさつをご存知の”STEP-TY”(現在の補習校の授業を担当してもらっているバンコクの学習塾)の川口先生にもご協力して頂き、将来的には現在の補習校のように、日本国政府からの金銭的な援助を受けられるような学校にして行きたく思います。現在、具体的な設立場所の検討に入っている段階です。


 世界的に見ても、ホーチミン,シンガポール,ブラッセル,デュッセルドルフなどの様に、日本人学校が同一地域に存在しながら、日本国政府からの援助を受けている日本人補習校があります。併設については、決して低いハードルではないと思いますが、不可能でもないと考えております。然るべき段階になれば、在タイ日本国大使館や文部科学省にも働きかけていく予定です。
 また、現在、地区内の多くの日本人児童が通っているISE・ISRなどのインター校も、来年度からも引き続き通学する日本人児童のためのサポートを考えておられるようです。それらの学校とも相互に協力できるような体制についても、両校の理事長とも話し合いを持つ予定です。


 しかし、補助金申請には母体となる邦人団体が必要で、しかも極少人数の為に補助金が交付されることは困難と思われます。まずは、上記のように“日本人学校設立後もインターナショナル校や現地校に通い、且つ、土曜日には日本人補習校に通いたい”というお子さんが何名程度になるかの現状を把握することが必要です。
 ちなみに、現状と同額程度の授業料で、学年ごとにひとつの教室を使用して授業をする為には、発足当初に約30名の生徒がいなければ成り立たないと試算しています。


 ご勤務先の教育費補助の規定もあるとも思いますので、先ずはご家庭,勤務先等でじっくりと話し合いして頂き、『新しい補習校を考える会』にご賛同頂ける方は、4月5日(土)に第1回目の会合を予定しておりますので、そちらの方に参加してもらえればと思います。
(会合の時間・場所等のお知らせは、次回、3月22日の補習校授業の際にさせてもらいます。)

 

『新しい補習校を考える会』
発起人 中田昭洋 
                              
 



*ご意見・ご質問等の有る方は、nakata@cft.co.th までお願いします。
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