毒舌猫の晩酌ばなし

食いしん坊猫Farbyとお世話係 時々 東京スカイツリー

たかが「お茶」 されど「お茶」

2012-03-13 11:48:21 | お世話係の日記
 昨日 ちっと大きな会議があって 久々に イワユル「お茶くみ」ってのをした

 平成生まれの諸君にはわからんでしょうが 昔は「お茶汲み コピー取り」なんて
 余裕のある優雅な職種が成立してたのさ 
 男女雇用機会均等法 っていう ちょっと 前のめりの法律が施行されて
 第一期の就職組であったお世話係 お茶くみには一言ありまっせ

 まぁ よわい22 超専門職の哀しさで 一般的な事務知識ってのが皆無
 で お茶くみ なんしかお茶くみ なぜなら ソレしかまともに出来ることが
 なかったんですな 

 

 そうそう そんなことも言われてたねぇ… でもしゃぁないねぇ 
 右も左もワカランかったから  あ 決してお世話係 いわゆる「フェミ」ではない
 むしろ 女性の権利を振りかざしすぎるオバハンは大キライ

 で 話戻って あの頃 お客さんのお茶を入れながらいつも思ってたこと

  「いつか "オマエがお茶を入れてる場合じゃないだろ"って言われたんねんっ!」
  (そんなことしてないで 仕切れよ と 言われてやるゾ!)

  「お茶を出してくれた若い子には どんなに詰まった商談でも
   ありがとう! って言おう もしくは会釈しよう 自分が その立場になれたら…」

 ってね… そして 本日 お客様にお茶を入れつつ 出しつつ…
 嗚呼 自分は お茶くみが久々 って年齢になったんだなぁ と

 でもさ ちっと残念だったのは 二つ目のくだり

 本日は いろんな意味で えらいさん ばっかの会議だったけど
 お茶を出して 何のリアクションもなかったのは 全部女性だったんだなぁ

 う~ん ありがとう と会釈は 関西風にいうと 「タダ」だと思うんだけどね
 どんな立場になっても 仮にエラクなっても…

 

 自分のためにお茶を入れてくれた人に「ありがとう!」って言える余裕は
 残したオンナでいたいもんだわさ

 たとえ おっさん同様に仕事してたとしても なぁ…