これからはあるくのだ

知らない街を歩いてみたい。どこか遠くではなく、すぐそこの路地へ。

JEF UNITED市原 1 vs 2  セレッソ大阪 @市原臨海競技場

2005年08月24日 | Sports
ハースをケガで、巻を出場停止で欠いた前線には、林の1トップに、羽生、工藤の2シャドウという、“ちびっ子トリオ”。
しかし、この3人が縦横無尽に走り回り、相手DF陣を翻弄する。
キックオフからずっと攻め続け、開始5分、鮮やかな展開から、林がきっちりゴールを決めた。
しかし、あまりにも簡単に先制してしまったために、逆に集中が切れてしまった。
緩慢なプレーがミスを生み、ミスがリズムを狂わせ、さらにミスを重ねる。
残念ながら、今の市原には、崩れたリズムを立て直す選手がいない。
逆転負けは必然の結果だった。

まあ、これだけ酷い内容なら、オシムにこっぴどく怒られて、選手たちは、深く深く反省したことでしょう。
臨海の不敗記録は途切れてしまったけれど、これが優勝に繋がれば無駄にはならない。
試合終了後、サポーターが選手に向かって、ブーイングではなく、
「まだ(優勝を)あきらめるなよ! 俺たちはあきらめてないぞ!」
と叫んでいたのが、印象的だった。

8月のサッカー

2005年08月20日 | Weblog
今年は、市原が高校総体のサッカーの会場になっていて、整備もあって、先々月くらいから、グラウンドが取りづらくなっていた。そのインターハイも終わって、久しぶりにグラウンドが取れた。それにしても、こんな真夏にサッカーをやらなくてもって、みんなに散々言われたけど、約2ヶ月ぶりのサッカーは、やっぱり楽しかった。
1セット20分やっただけで、暑さと、久しぶりに体を動かしたことで、早くもヘロヘロ。まあ、みんな似たり寄ったりで、4時間取ってたんだけど、2時間で、相手チームもギブアップ。
食事もサッカーも、“腹八分目”がちょうどいい。

金曜日の夜のラスベガス

2005年08月19日 | Weblog
今日は、いつもの○川さん、野△さんと品川プリンスの「ラスベガス・マジック」ショーを観に行きました。

食事とセットで予約していたので、 19時に品川プリンス39階の「トップ・オブ・シナガワ」に集合。会社を○川さんと一緒に出て品川駅まで行ったが、ちょっと早く着いたので、私はキヤノンのギャラリーに行き、彼女は買い物をして、現地で落ち合うことに。
キヤノンのビルは品川駅とペデストリアン・デッキで直結しているものの、歩くと結構時間がかかって、着いた時にはちょうど閉館時間になったところだった。品川駅の通路は混んでいたので、そのままもどらず、八ツ山橋の方に抜け、ぐるっと回って行くことにしたが、京急の“開かずの踏切”に引っかかり、5分ぐらい足止めを食ってしまった。

それでも時間通りに店に到着、入り口で予約していることを告げると、まだ誰も来ていなかった。まあ、少なくとも○川さんはすぐ来るだろうと思って、入り口で待っていたが、どちらもなかなか現れない。「まさか2人とも店を間違えているのかな?」と心配になった頃、ようやく○川さんが到着。迷子になっていたとのこと。結構時間が過ぎていたので、席で待つことにし、ドリンクを選んでいたら、野△さんも到着した。
「トップ・オブ・シナガワ」は両サイドが大きなガラス窓になっていて、夜景がきれい。とりあえずシャンパンで乾杯。料理はコースではなく、前菜とメインとデザートだけ。ショーとセットで7,800円だから、こんなもんだろう。ショーは21時からで、移動の時間もあるので、あまりのんびり食事をしていられないというのもある。

20時半過ぎに店を出て、別館の「クラブeX」へ移動。トイレに寄ったりしたら、ちょうどいい時間になってしまった。
バー・カウンターでドリンクを取って、席に着くと同時に照明が落ちて、ショーが始まった。
助手が、ステージ中央の3本のパイプで組んだ枠にダースベーダーのようなマスクを懸ける。その下に黒い布を下げると、中からマジシャンの「ホアキン・アヤラ」が現れた。
「ラスベガス・マジック」と言うだけあって、ショーは、大がかりな仕掛けを使った、いわゆる“イリュージョン”といった感じのもの。助手の女性「スザンヌ」もスタイル抜群で、セクシーで、「ラスベガス」っぽい。合間には、「ティニー・ウィニーズ」のコミカルなショーも挟まるのも「ラスベガス」式? ただ、ステージが小さいこともあってか、ちょっぴり安っぽいのは、仕方がないかな?
観客を巻き込んでの1時間のマジック・ショーは、「プチ・ラスベガス」気分も味わえて、まあ満足。
たまにはこんな夜もいいかな。

大人の夏休み2 -SUMMER SONIC 2005

2005年08月14日 | Weblog
フジロックは「雨」、サマソニは「快晴」というイメージがある。
しかし、前日の夜は激しい雷雨に見舞われ、1日目の天気予報も「雨のち曇り」。フジロックに続いて、雨にたたられるのかと心配したものの、雨は朝方ちょっと降っただけで、その後、降られることはなかった。

出演者はフジロックより比較的メジャーだし、雨も降らなかった。メッセの中は屋根はあるし、冷房も効いてて、環境は抜群なんだけど、フジロックに較べるとサマソニは、どうも物足りない。
サマソニは、ゴミは散らかってるし、マナーの悪い観客が少なくない。フジロックは、はるばる「苗場」まで行って、過酷な環境の中に身を置かなければならない。そこまでしてロックを楽しもうとしている。フジロックの観客はみんな「覚悟」を抱えて来ているのだ。
幕張は近い。特にうちからは、渋谷や新宿、下北沢あたりのライブに行くよりも、ずっとお手軽だ。もちろん宿泊の必要はないし、終電の心配すら必要ない。チケット代は高いけど、フジロックほどの「覚悟」は必要なく、ふらっと気軽に行くことができる。

サマソニは、いろんな意味でフジロックより“軽い”のだ。それは郊外型フェスの宿命かもしれないけれど。

フォト・レポートは、近日アップ予定!

キン・シオタニ個展 「沖縄の海の水を北海道に捨てに行く男」~旅とアートと文学と~ @Bギャラリー

2005年08月11日 | Art
同名タイトルの本の出版記念も兼ねた個展。
大盤振る舞いで、かなり多くの絵が展示されていたんだけど、
ヘタウマ系の独特の絵は、似ているものがない唯一無二の存在。
久しぶりに観たけど、相変わらず味がある。
文章もおもしろそうだったので、本も買ってしまった。

Have A Good Journey vol.4 @下北沢 CLUB Que

2005年08月07日 | Live Report
ザ・カスタネッツ/advantage Lucy (出演順)

今年のルーシーは、「どうしちゃったの?」ってくらい気合いが入っている。
ツアーには出ちゃうし、アルバム出すし、ついに “ワンマン” もやっちゃう。
今日はカスタネッツと組んだツアーの中の“東京公演”。
どちらも“若手お笑い芸人”のごとく、キャリアが長い割りにいつまでも初々しいバンドだ。

先行は「カスタネッツ」。
いつものルーシーのライブでは見かけないような女の子のファンが多く、フロアは結構混んでいる。
さて、そのカスタネッツは、ベテランらしく演奏は安定しているけど、サウンドや歌詞は爽やかでストレートなポップ・ロック。
MCもうまいし、曲を知らなくても、十分楽しめる。
あえて何を言えば、クセがなさ過ぎること?

続いて「ルーシー」。カスタネッツに較べると、こちらは初々しいようで実はクセ者(笑)
今日はドラムスがシャーベッツの外村さんではなく、プレクトラムのタツイ君。そのせいか、全体的に1割り増しパワフル。
新曲も披露し、アイコもいつもより多くの楽器に挑戦していて、ちょっぴりいつもとは違った雰囲気。
もっとも、気負いはなく、石坂とアイコの掛け合い漫才(?)とともにまったりと進んでいく。
やっぱり「ルーシー」は「ルーシー」だ。

荒木経惟 「ポラノグラフィ」展 @LA CAMERA

2005年08月07日 | Art
ポラロイドで撮ったヌード写真なので、「ポラノグラフィ」。
アラーキは、こんなちょっとぽっちゃり系の女性を撮るが好きだよね。
そこには、独特のエロチシズムが漂っている。
ポラロイドの小さな写真をのぞき込むように観ると、そのエロチシズムがさらに際立つ。
こういう写真を撮らせたら天下一品ですな。

神谷智次郎 Les couleurs @コダック・フォトサロン

2005年08月07日 | Art
森山大道と同じく、おそらくこちらも南米で撮影しているみたいなんだけど、「Les couleurs」というタイトル通り、鮮やかな色が溢れている。
コマーシャル・フォト等を中心にやっているだけあって、画を作り過ぎているような気もするけど、個人的には好きだ。
カラーでも“光と陰”は表現できる。

JEF UNITED市原 3 vs 2 ジュビロ磐田 @国立競技場

2005年08月06日 | Sports
ともに日本代表等で主力を多数欠いたナビスコカップ準々決勝第1戦。序盤は、磐田が意識的に引いてきたのか、市原が一方的に攻め込む展開となった。
開始早々に羽生のゴールで先制すると、その後もボールを支配し、余裕でボールを回す。あまりに余裕があり過ぎて、ストヤノフなんかは、試合中なのにサポーターの声援にいちいち振り返って手を挙げて応えるほどだった。さらに30分に中島のゴールでさらにリードを広げると、逆に集中が緩んだのか、ロスタイムにCKから失点してしまう。

後半は、その気の抜けた状態が続き、暑さで運動量が落ちたこともあって、徐々に磐田に押し込まれる。それでもカウンターから何度かチャンスを作り、終了間際に要田のゴールで突き放す。直後に1点返されたが、何とか逃げ切って、1戦目を先勝で終えることができた。

ここで一度し切り直して、再び集中力を高めて第2戦に望んで欲しい。特に、絶対に走り負けないという気持ちが大切だ。

森山大道展 「ブエノスアイレス」 @Taka Ishii Gallery

2005年08月06日 | Art
森山大道の粗い粒子の漆黒の画質は、日本の風景との相性がいいのかもしれない。
アルゼンチンは、やはり“ラテン”の国であり、カラーの方が似合うのかも。好きな写真もあったけど、全体的には無理して“森山大道風”にしようとしているように見えた。
もっとも、好きな写真もあったので、もっと時間をかけて撮り続ければ、だんだんしっくりしてくるのかもしれない。
そもそも森山大道は、街と濃密な関係を持つことによって、街の本質を鋭く切り取る写真家だと思う。関係性さえ築ければ、白黒もカラーも問題ないはずだ。
もう一度チャレンジしてもらいたい。

土田ヒロミ展 「砂を数える/新・砂を数える」 @GALLERY PAST RAYS

2005年08月04日 | Art
人が集まる風景というのは、カメラマンの撮影中枢を刺激するのだろうか?
私も、ライブの観衆や、渋谷センター街、日曜日の銀座の歩行者天国、お花見、なんかの写真を良く撮っているので、すごく共感できる。
また、これらの作品に「砂を数える」というタイトルを付けたセンスが、素晴らしい!
群衆の中で、1人1人は無個性な“砂粒”のようだ。しかし、その砂粒が集まったところにパワーが感じられる。
そのパワーを写し込みたいと思うけど、なかなか難しい。

大人の夏休み -FUJI ROCK FESTIVAL 2005

2005年08月01日 | Weblog
フジロックに行ってきました。
念願のフジロック。そこは、ただの“ロックの祭典”ではなかった。

山の天気は変わりやすい。強烈な日差しが、あっという間に土砂降りに変わる。容赦なく降り続く雨にレインコートも根負けし、雨滴の浸透を許した。夜になれば気温が下がり、雨に濡れた体から体温を奪う。
それでも、ずぶ濡れになりながら、泥だらけになった道をステージからステージへと渡り歩くと、どの会場も熱気は衰えることなく、観客も一向に減る気配はない。スピーカーからは大音量の“ロック”が流れ続け、歓声が響き渡る。
そうして、3日3晩、祭は深夜まで続いていった。

大自然には、この3日間で、“癒し”と同時に“厳しさ”をも見せつけられた。
身体的にも精神的にもタフじゃなければ、フジロックを楽しむことはできない。しかし、その“厳しさ”すらも、フジロックの魅力なのかもしれない。「また来年も来たい」と思った人もいれば、「もう懲り懲り」と思った人もいることだろう。
自分はと言えば、「来年もまた来たい」と思っている。仕事の都合がつけばだけれど。。。

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     ↓
  FUJI ROCK FESTIVAL 2005 -DAY1
  FUJI ROCK FESTIVAL 2005 -DAY2
  FUJI ROCK FESTIVAL 2005 -DAY3