商品登録データの共通化はあるのか?
商品登録代行としては、パンフレットや元のデータを元に商品登録するのが仕事なので、それ以上を考える必要がないものの、お客様にメリットのでる方法ややり方をサービスとして提供できないかなどを日々考えています。毎月のようにパンフレット登録を行いますが、本当はメーカーさん或いはパンフレット制作時点でweb用のデータになっているいるとかなり登録は簡単ですが、結局それだと独自性は0ですし、販売価格だけの話になってしまいます。
(販売する商品がパンフレット・カタログ商品で型番商品である場合)
難しいのは、ネット販売という場所に出る事で、今までのお客さん+ネットで見られているお客さんを区別して販売する形となるため、現状で販売してきた顧客より安く見せる事が容易にできませんし、安くすることで、既存顧客も安くする必要性が出てくる点です。
■ネットショッピングモール(楽天、ヤフー等)での 商品情報が同じデータを利用した場合について (商品登録代行利用もありか?)
<前提条件>
・基本的には卸屋さんが供給するデータ、LPを使う
・価格は下限がある程度決められている
・商品データ+商品画像は供給された物を使う
・楽天市場、ヤフーショッピングはCSVがありすぐに上げられる状態である
・在庫管理は共有化できない(メールやCSV等で在庫通知が来るのみ)
<メリット>
・データをUPするだけで使える状態であれば手軽に商品数を増やす事ができます。
・同一ジャンル商品で、商品数が少ない事がボトルネックになっているとすればそれは商品数を上げるチャンスになります。
・商品登録又はLP作成コストが削減できる。また商品登録による時間的短縮が大きい
・自社顧客への販売促進が可能である場合においては、商品数拡幅におけるメリットは大きい。
<デメリット>
・同梱ができない。発売時点で同梱できない物だとして販売する必要がある
・商品が同一であるが故に価格競争に陥りやすい
・お店の差別化ができにくい
・検索順位において、モール内での店舗スコアが高い方が当然検索順位は上位化されやすい為、価格以外のモール内検索対策SEOをデータに付け加える必要性がある。
・在庫管理が頻繁に起きる、又は在庫切れリスクが担保できていない場合は在庫管理のみで翻弄される場合もある。
ネットショップ運営店舗にとっては、商品登録は永遠と続く負荷業務でありながら、やはりここからがスタート地点でもあります。
今後商品情報共有化が進む場合において、どのような対策やメリット、デメリットを考えて行かなければならないのか検討する必要
があるでしょう。
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