今の基本思想ではエジプトの安定はない

 

 

エジプトの騒乱が起った8月16日　国を支える基本的な思想

http://blog.goo.ne.jp/syougai0014/e/2df2a3ef9d0978e4260cddf7c365b9d9

と題して次のように書いた。

「中東の事件で同じ視点で何回も書いたが、西側の文明を受け入れていないのである。12世紀のイスラムの思想が優勢なのである。イスラムを代表する「歯に歯を　目には目を」という基本思想では、イランの宗教対立に見られるように殺し合いである。エジプトも同じ道を歩くのだろう。」

 

報道3の通り

　サウジアラビアの国民と政府は、テロに立ち向かうエジプトと共にある」。治安部隊による同胞団の集会の強制排除が行われた２日後の１６日、サウジのアブドラ国王は国営テレビを通じて声明を発表し、暫定政権への支持を明確にしている。

 

　国を支える基本的な思想に代表される事件は、エジプト:国立博物館が襲撃され収蔵品ほぼ奪われたことである。何かあれば、国民の一部がすぐに暴徒化・テロ集団になるという事例である。これでは、エジプトの安定などはないと言わざるを得ない。

 

1、エジプト暫定政権、同胞団最高指導者を逮捕

http://www.nikkei.com/article/DGXNASGM20002_Q3A820C1EB2000/

2、エジプト:同胞団幹部ら４００人以上逮捕　弁護士明らかに

http://mainichi.jp/select/news/20130820k0000e030182000c.html

3、エジプト:暫定政権に中東諸国の対応分かれる

http://mainichi.jp/select/news/20130820k0000e030178000c.html

4、エジプト:国立博物館が襲撃被害　収蔵品ほぼ奪われる

http://mainichi.jp/select/news/20130820k0000e030157000c.html