イラン・イラクなどの中東のことは、イスラム教シ―ア派とスニン派の整理をして置かないと、この地域の出来ごとの理解かできない。よって、多少整理したい。
1、イランとイラクは、イスラム教シーア派が多数を占める。
(フセイン元大統領は世俗的なスニン派で、長期の独裁であった。
2、イラク現マリキ政権は、シーア派でイランと良好な関係を持つ。
3親米国サウジアラビアは、スニン派が支配している。
4、過激派組織「イラク・レバント・イスラム国(ISIL)」は、イスラム教スンニ派の流れである。
(参考資料6月15日日本経済新聞14面)
イラク北部で大規模な軍事行動を続けるイスラム教スンニ派の過激派組織「イラク・レバント・イスラム国(ISIL)」の広報官は12日までに、首都バグダッドへの侵攻を示唆する声明をインターネットで発表した。報道2によれば『バグダッド以南のシーア派居住地域では、政府軍のほかシーア派民兵組織も抗戦の構えを見せており、内戦状態に陥る恐れも出てきた』と、事実上の内戦状態である。
これで、シリア・イラクが内戦状態になる。昔、イスラム教開祖のマホメットの解説を読んだ。教祖のマホメット自体が、50回余りの戦闘をしたのだ。住民は誠に可哀そうだが、イスラム文化圏で、武器を持つ争いは今後何百年の続くのではないか。
1、イラン、イラク支援の用意 米と協力検討も
http://www.nikkei.com/article/DGXNASGM1401T_U4A610C1MM8000/?dg=1
2、イラク:イスラム過激派、首都侵攻を示唆 内戦突入の恐れ
http://mainichi.jp/select/news/20140613k0000m030083000c.html
3、米空母、ペルシャ湾に到着か…軍事行動に備え
http://www.yomiuri.co.jp/world/20140615-OYT1T50098.html?from=ytop_top
4、イラク:「過激派戦闘員279人殺害」政府軍発表
http://mainichi.jp/select/news/20140616k0000m030081000c.html
5、イスラム過激派、首都の北110キロまで侵攻
http://www.yomiuri.co.jp/world/20140614-OYT1T50069.html
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