日本の5大新聞の中で、中国批判専門のチームがあって、連日のように中国の
負の部分を報道しているところがある。もっと国内の問題に目を向けてもらいたいと思うことがある。そのひとつが、日本の精神医療の欺瞞である。
根本的な問題点を挙げよう。
「そもそも国内の精神科病院は約34万の病床を持ち、人口比ではフランスの3倍、米国の9倍と世界で突出している。」(以下の毎日の報道から)
フランスと同じであれば。11万の病床、米国と同じであれば3.7万床になるのだ。精神科病院34万の病床が、社会的な問題にならないことが不思議である。
寝たきりの痴呆性老人は100万人に達すると推計されています。
http://wwwhakusyo.mhlw.go.jp/wpdocs/hpaz199301/b0131.html
この問題も医療が深く関係している。降圧剤が痴呆性老人を生み出す根本のようだ。「長い間高血圧の基準は160㎜Hgであったが、とうとう130㎜Hg以上は高血圧となった。そのため、降圧剤の売り上げが2000億円(1988年)から2008年が1兆円をこえた」(要旨:近藤誠著 医者に殺されない47の心得6ページ~引用)
毎週木曜日我が家のミニ教室で健康セミナーを開いていますが、これらの問題を含めて、健康に関する草の根運動を続けていきます。精神科病院の人道無視の問題が、ネット情報で溢れるほどあります。これらを多少編成するブログを立ち上げたいと思っています。問題の巨大さから見ると、取組む成果がないかもしれません。しかし、坐して何もしないことは、自らの生を消し去ることになると思っています。
病院から出られない 精神科に入院、過去最多5万人
http://apital.asahi.com/article/dementia/2013030100003.html
老いてさまよう:閉鎖病棟から/1 毎日新聞
http://mainichi.jp/feature/news/20130622ddm041100069000c2.html
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