中国人の欺瞞を含むいいかげん病

　

中国社会の精神面を指導した文豪魯迅は「人々のいいかげん病、馬馬虎虎（マーマーフーフー）病を直さない限り中国の未来はない」、と主張した。「馬々虎々」とは欺瞞を含む人間的な「いい加減さ」で、中国社会の病根である。

 

中国公安当局によると、ネズミの肉を羊肉と偽ったり、病死した動物の肉を流通させたりするなど食品の安全にかかわる犯罪を計２０１０件を摘発し、容疑者計３５７６人を拘束したという。

 

２月から４月にかけて摘発した。「典型的な犯罪」として公表されたケースでは、検疫していない牛の肉、病死した豚や鶏の肉を流通させたという。偽装肉を食べた消費者が中毒で死亡したケースもあったというから、まさに馬馬虎虎（マーマーフーフー）病が社会に深く根を張っていると言わねばならない。

 

中国から食品を輸入するスーパー・外食産業の感覚が分からない。あえて名前は記述しないが、外食産業の中には、中国からの食品に大きくい依存しているとこがあるのだ。

 

中国:食肉偽装３５７６人拘束　中毒で死亡のケース

http://mainichi.jp/select/news/20130504k0000m030077000c.html

中国でネズミを「羊肉」と偽装、警察が犯罪組織を摘発

http://mainichi.jp/feature/news/20130503reu00m030003000c.html