個人でも常に争いを起こす人がいる。傾向としては頭脳が優秀な人であることが多いように思う。ある大蔵官僚がいた。組織内に嫌われて、ある地方銀行の役員に追い出された。ここでもうまくいかず、その銀行の手配で、とある企業の社長に転出する。私は25歳から28歳の3年間この社長の下で仕事をして訓練を受ける。この企業が倒産して、この社長の社会的な地位は断たれる。争いを好む傾向を持つ人の人生の顛末であった。
エジプトは次の勢力の争いである
1、世俗・リベラル派 軍部・アラブの春以前の政権支持の民衆
2、イスラム原理主義組織ムスリム同胞団 軍部のクーデターで解任されたモルシ前大統支持派
この事件の詳細を把握したいと思う方は、以下の資料5の長文のリポートをご覧ください。
私の理解は世俗・リベラル派よりイスラム原理主義組織ムスリム同胞団の方が「歯に歯、目には目を」というイスラム伝統が強いと思う。故に、エジプトは、内戦に進む可能性が高い。個人も国家も争う習性が強ければ、それなりの結果が生まれると言わざるを得ない。
http://mainichi.jp/select/news/m20130709k0000e030164000c.html
http://mainichi.jp/select/news/m20130709k0000e030177000c.html
3、暫定大統領、憲法改正や選挙の日程を発表 エジプト
http://www.asahi.com/international/update/0709/TKY201307090105.html
4.暴力あおる同胞団を非難=エジプト軍に自制要求-米
http://topics.jp.msn.com/world/general/article.aspx?articleid=1945407
5、エジプトのクーデター、米国の影響力の限界を浮き彫りに
http://jp.wsj.com/article/SB10001424127887323760504578586742293040754.html
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