女性役員比率４０％、ＥＵが義務化へ

 

社会の根幹を支える「人権」を根幹とする社会体制はヨーロッパが一番進んでいる。その一例が企業の女性役員比率であり、現在既にフィンランド（27.1％）、ラトビア（25.9％）、スウェーデン（25.2％）と女性役員が20％を超えている国がある。ＥＵで上場する約５千社の女性役員が占める割合は２７カ国平均で１３．７％、非常勤役員に限れば１５％であるという。ちなみに、日本では女性役員の割合は１％以下である。

上場企業に対し、非常勤役員に占める女性の割合を２０２０年までに最低４０％に引き上げることを義務づける指令をまとめたという。日本では考えられない男女平等の理念から発する政策なのである。

 

女性役員比率４０％、ＥＵが義務化へ　上場５千社が対象

http://www.asahi.com/business/update/1115/TKY201211150009.html