中国の有害濃霧の顛末は

有害濃霧を排出している主な工場（石炭発電所をふくむ）の発表が全くない。

報道2の通り、高速鉄道が有害物質を含んだ濃霧が原因の故障が発生し、上下線とも運行を一時停止するトラブルが起こっている。

 

ともかく、街全体がかすんで５０メートル先も見えにくい状態になった。薄暗いため車両は日中も点灯。視界不良による空港の閉鎖が一部で起こっている。生産工場の環境対策が不十分なことが、最大の問題なのだろう。

 

国際オリンピック委員会（ＩＯＣ）のジャック・ロゲ会長は２０１４年の第２回ユース五輪夏季大会を「空気中の汚染物質がＩＯＣの基準を超えれば延期することになる」と表明した。

 

こんな汚染された大地で育った農産物を輸入する日本の企業の感覚が分からない。有害濃霧は中国経済に大きな影響を与える段階となった。一つ例をあげれば、有害濃霧に汚染された中国に観光に行く人があるだろうか。

 

1、大気汚染、基準超なら延期＝南京のユース五輪－ＩＯＣ会長

http://www.jiji.com/jc/c?g=spo_30&k=2013013100580

2、有害濃霧で高速鉄道停止　中国、「閃光」発生か

http://sankei.jp.msn.com/world/news/130131/chn13013123030008-n1.htm

3、中国　大気汚染　マスク必需品　当局は口閉ざす

http://sankei.jp.msn.com/world/news/130131/chn13013115420003-n1.htm

4、中国大気汚染:流入の西日本「物質濃度が急上昇」

http://mainichi.jp/select/news/m20130131k0000e040166000c.html

5、PM2.5大気汚染 中国の謎の実態　動画　2分51秒

http://www.youtube.com/watch?v=Ygm3pU8eBtc

6、:中国で「新鮮な空気の缶詰」、大気汚染悪化で富豪男性が配布

http://mainichi.jp/feature/news/20130131reu00m030010000c.html