ついにタンホイザー全3公演終わってしまいましたね~
オペラは高いし、売り切れてるし、そう簡単にリピーターするわけにいかにゃい。なのですごくロス~(淋しい)
きのうは小泉さんが来たようですがその3日目はどうだったんでしょう? ギャンビルさんの声量は回復してたのでしょうか?
あ~ギャンビルさん、ロス~
というわけで、また見てみました。彼のジークムント~
やっぱいい~
そんでもって声がやはり彼は低い~
あるシーンなんかかなり低すぎのとこがある。声が出ているシーンもあるのだけど。彼は落差が激しいタイプなのでしょうかね?
このシーンは絶対別撮りの日ですね。
撮影自体は2002年から03年。
それで今よりやっぱやせてる~
現在はこの頃に比べるとけっこう貫禄がついています。
ジークムントが最初にジークリンデを見たときの表情はすごく淋しくて、一人ぼっちで敵に追われてきた人の脅えたような悲しげな目つき。
そしてだんだん彼女を愛するようになって、フンディングを内心の怒りを押し隠して見る目つき、
そして逃避行の中で錯乱していくジークリンデを限りなく痛ましく優しく見つめる彼の目つき。
あぁ~やっぱこれがジークムントのデフォルトになっちゃいました。
来年のドミンゴも行きますけど…
タンホイザーとしての彼はほんと別人みたいでしたな~
でも時々めっちゃかっこよかった~
Sardanplusさまも書いていたように、『陽』のギャンビルと『陰』のキーンリーサイドがすごく対照的で良かった。
よく考えてみると、このジークムントとタンホイザーは正反対のキャラなのよね。ジークムントは愛する女に一途で命をかけて守る。
一方タンホイザーは肉欲に溺れ、純愛を見失う。しかもそれを性懲りもなく何回も繰り返すわけです。
実際のギャンビルさんがどちらに近いかはわかりませんけど…
どっちもよかったな~
つーか真実を言うとルネ・コロの聴きすぎだったかな。
| Trackback ( 0 )
|
|
このキャラ分けがしっかりしていたから、初心者の私でも楽しめたんだと思います。ヴォルフラムもエリーザベトも天真爛漫でアウトサイダーなタンホイザーに憧れていたんでしょうね~。しかも、ああいう何やってもほっておけない奴、いますよねぇ。ここが分かりやすかったので今回のオールデンの演出、映像よりも好感が持てました。
※ブログ管理者のみ、編集画面で設定の変更が可能です。