「朝日新聞」で「女子力」が話題になっている。そこで「財布の紐を握るのは誰か」はしばらくお休みし、「女子力」について考えてみたい。
10月24日付けで、パブリックエディターの小島慶子は、投書欄に載った13歳の女子からの投書をとりあげる。「女子力ってなんでしょうか? よくわかりません。女の子らしさですか?}そう自問してから、「考える力や知識を身につけ、困っている人にさりげなく手をかせるーこれって女子力にはなりませんか?}。小島はこれを読んで、「思わず、そうだ、そうだ!と声をあげた」という。しかし、「考える力や知識を身につけ、困っている人にさりげなく手を貸す」などというのは人間として当たり前のこと(そこで議論は終わり)。誰も反対できない。13歳の女子が言う分にはかまはないが、海千山千の小島が飛びつくカマトトぶりがなんともおかしい。それこそ外面
の女子力アップのためどれほど投資してきたことか。そのけっかがあまり思わしくないので13歳の子の議論にとびついたといううわけか。
「女子力」はあると思う。「女性ならではの視点」などとあちこちでいはれているではないか。「女性ならではの力」が「女子力」なのだ。
まず、紹介するのは戦後、日本の英語教育の草分け、イギリス人女性、ドロシーブリトンさんのいう「女子力」(という言葉はつかっていないが)。社交界というものがある西洋では、女性はまさに女子力を身つけるため、小さいときから厳しい訓練をうけるという(読く)。
10月24日付けで、パブリックエディターの小島慶子は、投書欄に載った13歳の女子からの投書をとりあげる。「女子力ってなんでしょうか? よくわかりません。女の子らしさですか?}そう自問してから、「考える力や知識を身につけ、困っている人にさりげなく手をかせるーこれって女子力にはなりませんか?}。小島はこれを読んで、「思わず、そうだ、そうだ!と声をあげた」という。しかし、「考える力や知識を身につけ、困っている人にさりげなく手を貸す」などというのは人間として当たり前のこと(そこで議論は終わり)。誰も反対できない。13歳の女子が言う分にはかまはないが、海千山千の小島が飛びつくカマトトぶりがなんともおかしい。それこそ外面
の女子力アップのためどれほど投資してきたことか。そのけっかがあまり思わしくないので13歳の子の議論にとびついたといううわけか。
「女子力」はあると思う。「女性ならではの視点」などとあちこちでいはれているではないか。「女性ならではの力」が「女子力」なのだ。
まず、紹介するのは戦後、日本の英語教育の草分け、イギリス人女性、ドロシーブリトンさんのいう「女子力」(という言葉はつかっていないが)。社交界というものがある西洋では、女性はまさに女子力を身つけるため、小さいときから厳しい訓練をうけるという(読く)。