日本男性解放講座

日本の男女の関係性を外国とくに欧米とのそれと比較しかんがえてみる。たとえば、財布の紐をにぎるのは誰か、といった問題など。

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不倫について(1)

2017-05-12 11:05:25 | 評論と時事ネタ
 「解放講座」のメインテーマは「財布の紐を握るのは誰か?」だが、折から話題の「女子力」暫く頁をさいた(も少し続くが)、そこへ芸能人の「不倫報道」がかまびすしいので、これも少しとりあげる。「解放講座」と無縁ともいえぬので。
 俳優の石田純一は不倫が発覚したとき謝罪をしないで「不倫は文化だ」と言ったため、以来
「仕事がすっかりこなくなった」
 彼がいわんとしたところはこうだろう。古今東西の文学者、芸術家、思想家の多くが不倫を経験している。その不倫が創作のエネルギーになることさえある。彼のリヒャルト・ワグナーは大作「トリスタンとイゾルデ」にとりくんでいるとき大不倫のまっさい中(この作品自体、不倫の物語)。もっとも芸能レポーターたちには通じなかっただろうが。
 売れっ子の脚本家ジェームス三木は、妻が彼のかつてのさまざまな不倫を暴露したため、「三年間仕事が来なくなった」。本業はもちろん、講演予定もすべてキャンセル。NHKテレビである大物歌手の追悼番組を制作。親しかった三木も思い出を語ったのだが、驚くことに放映時には三木の部分はすべて削除されていた。その後、NHKの大河ドラマから声がかかり息を吹き返す。
 俳優の国広富之は好感度抜群で日の出の勢いだった。ところがハワイで婚約者とは別の女性といたことが発覚(後に全くのヌレギヌと解るのだが)、たちまちほされスター街道からころげおちる。(「トミーとマツ」で共演した松崎しげるがガンガンうれてるのとは対照的。国広は清潔なイメージだった分、たたかれたのだろう)。
 不倫はメディアに関する限りこの国では男に厳しいという印象を受ける。それはこの「男社会」には「男のけじめ」「男としての責任」という男をしばるモラルがあるからではないだろうか。

 イスラム国の中には地域によっては、宗教警察なるものがあって、ベールを被らぬ女性とか、婚前交渉したカップルなどを摘発、ムチ打ちの刑にしたりする。我国では「週刊文春」が著名人の「不倫摘発警察」みたいになっている。あちらはイスラム教が根拠だが、「文春」は何を根拠に不倫はケシカラン。となるのか、知りたいと思う。宗教ではないし──。キリスト教国でも不倫はごまんとある。カトリックの国、フランスでは婚外交渉は彼らの文化とまでいわれているそうな。かつて、ミッテランが記者に「隠し子がいるそうだが」と問われ、「それがどうした」と返して終わったのは有名な話。閣僚で愛人のいない方が少ないというくらい。
 で、今回の「文春砲」の標的は俳優の渡辺謙。かねてから、彼ほどの俳優が妻ひとすじというのも野次馬的にはおもしろくないと思っていた(その妻たるやすごくジミーな人)。そこへ不倫報道。さてはハリウッドの美女か、と思いきや、大阪ミナミのナンバーワンホステスというのでいささかがっかり。
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