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@じゃんだらりん

趣味(温泉・グルメ・音楽鑑賞・読書、コミック・日本史に世界史、ミステリーにミリタリー・時事)について語ってるブログです。

銀牙-流れ星 銀/高橋よしひろ

2008-12-30 | 【コミックス】
久々に漫画喫茶で読んだ。子供の時に好きだった作品で、当時TVアニメにもなった人気でした。

その内容は、一人の”漢”が強大な敵を倒すため、日本全国を転戦しながら、倒した相手を仲間に加えてゆき、最後にラスボス軍団と天下分け目の一大決戦をする・・・

という、一昔前の「番長の全国制覇モノ」だが、この漫画の場合、登場する”漢”とは人間じゃなくて”犬”。(そしてラスボスは”クマ”。)

犬同士が人語により会話可能で、涙も流すほどその表情は豊かでw。ラスボスもツキノワグマどころか、サイズ的にアフリカ像だったりと、今からすると突っ込みどころが満載。

逆に現代のマンガが”ヒットの方程式”に乗ってネームしてるようなセセコマシイ部分が感じられず、細かい設定やストーリーの辻褄合わせなどは「そんなの関係ねぇ!」とばかり、作品の持つパワーだけで押し切るような展開、特にクライマックスには非常に燃えます。(ちなみに”萌えキャラ”はでませんw)

「ものすんごいウソでも、パワーで押し切れば怖くない」というノリは、80年代ジャンプ作品全てに共通する気がしますね。この当時の作品が近年よくリバイバルされているのは、作者本人にも「あの時ボツにしたネームや、回収しなかった伏線、改めて書き直したいなー」という気持ちがあるせいかもしれません。


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