日々の戯れ

鈴柩の頼りない脳細胞に代わる記憶

合成色素(分子模型)

2008-03-03 | 分子模型図鑑

ひなまつりを前にして「目がテン」を見て

「ひしもち」の歴史について知った

菱餅の3色は下から白・緑・桃色

雪の季節の後、若葉が芽吹き、桃の花が咲く

Hishimochi

とこういうことらしい

そして

桃色の餅は桃の花、あるいはクチナシ

緑色の餅は母子草(ゴギョウ)、後にヨモギ

白い餅は只の餅かと思いきや

菱の実が使われていたという

なるほどそれもあっての「ひしもち」かぁ

むしょうに菱餅が食べたくなって買ってきた

Dsc05172

・・・色の順番からして違っているし・・・

色素が混じらないように白を中心にしたんだろうなあ

Dsc05171

米・もち米・砂糖・塩・着色料・・・

蓬も梔子も菱の実も入って無いんだね・・・

しょうがないので着色料の分子模型でも紹介しようか

ピンク色は赤色3号を使っている

赤色3号

赤色3号

「黄1・5青1」にはちょっと悩んだが

黄色1.5対青1の割合で混ぜた緑色ということだ

使われた黄色と青は多分これ

黄色4号

黄色4号

青色1号

青色1号

菓子類に使われる青色食用色素は1号だけだし

黄色色素は4号と5号があるが

5号の方はとてもオレンジに近い

このコンビは以前作ったような・・・と思ったら

かき氷のメロンシロップと一緒だった

 

ひしもちはおいしく頂いたけど

菱の実の入った菱餅は

どこへいけば売っているんだろう・・・

コメント
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