前回キシリトールを紹介した
今日は他の糖類との比較
リボース
4つの炭素と1つの酸素が5角形の輪を作り
もう1つの炭素と水酸基が4個
その輪にくっついている
5炭糖という種類
やっぱり水酸基がたくさんついていると
甘くなるようだ
リボースはRNAの部品になっている糖
RNAのRはリボースのRだ
デオキシリボース
リボースより水酸基が一つ減っている
デ(足りない)オキシ(酸素が)のリボースである
上の写真と間違い探しみたいだね
DNAのDはデオキシリボースのD
もちろん
DNAの主要な部品になっている
グルコース(ブドウ糖)
生き物の主なエネルギー源
炭素5個と酸素1個で輪を作り
もうひとつの炭素と水酸基5個がその輪についている
6炭糖という仲間だ
でんぷんやセルロースやグリコーゲンの
構成単位となっている
血糖値の糖がこれだ
大事なものなので
点滴にもよく入っている
フルクトース(果糖)
6炭糖の一つで
グルコースと結合して砂糖になる
清涼飲料水にはよく
「ブドウ糖 果糖 液糖」
という表示がされている
砂糖水を
ある程度消化した状態だ
血糖値を早く上げるには良いものだ
ガラクトース(脳糖)
6炭糖の一つ
グルコースとは
水酸基のついている位置が違う
マンノース
こんにゃくで有名な「マンナン」は
このマンノースがいっぱい繋がったものだ
見ている人はもう嫌になったのではないだろうか
みんな同じに見える!!
その通りだ
上の写真は
何と何と何でしょうか
・・・どうでもいい
正解です
とりあえずワッカになった炭素に
水酸基がいっぱいくっついていたら
「甘そうだぞ」
と思えばよろしい
次回はいよいよ砂糖の登場だ