日々の戯れ

鈴柩の頼りない脳細胞に代わる記憶

単糖類(分子模型)

2007-04-03 | 分子模型図鑑

前回キシリトールを紹介した

今日は他の糖類との比較

 

リボース

リボース

4つの炭素と1つの酸素が5角形の輪を作り

もう1つの炭素と水酸基が4個

その輪にくっついている

 

5炭糖という種類

やっぱり水酸基がたくさんついていると

甘くなるようだ

 

リボースはRNAの部品になっている糖

RNAのRはリボースのRだ

 

デオキシリボース

デオキシリボース

リボースより水酸基が一つ減っている

デ(足りない)オキシ(酸素が)のリボースである

上の写真と間違い探しみたいだね

 

DNAのDはデオキシリボースのD

もちろん

DNAの主要な部品になっている

 

グルコース(ブドウ糖)

グルコース

生き物の主なエネルギー源

炭素5個と酸素1個で輪を作り

もうひとつの炭素と水酸基5個がその輪についている

6炭糖という仲間だ

でんぷんやセルロースやグリコーゲンの

構成単位となっている

血糖値の糖がこれだ

大事なものなので

点滴にもよく入っている

 

フルクトース(果糖)

フルクトース

6炭糖の一つで

グルコースと結合して砂糖になる

清涼飲料水にはよく

「ブドウ糖 果糖 液糖」

という表示がされている

砂糖水を

ある程度消化した状態だ

血糖値を早く上げるには良いものだ

 

ガラクトース(脳糖)

ガラクトース

6炭糖の一つ

グルコースとは

水酸基のついている位置が違う

 

マンノース

マンノース

こんにゃくで有名な「マンナン」は

このマンノースがいっぱい繋がったものだ

 

見ている人はもう嫌になったのではないだろうか

みんな同じに見える!!

その通りだ

単糖類

上の写真は

何と何と何でしょうか

・・・どうでもいい

正解です

とりあえずワッカになった炭素に

水酸基がいっぱいくっついていたら

「甘そうだぞ」

と思えばよろしい

 

次回はいよいよ砂糖の登場だ

コメント
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