青裸々日記 Aorara Diary

真面目で一生懸命な人に寄り添うブログです(^^/
あったかい未来が、きっと待っています。

遅咲き、あるいは大器晩成型。

2012年04月15日 21時25分59秒 | 青裸々日記。
外堀を走るJR中央線(東京都千代田区)

 こんにちは。
 今日も皆様、ありがとうございます。



 早くから才能や能力、魅力に恵まれる人がいます。
 学生時代で例えると、足が速かったり、勉強ができたり、容姿がよく異性から人気があったり、人を笑わせるのがうまかったり。
 そういう同級生ほど、いかにもきらびやかで華やかに見え、
 「それに引き換え自分は…」などと、劣等感を覚えたことのある人は、結構多いのではないかと思います。

 さて。
 全員が全員、学生時代のペースのまま生きているかといえば、そういうこともないのではないでしょうか!?
 「あんなに元気でやんちゃだった同級生が、挫折を経験してしおらしくなってしまった」という例は、いくらでもあります。
 あるいは、「地味で目立たなかったり、下手をしたら存在すら忘れるような同級生が、大人になってから輝かしい成功を収め、有名人になった」ということもあります。


 ここで何を言いたいかというと、それは人生で見頃を迎える時期は、人によって違うということ。
 もしくは、一生ずっと見頃が続くという人は、なかなかいないのではないかとも。
 そう、今がすべてではないのです。



 そもそもの話。

 私が思うに、人には等しく個性というものがありますが、その個性に合わない成功をしても、長続きはしないのでは!?という気がします。
 たとえば、暗くて目立たない子供が、ある特種な能力があるという理由で、脚光を浴びたとしましょう。
 でも、本人はじっとしているのが好きなわけです。
 そうすると、周りがもてはやすあまり、かえって自分を嫌いになってしまったり、世間と距離を置きたくなってしまうかもしれない。
 …となれば、これは不幸な話ですよね!?
 逆も同じです。
 本人はワイワイするのが好きでいるのに、誰も相手にしてくれなかったとします。
 そして、ようやく人が集まった時が、もう体力もない老年にだったら、
 エネルギッシュに動きたくても、それが難しくなっているかもしれない。
 やっぱり、不幸な話です。


 世間では、「栄華」や「成功」ばかりが注目されがちです。
 特に、時代の流れか、「成功しなければ」などと、強迫的に自分を追い込み、そうなれない自分を責めている人も見受けられます。

 しかし。
 咲く時期を間違えた花は、すぐに散ってしまいます
 遅咲きであっても、堅実に花をしたため、そして咲かせる様は、多くの人の心を打つものです
 たまたま上手くいかなかったとしたら、「まだ咲く時期じゃないんだな」とだけ思っていればよいのです


 自分を「遅咲き」と思っている皆さん
 成果主義の現代、「遅咲き」を悪く言う風潮すらあるものですが、
 花がなかなか咲かせられないからこそ、その苦労が、花を一層美しくするのではないでしょうか



 自分を焦ることはありません。
 ゆっくりじっくりたどりつく成功があってもよいのです。

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2 コメント

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こんばんは (上総介)
2012-04-16 01:45:46
私も同感です。
焦る事は無く、地道に進む事ですね。
身の丈が一番。
自分がいる会社も成果主義で、
仕事の効率ばかりを求めて来ます。
新人を育てる暇も無いくらい

今週の遅咲きの櫻を見てブログの予約にNaoyaさんと同じ様な内容を書きました。
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Unknown (Naoya)
2012-04-17 06:36:45
上総介さま>
コメントありがとうございます

共感してくださり、嬉しいです。
世の中、器用な人ばかりではないのに、ちょっと苦手なことがあるだけで自分を責めている人を多く見かけます。
厳しい目で見る人ばかりではないこと、成長のペースが遅い方には知っていただきたいです。

お仕事、大変なんですね。
お察し申し上げます。
心掛けをされているとのこと、素晴らしいと思います。

ブログの記事、楽しみに見させていただきます!
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