日刊「NOCUSる」

たとえば5年後、あなたは何を食べている? それは、どこで誰が作る?

販売開始

2006-10-05 | 野良から


毎週「野菜だより」は欠かさず発行しているのですが、
メルマガ配信もWebへのUPも追いついていません。
下記は、
きょう9月5日発行の「野菜だより」No.803から転載。

 雨の合間を縫うようにして稲刈りをしています。
 一昨日のこと、田んぼで刈り取り作業を終わったときには夜も8時ちかくでした。
 モミが詰まった袋をアゼまで持ち出す手間が惜しくて、田んぼの中に落としておき、全部終わった後に、軽トラックで拾い集めるつもりでした。ぬかるんではいなかったけど、地面は柔らかくて、少し心配しましたが、なんとか走れそうでした。
 と、甘く見たのは、疲れゆえの希望的観測でした。田んぼの中まで軽トラを乗りつけ、十数袋のモミを積んで、いざっ。と思ったら、案の定というべきか、スリップして走れません。
 結局、全部おろして、アゼ道まで担いで持ち出したのでした。で、荷台は空っぽになったものの、すでに一人では脱出は不可能でした。
 コンバインで引っ張ろうにも、ロープがありません。幸い家から近い田んぼだったので、助っ人を呼びに戻ったのでした。母ちゃんと高1の次女と小6の次男、これだけそろえれば何とかなります。
 車の運転は次女にまかせました。もちろん初体験。ギアを入れて、クラッチのつなぎ方とアクセルの踏み込み方を教えます。後ろから3人で押して、
 「よし行くぞ、せ~の!」
 無事に動き出した軽トラは、そのまま次女の運転で田んぼの中をぐるっとまわってアゼ道まで。モミを積み直して、お疲れさん。私はコンバインを自走させて、暗い道を帰って一件落着。
 ・・・のはずだったのに、
 あろうことか今度はコンバインが道の真ん中で燃料切れです。軽トラはずっと向こうまで行ってしまっていて、呼んでも聞こえず、再び家まで歩くはめになったのでした。
 買い置きの軽油を持参して補給。エア抜きをしないでも、すぐにエンジンが始動してくれたのはラッキーでした。というのは負け惜しみだよね(^^;
 で、乾燥機にモミを投入して、今度こそ作業終了。時計は9時をまわっていました。もう本当に、心おきなく、
 「くたびれたぁ!」
 と、声を出すことができる一席でした、とさ。
 おそまつ。


あ、
上の写真は、この紙面に使ったもの。
次のような説明を添えました。

子どもたちにも、自らの存在意義を十二分に実感できる機会を用意してやっている配慮深い親なのさ。(えへん)

あきれる人も、あこがれる人も、
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というわけで、ようやく
2006年産の米の販売
を、
つつしんで開始させていただきます。
いっさい農薬も化学肥料も使わないで栽培したコシヒカリです。
ネット直売店は → こちら

予約注文いただいてる方には、
遅くなって申し訳ありません。
あした発送作業をいたします。

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2 コメント

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心置きなく上手い米 (七福人)
2006-10-06 01:00:56
食えていいよなぁぁ(^^



売るほどにあるのもうらやましい限りですっ。早く新米食いたいがこの雨では小田掛けは脱穀の見通しもたたずです。半分とれりゃ善しとするのだが・・・。あ、ブログには書かなかったけど明日、介護センターに面接。調べられてアウトかも試練が・・・。



それと、ボードに入る時と出る時に「ランタイムエラーが・・・」って出るけど何で?



かなえちゃんとあらたくんはえらいなあ・・・。
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Unknown (sae)
2006-10-06 03:02:19
《子どもたちが、自らの存在意義を十二分に実感できる機会》ってすごく貴重なんだと思う。今日ラジオでやってたけど、九州のどこだかの中学校で「死の授業」をやってるんだって。子どもたちがあまりに自尊感情が無いことを心配した養護の先生が始めたんだって。「生きる授業」じゃダメなのかなぁ、と思うけど。31さんがそれを「用意してやっている」のか、31さんちのお子が「否が応でも感じる」のかはわからないけど。



7日から留守がちです。猫の宅配便さんなら留守でも置いて行ってくれるけど、それ以外なら11日以降か、もっとうんと遅くてもいいです。
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