久しぶりに、いつもと違うコースへと少し車を走らせ、一つ遠い先の公園を犬と散歩をしていた。
こうゆう日は、犬を解き離し、私も軽くジョギングをする。
しばらく走っていると、ふと見の前に人間大のかたまりがあるのです。
興味深々でゆっくり近づいてみると、人一人やっとこさ入れるくらいの、小さな青いテントだった!
回りはもうすっかり日が暮れていて、中から、電池のような薄明かりが照っていた。
この辺は、今からの季節 お遍路さんをよく見かけるのですが、テントの横には乗りこなされた感じの自転車が寄り添っていた。
偶然見かけた名も顔も知らない人が今目の前にある、この狭いテントの中で、ゆれる電池明かりの下でなにしてるんだろうかなぁ、とそのことで、たち止ったまま息を呑んでしまった。
しかしまだ寒いこの夜に、このテントで一夜を過ごす人があり、このまま帰ってヒーターのスイッチを真っ先に押し暖まったベッドで眠る私がいる。
家に帰り、やっと暖まった部屋で一人コーヒーをすすりながら、私はあのテントのことを思い出していた。
こうゆう日は、犬を解き離し、私も軽くジョギングをする。
しばらく走っていると、ふと見の前に人間大のかたまりがあるのです。
興味深々でゆっくり近づいてみると、人一人やっとこさ入れるくらいの、小さな青いテントだった!
回りはもうすっかり日が暮れていて、中から、電池のような薄明かりが照っていた。
この辺は、今からの季節 お遍路さんをよく見かけるのですが、テントの横には乗りこなされた感じの自転車が寄り添っていた。
偶然見かけた名も顔も知らない人が今目の前にある、この狭いテントの中で、ゆれる電池明かりの下でなにしてるんだろうかなぁ、とそのことで、たち止ったまま息を呑んでしまった。
しかしまだ寒いこの夜に、このテントで一夜を過ごす人があり、このまま帰ってヒーターのスイッチを真っ先に押し暖まったベッドで眠る私がいる。
家に帰り、やっと暖まった部屋で一人コーヒーをすすりながら、私はあのテントのことを思い出していた。
個々にみたらそれぞれの人の人生、生活があるので、単純には割り切れないのでしょうが、心の持ちようがやはり大切なのでしょう。
もちろん社会が成り立つには最低限の生活基準は大前提ですが。