三木正夫 好きです須坂! がんばろう!

信州須坂から徒然なるままに様々なことを書き記してまいります。

置かれた場所で咲きなさい 渡辺和子さん 「面倒だからしましょうね」 

2013年04月14日 | Weblog

致知出版社の「人間力メルマガ」2013年4月11日から

  著書『置かれた場所で咲きなさい』が100万部を超える

  ベストセラーとなったノートルダム清心学園理事長の渡辺和子氏。

  11年前の『致知』で、聖心女子大学の後輩である

  鈴木秀子氏と対談をしてくださった時の記事から、

  心に残るお話をご紹介します。

┌───今月の注目記事───────────────────────┐

     「顔の化粧ではなく、心の化粧を」

        渡辺和子(ノートルダム清心学園理事長)

                『致知』2002年3月号

                 特集「この道を行く」より

人間の進むべき道というようなことは、

難しくてよくわかりませんけれども、

とにかくまずは自信を取り戻すことですね。

しかもそれは正しい意味での、

人間しか持たないぬくもり、優しさ、強さであり、

自分と闘うことができ、自分の欲望に

ブレーキをかけることができるということへの信頼です。

例えば、私はいま学生たちに、

「面倒だからしましょうね」

っていうことを言ってるんです。

面倒だからする。

そういう心を学生たちはちゃんと持っています。

それは強さだと思うんです。

そういう、人間にだけ神様がくださった、

神の似姿としてつくられた、人間にのみ授けられた

人間の優しさと強さ。かけがえのない、

常に神様に愛されている自分としての自信。

そういうものを取り戻して生きていかないと、

科学技術の発達するままのこれからの時代に、

人間の本当の姿が失われてしまうのではないかと思います。

いまの学生たちは、ポーチの中にお化粧道具を

いっぱい持っています。

だから彼女たちには、お金をかけてエステに通ったり、

整形手術を受ければ綺麗にはなるけれど、

美しくなるためには、面倒なことをしないとだめなのよ、

と言っているのです。

自分が座った椅子は元どおりに入れて立ちましょうね。

落ちている紙屑は拾いましょう。

洗面台で自分が落とした髪の毛は取って出ましょう。

お礼状はすぐに書きましょう……というように、

なるべく具体的な行動の形で示してやります。

「ああ、面倒くさい、よそう」と思わないで、

「ああ、面倒くさいと思ったらしましょうね」と言うと

学生も、何か変な標語のようだなと思いながらも、

覚えていってくれるみたいです。

「人はある程度の年を取ったら、

 それ以上綺麗にはならないけれど、

 より美しくなることはできます。

 その美しさというのは、中から輝いて出るものだから、

 自分と闘わないと得られません。

 お金では買えないのよ」

ということを言うと、

「ああ、シスター、顔の化粧ではなくて、

 心の化粧なんですね」

と言ってくれます。

三木注

●「面倒だからする」って、「ずくを出す」とちょっと似ている。

●渡辺和子さんは、こんな人

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B8%A1%E8%BE%BA%E5%92%8C%E5%AD%90

 


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