タイトーメモリーズ

去年の12月、某ニコラがTAITOの商用エミュレータの開発に関与している・・・みたいな話を MAME DEV のメーリングリストにポストしていた。非力なPS2上でMAMEがそのまま動くはずも無いので、ダイナミックリコンパイルやグラフック描画の最適化などを行わねばならない、"technical challenge"だと言っていた。

これが今回のタイトーメモリーズなのかはわからない。まあ、いずれにせよこれがエミュレータを使用したモノであることに間違いないだろう。そこで、タイトーメモリーズで対応しているゲームについて、基板のシステム&スペックをまとめてみた。ちなみにレイストームとGダライアスはPS1版の移植とのこと。まあ、この辺はスペック的にエミュレーションできないだろうからね。

見ものなのはMAMEでもグラフィック周りが正しく再現できていない F1～F3 系だろう。また、ES5505を使用しているF3モノは処理速度的にかなり厳しいことが予想される。もしかするとサウンドCPUのエミュレーションは行っておらず、単にサウンドCPUへの指示をフックしてPCMのストリーム再生に置き換えているかもしれない。
どの程度動くのか興味があるので、上巻、下巻とも購入してみる予定。
収録されているゲームのうち、やりたいものは基板を持ってしまっているのだが・・・

タイトーメモリーズ 上巻
タイトーメモリーズ 下巻