かずたちのブログ

40代の共産党員が、世の中の「数」をひろい集めます。ついでに「言葉」も。そこから見えてくる世界と日本は…。

格差の拡大 役員報酬と賃金

2007年01月27日 | Weblog
「しんぶん赤旗」の「経済時評」がおもしろい。
「格差」を拡大してきた政治に批判が高まっているのにたいして、自民党・公明党が“反論”を試みていることをとりあげ、その根拠のなさをついている。詳しくは、ぜひ、1月27日付の日刊紙をお読みになって欲しい。

そのなかで、とくに興味深かったのは、大企業役員報酬と労働者の賃金の比較。

    10億円以上の企業の役員報酬  全企業の労働者賃金  格差
1995年    1433万円         388万円      3.7
2001     1425万円         375万円      3.8
2002     1735万円         376万円      4.6
2003     1746万円         364万円      4.8
2004     2272万円         354万円      6.4
2005     2811万円         352万円      8.0
(「法人企業統計」をもとに試算)

経団連会長などは、口をひらけば、まだまだ会社の競争力がついてないと言って、労働者の賃金を減らしている。
ならば、経営に責任をおう役員などは、もっと大幅に報酬ダウンして当たり前ではないか。


最新の画像もっと見る