「あらっ、久しぶりね。元気だった？」
「そういえば、今年初めてよね。」
「久々に顔を見せとこうかしら・・・。」
「危ない危ない・・・もう少しで忘れられるところだったわ。」
「みなさん、今年もよろしくね。」
暗闇の中から這い上がろうと、
歯を食いしばって、もがき苦しむ者達よ。
今一度、その暗闇の中を見渡して観よ！
あなた達より、もっと苦しんでいる者達の存在に気がつくであろう。
その存在に気がついたなら、迷いなくその者達に手を差し延べよ。
その瞬間に、あなたの身体は嘘のように軽くなり、
地上へと一瞬にして、辿り着くであろう。
高僧の説法を聞けるということは、とても有り難いことである。
これを”ご縁”と言わず何て呼ぶだろう。
こちらから願っても確実に叶うものでもない。
これを”ご縁”と言わず何て呼ぶだろう。
皆さんのこれからの将来に、
どんな”ご縁”があるかは分からないが、
”ご縁”と感じとれる事柄があった時には、大切にされることを願うものである。
向かい風に押し戻されても、追い風に押されても、自分の歩くペースを見失わないことが大切です。
俗世に居ると何かと誘惑が多いでしょう。
俗世に居ると何かと自分を優位な立場に置きたくなるでしょう。
考えてみれば、どれもこれも自分を飾り付けることばかり・・・。
着飾って踊り狂った後には何が残る？
ただ、空虚な心がその辺をプカプカ浮遊するだけ・・・。
ミットモナイから、お止めなさい。
そんな生き方、お止めなさい。
平凡な日々を過ごせることに幸せを感じて下さい。
何事も無い穏やかな日々を送れることに感謝して下さい。
”普通である”ということが、一番難しいことだと分かっているなら・・・。
人間は、その環境に不満を感じ、わざわざ複雑なことに、自ら巻き込まれていくことが多いと思います。どうして、何も無いことに不満を感じるのでしょう。
やはり、人間特有の”欲”のせいでしょうか。欲というものは、人と比べると余計に強くなります。
その欲を振り払ってこそ、本当の幸せが見えてくるのではないでしょうか。
その欲を捨ててこそ、本当の幸せをその手で掴むことができるのではないでしょうか。