1月29日、富士山の世界文化遺産の構成資産に認定されている裾野市須山の富士山南口下宮須山浅間神社上棟式が挙行されました、それにあわせ冨士山世界文化遺産登録啓発活動を実施いたしました。夏位にあるといわれているユネスコのイコモスの視察には間に合いませんが、工事中の構成資産を見れる絶好の機会でもあると思われます。
なお、裾野市の官民で行われている富士山の日協賛企画第2部の催しで2月19日実施予定の「冨士山学習会」の行程にも須山浅間神社を訪れる予定です。また募集させていただきました前記「冨士山学習会」は募集定員40名(先着順)に達しましたので、募集申込を終了させていただきます。参加申込ありがとうございました。
合言葉は「富士山を世界文化遺産に」!
(お問合せ 裾野市商工会:055-992-0057)
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イコモス(ICOMOS)とは
イコモスとは、国際記念物遺跡会議(ICOMOS/ International Council on Monuments and Sites)のことで、文化遺産保護に関わる国際的な非政府組織(NGO)です。1964年にユネスコの支援を受けヴェニスで開かれたSecond International Congress of Architects and Technicians of Historic Monuments (第2回歴史記念建造物関係建築家技術者国際会議)で、記念物と遺跡の保存と修復に関する国際憲章(一般にはヴェニス憲章の名で知られています)が採択されました。これを受け1965年にイコモスが設立されました。人類の遺跡や歴史的建造物など文化遺産の重要性を認識し、それらを保存し、継承していこうという行為は、19世紀以来世界の多くの国で続けられてきました。しかし、そのような遺産の保存のための国際組織が構想されるようになったのは、第2次世界大戦後のことでした。その後20年の準備期間を経て1965年6月、クラクフ(ポーランド)でイコモスの第1回総会が開かれました。2011年12月末現在では参加国は120カ国以上を数え、国内委員会が各国で組織され、文化遺産保存分野の第一線の専門家や専門団体が様々な活動を行っています。1972年のユネスコ総会での世界遺産条約採択後は、イコモスはユネスコをはじめとする国際機関と密接な関係を保ちながら、世界文化遺産の保護・保存、そして価値の高揚のための重要な役割も果たしてきました。文化遺産保護の原理、方法論、科学技術の応用の研究などを続けています。またユネスコの諮問機関として、世界遺産登録の審査、モニタリングの活動を続けています。