花の どこどこ日記 

ふと思ったことや思いついたことをとりあえず書いておきましょうか。

花は流れてどこどこ行くの~♪

総理が罪刑法定主義だとさ

2007-08-27 02:24:16 | Weblog
安倍総理が外遊からお帰りあそばされた。
外遊先インドでは、極東軍事裁判で戦勝国が敗戦国を裁く事の不公正から全員無罪の票を投じたインド人判事に触れた演説をした。
同じ頃、やはりテレビで安倍総理が「戦争犯罪人は、罪刑法定主義の見地から犯罪人ではない」と言っているところが放映されていた。

かのインド人判事は戦勝国が敗戦国を裁く事自体に異議を唱えたのであって、戦争責任がないと言ったのではない。
故意に混同してるのだろうか。
それとも相変わらず、自分の都合の良いところだけつまみ食いしたのだろうか。

そうかといって日本には戦争犯罪人を裁く法律はない。従って罪刑法定主義をもち出すほどの事も無い。
従って戦争犯罪人はいない事になる。
(だからまた戦争を始めたとしても、僕にも責任は無い事になるもんね。)

そうすると国の舵取りを誤って、数多の人を死に追いやった責任はとる必要がないのでしょうか?
そんなバカな話はある筈がない。
少なくとも政治責任はある筈だ。

おじいさまは政治責任をお感じになられなかったのですね。戦後またぞろ政治家になられて。



今、安倍総理はテロ特措法を再度立法させる事に躍起になっている。
しかし本当にこの法律は必要なのだろうか。国際貢献になっているのだろうか。イラクで苦しんでいる人達を助ける手立ての為の法律なら疑問をもつ人はまずいないのだろうけど。疑問をもっている人も少なくはない。
戦争当事国の一方への加担は日本もまた当事国となる危険をはらんでいる。

安倍総理が国際貢献と言うときはアメリカ貢献と同義だ。何ゆえにそこまでアメリカのいいなりにならなくてはならないのだろうか。
日米安全保障条約のためだろうか。
そうだとしたら、日米安保を見直すべきではないか。もともと国民の同意を得て交わした条約ではないのだし。

安倍総理は改憲の議論を尽くせと言うけど、それより日米安保継続の是非の議論を尽くすほうが重要なような気がする。
戦後レジウムからの脱却のためにもね。




豚まん騒動

2007-08-06 14:01:07 | Weblog
 中国の豚マン報道は捏造だったようだ。
 そうかな?と見ていると、カメラに向かって盥を傾けたりしているのが不自然だ。やっぱり捏造なのだろうと思う。視聴率欲しさだったらしい。

 これを見て、2ヶ月ぐらい前の日本の夕方のワイドショウの事を思った。
 番組中で、日本海側の海岸に注射器が打ち寄せられてるのは、中国から流れ着いたものだという断定的な報道をしていた。

 その証拠に? 注射器の流れてきた元をたどるというコーナーだった。そこは中国の奥地(地図で示された)の山間部にあるゴミ捨て場だ。(どうしてそこから流れ着いたと言えるのかは説得力なくて覚えてない)
 そこで貧しげな人達が汚いビニール袋に、更に古く泥にまみれたビニールを入れていた。この古く土にまみれたビニールを売るためだという。
 しかし、それはおかしくはないか?
 なぜなら、そんなに汚れたビニールを再生する技術などあろうはずがないからだ。日本にもないだろう。再生できないものを買い入れる業者などいるはずがない。これこそ視聴率狙い(善意に考えて)の捏造だろう。
 リポーターがごみの山で注射器を見つけ「あ、ありました。」と素手で持った注射器をカメラに写させていた。

 何のために、わざわざよその国へ行って、その国の人に屈辱的な仕事をさせてまで、そんな捏造番組を作っているのだろうか。しかも内容は他国を貶めるものだ。
 こんなことが当たり前の如く、全く非難される事もなくまかり通っている。
 北朝鮮で撮影ができたら北朝鮮と言う事になっていたかも知れないね。

 これで豚マン捏造報道を笑えるとは思えない。それよりこの日本のワイドショー報道のほうが質が悪いと思うのだが、そう思う人はいないらしい。

 この間、NHKのおしゃれなんとかという番組で湘南でごみ拾いをして、拾ったもので作品を創る人達を紹介していた。そこでも注射器が落ちていた。「廃棄にお金がかかる様になったので、不法に捨てる人がいるのでしょうね。」とその活動をしている人が言っていた。
 先の注射器捏造番組の伝でいくと、中国の奥地から川にも沈まず、日本海の海流にも流されず、日本の本州を回って湘南に注射器が流れ着いた事になるのだろう。

 一昨日はサッカーで、中国人が日本人に侮辱的な言葉を投げつけたと言う報道があった。

 やれやれ。そんなに憎しみを煽ってどうする。