須貝英の『イングリッシュ商店』

箱庭円舞曲の俳優・須貝英が、徒然なるままに綴ります。

ツイッター始めました。

連鎖。

2010年09月17日 | 今日の一人
どうも、須貝です。


随分長らく更新が滞っていました。実はブログを移転しようかと考えておりまして、その作業をちまちまとやっていたのですが、なかなか自分の時間が上手く取れず…。全然暇がなかったってわけじゃないんですけどね。なんでしょうね。

箱庭円舞曲の方も着々と進んでおりますよ!!必見ですよ!!

稽古で全てを出し尽くしているせいか、どうも何も頭に浮かんできません。Twitterで呟く回数も一時期に比べると減っています(それでも随分喋っておりますが)。こういうこともバイオリズムがあるものなんでしょうね。今日の記事も何を書けばいいかちょっと分からぬまま書き進めています。


ブログの移行作業というものをやっていたのですが、過去の記事から順に移動されていくわけなんですけど、そうすると「あぁこんなこと書いてたなぁ」と思うこともあれば「あれ、こんなこと書いてたっけ?」と思うもの、「この時の俺大丈夫じゃなかったんだろうなぁ…」というものまで様々ありまして、本人は気付かなくともこの5年で少しずつ変化しているらしいということが如実に分かりますね。いい方向に変わっていると信じたいですね。

自分が今後演劇とどう関わっていくか一番悩んでいたのがやはり22~3歳の頃だったのかなと思います。その頃から段々真面目なことも書くようになっていったようですね。最初の頃のブログはよく分からんネタばっかりだったので。

自分が知っている、共演したことのある役者たちの内で一番若い世代の人たちというのが今丁度その辺りの年齢に差し掛かるらしく、様々な場で活躍し始める者、年長者に交じって果敢に攻める者、同世代で集まってこれまた果敢に攻める者、どう進めばいいか思い悩む者、本当に、それぞれの進路を定めようと躍起になっている様子が見て取れて、なんとなく懐かしいなと(たかだか2、3年前ですが)思います。

助言出来ること、なくはないし聞かれれば答えるのですが、こればかりは自分で決めるしかないのかなぁと。僕もその年齢の頃は色々焦っていましたが(今でも焦っていますが)、なんとなく自分がいいなと思った方を選んできたらこうなっているような気が。誰かに助言されても結局自分の中で決まっていた答えの方を取っているんですよね。人の話聞けよって話ですよ。それで失敗したり後悔したりもありますけど、まぁそんなに今に響いていない気がするのでまぁいっか、と思ったり。もし3年先の自分が見えたらもっと安心するんでしょうか。もし成功していたら急に今がつまらなくなるだろうなー。もし大失敗してたら逆にテンション上がるかな。もしくはすっぱり諦めるかな。

どう足掻いても結局、3年後の話は誰もしてくれないので、常に今のベストを更新し続けるしかないようです。上昇さえし続けていれば、退化することはないですもんね。


今、自分の身の回りで起こっていること、身の回りに訪れることが、今まで自分がやってきたことが少しずつ積み重なって、ようやく形になってきたような、そんな感覚があります。堅い壁を諦めずに叩き続けてようやく、ヒビが入って水が浸み出してきたような。あの時のこれが今回のこの話に繋がり、あの時のあれが次のあの話に繋がり、という風に、全てが有機的に作用して、場を与えてもらえるようになってきました。この流れを逃さないために、流れが来たらすぐに乗れるよう、ぼんやりとせずに日常も過ごしたいと思います。

良いパフォーマンスをしていれば、すぐに反応がなくてもいつかちゃんと返ってくる。良くなければいつまで経っても返ってこない。だから後でおっきいお返しが来るように、やはり一つ一つ着実にやっていくのです。舞台に上がるからには、舞台上の一音一動作までが全て、何かに繋がっていると、自分の将来もそうですがそれ以前にお客さんの生活や人生にも、繋がっていると思っていたい。ですね。だからどこを切り取っても手は抜けませんね。


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