ぼーしすと Sunny-Side-Up

帽子をつくる・えらぶ・かぶる・おくるetc.

帽子を楽しむ人たちはみんな“ぼーしすと”。

読書の秋に向け…

2007-08-31 20:18:42 | Weblog
手元に図書券がある。
こーいうときに限って本屋に欲しい本が揃ってない。
結局通販で買ってる。
本屋店頭で注文すりゃいいだろって意見はそりゃもっともだけどいちいち面倒だ。
2回も足を運ぶことになる。
置いてない店側に対してさも
「そちら様がお選びにならなかった本を敢えて欲してしまってどうもスミマセン、
お手数ですが取り寄せていただけませんでしょうか」とヘコヘコした気分になるからだ。
まぁそりゃ私の個人の問題なんだけど。

目は心の窓、本棚は更に然りだと思う。
どんな本を読んでいるのかを公言するのは、私はこーいうニンゲンです、と
人格の正体を晒しているようなもんだと思う。
既に読んだ本、好きな本ならそれでいいんだけど、
なんせ本屋のレジに持っていくのはその時点ではまだ「読みたい本」だからなぁ。
あくまでこれから読む本。
読まなきゃ好き嫌いも判断できない状態の、まだ自分と密接な関係を結ぶ以前の本。
それを、しかし「私はこういう本を読みたいと思ってるニンゲンです」と
第三者に面と向かって提示しなければならないという、
恐ろしい空間なんだ本屋のレジって。

取り寄せとなるとその度合いは倍増以上。
「そうまでしてこの本を読みたい私なのでぇぇぇす!!!」と
丸出しの自己顕示してるようなものなのだ。
で、たいていの場合、取り寄せられたその本はレジの中の本棚に、むき出しで、
「○○様ご注文分」などと書かれた紙切れと一緒に保管されているわけで。
で、店員さんの目に触れながら
「こうまでしてこの本を読みたかった客」である私を待っているのだ。
嗚呼恐ろしい。
自意識過剰って云われたらそれまでだけど、特に田舎の社会は狭いから。
決して恥ずかしい本を欲しているワケではないのはお冊子、いやお察しくださいね。

まぁそんな屈折した思いのもと、
みすみす図書券を財布の肥やしにしたまま通販しているのだ。
で、今回初めてコンビニで受け取る方式を選択してみた。
こりゃいいや。好きな時間に行ける。
宅配だと不在票だ再配達だとなにかと不自由だったから。
それに何より梱包してくれてるから中身も見えないし。
あ、でも本屋が嫌いなわけじゃないんだ。レジが苦手なだけ。悪しからず。

さて田舎の本屋では見つけられなかったこの2冊。
枕元に置いて、ゆっくり読み進めていく予定。
数日後には牧野良幸氏の書籍もコンビニに届く予定。
ありがとうコンビニ。あんた最高だ。



おかえりなさい!

2007-08-31 19:22:00 | Weblog
苦悩の一週間を乗りきり家に帰ってきたら、愛車の姿が!
おかえりケイスケ!! 会いたかったよ~!!

これからも大事に乗るからね。愛してるからね~。

↓「BlogPet」にてカメを拾ってきました。涙よりはやく走ってたの。



僕のあの帽子、どうしたでせうね…?

2007-08-31 00:31:33 | Weblog
フラカンのベスト盤の詳細がちらほら明らかになってくる頃だ!
…と思ったらトラッシュのページに発売日も曲順も載ってたよ。

個人的には『雨』がキラーチューンですな。

しかししかし、ジャケットのデザインらしき画像を見たらば!
あの、3色展開の、4人がチャリンコこいでるTシャツのイラストと
おんなじかと思いきや…


けけけ、圭くんの帽子がどっかに行ってしもうてるぅぅぅぅ!!!


…いえ、こんくらいのことに過剰反応してるのは帽子バカの私くらいやと
ジュウジュウ承知してるんですけど。

何処に行ったんでしょう。
その真意は…?

そんなことが気になる夏の終わりなの。

両A面!と云ってみる

2007-08-30 23:40:06 | Weblog
お盆に大阪に行ったとき、足を延ばして京都も歩いてみた。
つっても神社仏閣を巡るには暑すぎて時間も足りなくて、
昔よく通った生地店を覗いてみることにした。
私の来店を待っていたかのように
「ただいまより端切れ半額セールで~す!!!」との店内アナウンス。
そのとき捕獲したチェック地です。
ねじねじ君にしてみました。それも…

両A面(アナログ世代だ!「リバーシブル」に替えて敢えてこう銘打ってみる)。



もう一面は薄いグレーの起毛ガーゼ。折り返すとガーリィ。
グレー単色だとメンズ度が上がります。





両面ねじねじなので、トップからももう一面を覗かせることがデキます。

ここまでボリュームを出せるのも冬ならでは。
冬の帽子はたくさん遊べるから好きなのです。

一昨日から今日までそして今夜から

2007-08-29 19:23:49 | Weblog
何が食べたいわけでもなく、食べなきゃならないから朝食を摂る。
何をしたいでもなく、仕事しなきゃいけないから出勤する。
誰に会いたいわけでもなく、むしろ会いたくない輩のほうが多いのに、
仕事しなきゃいけないから会社に行く。

まぁ毎日そうなんだけど、まぁ毎日当たり前になってるんだけど、
それがシャカイジンだってわかってるんだけど、昨日はそれがなんとも恨めしかった。
なので昼食も持たずに出社した。
昼までに食欲が復活するかも怪しいし、昼まで勤労意欲がもつのかはもっと怪しい。
それでも昼時はやってきた。昼休み中に立ち寄れるコンビニもなく、
仕方ないので滅多に行かない社員食堂でカレーを食べた。
カレーしか食べる気がしなかった。
毎度ココイチで2辛を常食しているせいか、
そのフツーの辛さのカレーでは私の中の日本は印度にしてもらえなかった。
でもなんとか定時まで働ける気にはなった。

帰りに閉店間際の生地店に寄る。
帽子…作りたいんだがこんな気持ちのまま向き合ったら申し訳ないような気さえして、
ぼーっと月食に見入る。電気とTVを消して、ラジオでナイターを流しながら。

自分相手に思いっきり無愛想をぶちまけてみる。
こんなときは誰にも会っちゃいかん、何も云っちゃいかん。
独りでよかったよ、自分。それでも月が見れてよかったよ…



おかげでそのうち本くらいは読めるかな、という気になれた。
圭くんご推薦の友部正人氏の本を注文して、前夜よりはよく眠れた。

しかし夜が明けて出社してみたらまた散々だ。
なまじっか気力のどん底からほんの少しだけど這い上がってきていたばっかりに、
思わず吼えてしまいそうになるのを必死で堪える。
(昨日までは吼えようとする気力すら無かった)
まぁいいや、無気力よりは。

美味しくお酒が飲みたいなぁ。←あ、これも回復。
一昨日はこんな気持ちにすらなれなかった。重症だったな。

これからなんとか縫ってみます。

27日

2007-08-27 20:28:47 | Weblog
出社したら内閣に先駆けサプライズ人事。
直風は免れたもののかなりシビア。
人間はバクダンを持っていることを痛感。

26日

2007-08-26 20:24:34 | Weblog
…午後イチ帰還。
夕刻ちびまる子とサザエさん、どっちも夏休みの宿題ネタで疲労感倍増。

卒業して何年経ったと思ってんだー。

今年で一番熱い夏の日@OTODAMA

2007-08-25 23:17:00 | Weblog
なんといういい天気!いや良すぎだろ!
でもシャトルバスから降りると、適度に心地いい風。かすかに海の香り。
さすがに若くはないので日傘の使えるスペースに陣取り。
先日マエさんが云ったようにフラカン4人でも何か演るならココに違いない、
とSET YOU FREEのテント裏でその時を伺うことに。

さて物販テントです。
開店早々に勇んで行ってみたら、居ましたよ竹安くんに小西くん。
商品を渡してくれるのが小西くんで、お会計担当が竹安くんのよう。
お見かけし慣れない図のせいか若干こっちまで緊張しますよ。
お二人ともめっちゃサワヤカな対応をして下さいました。
特に竹安くんには「はいっ、○○○○円、ちょうどいただきます!」と
エエ声~♪で接客いただいて、たいへん気持ちがようございました。
でも後でやっぱ暑さにヤラれてぐったりヘタれてたそうです。

それもそのはず、暑いよ、暑いんだってばよ!!
どんなにRGが寒い空気を発してくれたところで、
ヤッサ祭だ世界陸上だそしてこのOTODAMAだ、大阪全域熱いんだ!!
でも負けてはいられません。
メインステージのYO-KING→TOMOVSKY→奥田民生→筋肉少女帯という
怒涛の40代4連発、頼もしくてたまりませんでした。

KING兄さんのバンドは「今日はタンクトップで行こう!」と決めたものの
持ち合わせがなく急遽古着屋に調達に行ったというマエさん、
赤地に「YMCA」のロゴ入りという奇跡の1枚で登場。
背中には「INSTRUCTOR」の文字。
メンバー紹介にあわせて「Y!」「M!」「C!」「A!」の手振りも
ご披露くださいました。

さて圭くんのステージです。
黒いTシャツで頭に白いタオル巻いて、立ち弾き語り。
『下北沢へ出かけよう』、続いて「メンバーへのプレゼンを兼ねて」新曲を2曲。
なんとなくセンチメンタルな印象を受けました。
再度フラカンの曲として耳にすることになるでしょうか、期待して待ちましょう。
で、「世界で一番好きな曲」を最後に。
『STAND BY ME』のサビをみんなで合唱。
屋外ってことも手伝ってメッチャ気持ちいいー!!
ステージでたったひとり、とても雄々しく見えた圭くんでした。
「これからも、歌を唄うように人を愛して、人を愛するように歌を唄っていく」
…って言葉が心に残ってます。

再度物販テントに行ってみるとコニタケコンビの姿は無く、マエさんが。
まる一日着てた自転車白Tシャツがもうエラくくたびれてきてたので、
予備にもう1枚買おうとしたら
「ほんとにそれと同じのでいいの?」って念を押してくれました。
ありがとうございます。そーいうお気遣いがすっごく好きです。恐縮です。

さてフラカンのステージは案の定SET YOU FREEテントで、
19:30開始、Theピーズの裏(!)。座って聴くスタイル。
竹安くんもアコギ座り弾き。
『ギャンブル天国』が1曲目。
ラストの♪シャラララララ~を左右に揺れながら一緒に合唱。
いい気分。個人的にホロ酔いだし。

「もうちょっと早い時間に演れればよかったんだけど」(←Byマエさん)と『夕焼け』。
うっきゃー、コレは嬉すぃぃぃ!!!!!コレ好きなんです!!
私、フラカンの何が好きって、曲が見せてくれる景色の果てしないまでの広さ、
↑コレなんですよ!!
『紅色の雲』の絶望的な空の広さも、
『深夜高速』の地平線の裏側まで続く遠さも、
これがエエ年のオトナには効くんですよ!!
「どれだけ」歩いてきたのやら、「どこまで」歩いてゆくのやら、ですよ?
コレを、見上げれば夜空が果てしなく広がる屋外で演られてごらんなさい!
もう昇天必至ですよ!
危うくパトラッシュと一緒に天使に連れられて逝くとこでしたよ。

瀕死状態から脱出してくれたのは「4人でボーカル執る曲です!」ってMC。
ああああああああああぁぁぁぁぁ!!!『いい事ありそう』っ!!
いい事大アリですやん!!!
ミスコニの美声を、そこの民生Tシャツのお姉さんも、
マキシマム ザ ホルモンのTシャツの若者も、シカと聴きやがれぇ!
ほんでもって、タケヤスくんの魅惑の低音ヴォイスにもゾクゾクしやがれぇぇぇぇ~!!
あれ、何故か親友が「トオル君」から「ヒロシ君」に変わってなかった?
ビーバップつながり?
(↑年バレるだろ。それとも全国のトオルから苦情でも来たの?まぁイイや)
エエ声でしたよ竹安っさん!
マエさんちょっと歌詞噛みましたね。
「ちゃんと唄え~」って圭くんにツッコまれてましたよ。

ところで泉大津って、関空が近いから、空を見上げりゃ飛行機が飛んでるの。
朝っぱらからずっと。
夜は夜でまさに「夜間飛行の…」って『ジェットストリーム』状態ですよ。
城達也と『ミスター・ロンリー』ですよ。
そこへまた「久々の曲を…」って『ヒコーキ雲』ですよ!!
振り向かずともピース!!!何このニクったらしい選曲!!!
竹安くんのボトルネックも出てくるか?と思ったけどそこは圭くんのハープが炸裂。

座って聴くフラカン、こんなツアーもぜひ敢行して欲しい!!
そんならぜひぜひ、ノドカな四国にも寄って寄って~!
これで本編は終わったんだけど、アンコールにも応えてくれましたよ。
「ピーズ聴きに行こうと思ってたのにな~」って云いながらも。
4人で演る『下北沢へ出かけよう』。
みんなで「♪ラララララ~」ってコーラス入れました。


大ステージのトリ、Coccoを聴きながらマエさんのDJを待ちます。
一緒に行った友人とここで合流(ピーズを聴いてた)。
姿は見えずとも、Coccoの声は可愛い。きれい。夜空の下で聴くにはもってこいね。
目の前ではYMCAタンクトップ姿のマエさんがDJの準備中。
マエさんDJ未経験の友人に、
「兎に角まぁスゴいから。百聞は一見に如かずだから」と目一杯前のめりにさせながら。

やがて花火が上がり、目の前のDJブースからは
♪エンヤ~コーヤラっと、全員集合のテーマ。
踊りますよ~、
まさにWE ARE IN THE MOOD FOR DANCING!!
(@ノーランズ。以下曲順うろ覚え)

プレゼント
(曲終わって清水さんに「来年はジッタリン呼んでください」って云ってた)

YMCA(Byヒデキ)

(勿論今宵の月を見ながら)エレカシ

ミッシェル

ヨサホイ(狂い踊りまくり)

(鈴木くんの今一番のお気に入り)愛のしるし

栄冠は君に輝く

(中日ファンだけど今日は阪神勝ったから)六甲おろし

幸せなら手をたたこう

勝手にシンドバッド…


私たちは最前列で熱狂してたんだけど、
「こんなに残ってくれて…」とのマエさんのコメントに振り向くと、
マジで凄い人波!!たまらん一体感!!!スゴいっす!!!
でも時間制限は解除されず、アンコールでジェンカ→ラジオ体操第二、ここで終了。
朝まで演ってくれた前回(@ROCK RIDER)を思えば
「短けぇぇぇ!!」って感じも否めなかったけど、
野外終日夏フェスの後にオールナイトってのは確かにキツいんですね。
シャトルバスに乗った時点で力尽きました。

ステージ前からバス乗り場まで歩く途中、
誰からともなく『勝手にシンドバッド』の♪ラララララララララ~を唄いだして、
一緒に唄いながら移動しました。


「今日で俺の夏は終わった!」ってマエさん云ってましたが、
私の夏も燃え尽きたみたいです。
有終の美、有笑の美です。
ありがとう、夏・2007!