in a schale

シャーレにとじ込めたありふれた日常。

2016.10.15 “VISUAL JAPAN SUMMIT 2016”at 幕張メッセ9-11ホール 〜前編〜

2016-10-30 16:45:55 | ライブレポート


行ってきました“VISUAL JAPAN SUMMIT”!
DAY2の感想を。



ラインナップ解禁の遅さに加え、会場内図面公開は初日公演の前日であり、いったいどうなるんだ!?という不安が拭えませんでしたが、行ったら行ったでとっても楽しかったです。



グッズ売り場の様子。黒いですね。
早朝に売り切れたみたいですが、全バンドのロゴ入りTシャツもありました。Tシャツ発注できるタイミングにはラインナップ決まってたんかい!
若手バンドの物販も、バンドスタッフさんではなくイベントのバイトの方々が担当してました。


グッズ売り場を背に横断歩道を渡り、リストバンド交換所へ。チケットはもぎることなくそのまま回収パターンでした。


リストバンドは蛍光ピンク! かわいい。
マップやらタイムテーブルやらグッズリストが載っているポケットパンフレット的なものももらえました。



11時ごろ到着したので、ライブはA9から。

A9SUMMIT STAGE
正装かの如く純白の衣装に身を包んで登場したA9。「始めようか幕張!」と将さんが叫び、「閃光」からライブスタート。



「A9(エーナイン)です! 昔はアリスとら…みたいな表記だったんですけど(一同笑)、今はA9と言います! 次にやる『RAINBOWS』という曲には、Aジャンプというものがありまして。たけのこニョッキッキみたいなポーズなんですけども、XジャンプリスペクトのAジャンプです! ぜひこれをみんなでできたらなと。力を貸してください!」

と、フロアに呼びかけ「RAINBOWS」。曲が進むにつれ、最初は様子を伺っていたオーディエンスもAジャンプ! 確実にここでつかんで、自分たちのペースに持っていきましたよね。
WOWOWで公開されています。
http://st.wowow.co.jp/detail/10748

「今日という日の1ページに加われたことを嬉しく思います」といった感謝の言葉を述べ、ラストは「the beautiful name」。サミットステージは演出もしっかりしていて、この曲では歌詞がスクリーンに歌詞が映し出されていました。

楽器陣は左右の花道も使っていて華やかなステージングを見せてくれました。白衣装が本当に似合っていてまぶしかった。







defspiralVISUAL STAGE

あとあと気がつくんですけど、VISUAL STAGEとJAPAN STAGEに立つバンドは時間も限られているし、メインステージで待機しているお客さんを惹きつけなければならないしで、各自趣向を凝らしたライブを展開していました。

defspiralは幕が閉まった状態で、持ち曲を音出しがてらワンフレーズ演奏。フロアでも拳が上がり、登場を今か今かと待ちわびるファンの熱量も伝わってくる。

defspiral、音の厚みがスゴイんですよね。男性もたくさんステージに集まっていました。
ライブ中盤ではTAKAさんが「踊ろうか!」とフロアを煽り「MASQUERADE」を披露。ラストはバラードでしっかり聴かせる。短い時間の中でバンドの様々な側面を見られたライブでした。

この曲も演っていた気がする!








The THIRTEENJAPAN STAGE

Sadieの真緒さんと美月さんによるユニット、The THIRTEEN。サポートは蜉蝣のベーシストであったkazuさん(STEREO.C.K、the god and death stars、gibkiy gibkiy gibkiy…etc.)とRyöさん(ex.アヲイ)。kazuさんのタイトな軍服風スーツと腕章カッコ良すぎる・・・†

なんとら彼らのライブは真緒兄の挨拶からスタート! 手作りと思われるX JAPANのパネル(会場広いのに結構ちっさい笑)を持って、音楽を始めるきっかけはXだった、と熱っぽく語る真緒さん。

ファーストシングル「LIAR.LIAR.」が1曲めでした。「頭振れ!」と真緒さんの檄が飛ぶ。




「CHAINSAW」はめっちゃDIRの「CHILD PREY」! YouTubeのコメントでもTwitterでも同じことが書かれていて笑った。でもイラっとはしなくて、むしろライブのノリが楽しい(笑)。虜の皆様にはぜひ聴いていただきたい1曲ですね。



ラストの「KILLER MAY」はわりとポップでキャッチーな曲。
セットリストがたまたまそうだったのかもしれないけれど、ダークでヘヴィで…というよりかは、メロコア路線なのかな?と思いました。ゼロ年代の匂い。

最後に真緒さんが「トゥエルブでもなくフォーティーンでもなくサーティーンです!」と締めの挨拶。そしてみんなで「We are!」「The THIRTEEN!!」のコールアンドレスポンス。美月さんもkazuさんもRyöさんもめっちゃ笑ってたので、真緒さんのその場の勢いだったのかもしれません(笑)。







Plastic TreeSUMMIT STAGE

「Plastic Treeはじめまーす」

竜太朗さんのひと言からゆるりとスタートしたプラ。観たアクトの中で、一番音のバランスが整っていて聴きやすかったなーと思います。

カッティングにグランジ色も感じる「メランコリック」は、学生時代にめっちゃ聴いていたので聴けてラッキー。イントロからカッコいいってズルい。

「跳べ!」と竜太朗さんが煽り、「マイム」も披露。


竜太朗さんがゆらゆらと海の中を漂うように両手を上に挙げながらサビを歌った「空中ブランコ」も最高でした。バックの洋館のような映像も素敵で、音に包まれる感覚が心地良かった。
WOWOWで映像が公開されています。
http://st.wowow.co.jp/detail/10749







heidi.VISUAL STAGE

heidi.もたしか音出しでワンフレーズ演奏していたと思います。

ナオさんだけ黒メイクに羽織で、ほかのメンバーはカジュアルな衣装。1曲めはなんと「泡沫」でした! ライブハウス規模の対バンでは聴けないことが続いていたので、ついにキター!という感じでした。Xと言えば紅やXであるように、heidi.と言えばわたしの中では泡沫なのであーる。



「おまえさん」のブレイクでは「僕が五文字の言葉を言ったら好きに暴れてください!」と義彦さん。

ここでまたひとつ気づいたのは、モッシュって遠くから見ていると盛り上がりの様子がわかりにくいんだなということ。遠目でパッと見て、わー盛り上がってる!と思うのはやっぱり拳だったり手拍子だったりなんだなあと。勉強になりますフェス。







DEZERTJAPAN STAGE

幕が閉まった状態でSORAさんのドラムソロが聴こえてくる。高揚感に包まれるフロア。幕がサッと開くと、Tetsuさん(D'ERLANGER)から譲り受けたツーバスのドラムセットに座るSORAさんが! このセットを使うのは6月のZeppワンマンぶりかと思われます。SORAさんの一張羅的セットだと思うので気合いの入りようを感じました。金髪で、衣装は赤いツイード素材のジャケット。

続いてMiyakoさんとSaZさんが登場。Miyakoさんは赤いタータンチェックのセットアップ、SaZさんはアディダスのブルゾン。

そして千秋さんがふらりと姿を現わす。歓声。
白いロングシャツにネクタイ、長めの前髪で毛先が茶髪っぽかった。

1曲めは「「おはよう」」。嵐の前の静けさというか、この日はSE的な役割も果たしていたように感じました。
“傷ついた鼓動だって〜”の部分で毎回SORAさんが立って叩くのですが、フロアを見渡すようにしていたのも印象的。途中でスティックの欠片が飛んでいた。



「今日という日に感謝します! 今日という日に感謝をーー」

前を見据えた千秋さんが爛々とした目で言い放ち「「殺意」」。謝辞ではなく戦線布告。ホントこのときの目がめちゃめちゃ良かった。キラキラよりもギラギラで。




「大塚ヘッドロック」では「手をあげろ!」「幕張!!」とフロアを煽る。Miyakoさんの音が一瞬途切れた箇所があったけれどすぐ持ち直してました。ステージのすぐ下にちょっとした段差があって、そこに降り立つ千秋さん。上手、下手それぞれの端に行って客席に身を乗り出していました。たしかこの曲の終わりにSORAさんがスティックを1本フロアに投げ入れる。

「包丁の正しい使い方〜終息編〜」はフェスでこのチョイス!?とびっくりでしたが、千秋さんの捨て身のパフォーマンスでオーディエンスの注目を集めた気がします(笑)。
まずイントロ時に千秋さんが身振り手振りで観客にふたつに分かれろと指示。柵の配置が特殊で、センターにカメラ&PAゾーンが取られていたから、最初はみんなそれぞれ上手、下手に寄ってたんですね。そうしたら「そこで分かれてどうすんだ、バカか!」とお叱りが。どうやら上手民は上手民で二手に、下手民は下手民で二手に分かれろということだったらしい。そのあと一部でWODがフライングしちゃって「まだだから!」と再びお叱りが(笑)。

「戦争だー!」

千秋さんの叫びを合図にフロアはWOD。途中、センターのカメラブースに乗り込み、客席の真ん中で歌ったりもしていました。そして「座れ!」と号令をかけたものの、SUMMIT STAGE方面は協力する人が少なかったみたいで「メインステージの人〜! 協調性ねぇなあ。(おれらのライブ)もうすぐ終わるんで!!」と。これがSUMMIT STAGE側のお客さんにウケていたらしい。

一方こっちのJAPAN STAGE側の様子を書くと、側にいるお客さんだけにわかるようにオフマイクで、苦笑いしながらボソッとなにか言っていて(軽いグチみたいな)、あー側にいるオーディエンスに対しては、この一瞬はちゃんと味方として扱っているんだなぁと妙に感心してしまった。殺伐としたバンドだけど、側にいるオーディエンスのヘドバンとか拳とかそういうのもひっくるめて「DEZERTのライブ」であり、それを武器に彼らは闘っているのか、と。ほかのバンドもそうだと思いますが。

モニターはちらっとしか確認できなかったのですが、おそらくこのフロア乱入もカメラで追われていたと思うので、なんだアイツ!?くらいのインパクトは残せたんじゃないかなと思うんですよね。そこまで考えてやっていたんだとしたらすごいなと。

「ステージ高いんだよ〜」←そのあと戻るのが大変 とか、「おっさん! 前詰めろ!」とか、「迷惑かけてこい!」とか言っちゃったりもしてますが(笑)。ちなみこの曲の後半ではMiyakoさんとSaZさんが立ち位置を入れ替わっていました。

「最後にーー」と千秋さんが呟き、ラストに披露されたのはここまでの楽曲とは毛色の違う「「ピクトグラムさん」」。これまでは棒立ちで聴くスタイルだったんですが、千秋さんの煽動により8月の大阪ワンマンで初めて、客席で手が挙がるようになりました。VJSでも自然と手が挙がっていてグッときた。

歌詞も少し変えていて、“苦しみで吐いて喜びで跳ねて”“苦しみで吐いて楽しくて跳ねて”に、“ピクトをあげるから”“理由をあげるから”に。Miyakoさんのアルペジオだけになる部分では、千秋さんがアドリブで「動けなくて」「その手をーー知ってる(信じてる?)」というようなことも囁くように言っていました。最後の“意味のない朝なんて 何度でも迎えるから”“意味のない今日なんて 何度でも迎えるから”

MCをするでもなく告知をするでもなく退場するメンバー。SORAさんは捌け際にXポーズ。袖で待機していたバンドスタッフさんに背中をポンポンされていました。

【SET LIST】
01.「おはよう」
02.「殺意」
03.大塚ヘッドロック
04.包丁の正しい使い方〜終息編〜
05.「ピクトグラムさん」










VISUAL JAPAN SUMMIT 2016 Day2 DEZERT#likes #visualjapansummit

大石 征裕さん(@oishi_masahiro)が投稿した写真 - <time style=" font-family:Arial,sans-serif; font-size:14px; line-height:17px;" datetime="2016-10-15T05:32:44+00:00">2016 10月 14 10:32午後 PDT</time>




後半はまたそのうち書きます…。

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