けやき日記

須古小学校の日々の様子です。
ぜひご覧ください。

1年生図工:造形活動をしています!

2013年01月30日 | 学校生活 全校
1月30日(火) 晴れ

3・4時間目の図工の時間に造形活動をしています。
自由に自分で考えた動物などを紙粘土で作っています。
子どもたちの発想は豊かで、ほんとっ!うらやましい限りです。
作りながら、「先生、ここは○○動物で、ここは△△動物になっているんだよ!」と
うれしそうな笑顔で話してくれました。
それに、みんな夢中になって自分の作品作りに取り組んでいて、その集中力もすばらしく感じました。
  
   


ペットボトルなどを体の芯にして、その上から紙粘土を被せて体を作り、それに紙粘土や家から準備したビーズやビー玉などで飾り付けしていきます。
形や飾り付けができたら、絵の具で色つけをしていきます。
形だけでなく、色つけも子どもたちのいろいろな思いがそのまま表れています。
思い思いの色を目や耳、足、体などに塗っていきます。
まだ、全員が完成していませんが、中にはほぼ完成した子もいます。
  

教室後ろに仮置きしてある作品を見るだけでも楽しくなりますね。
子どもたちの楽しい世界が広がっています!

毎日がんばっています Part2

2013年01月30日 | 学校生活 全校
1月30日(水) 晴れ

国語の学習でプリント学習をした後、すぐに○付けを本人の前でしています。
全問○だったら、そのプリントにスタンプを打つようにしています。
いろいろなスタンプがあるので、自分で選んでスタンプ打ちを楽しんでいます。
それが、すべてのプリント学習が終わったら自分でファイルするようにしています。
手先の訓練にもなるので、4月からそうしています。1学期はひとりでできないこともありましたが、今では一人で何枚も重ねてファイルすることができるようになりました。
  

今日のパソコン利用では、昨日の「給食集会」で使われた画像を利用させてもらいました。
最初にでてきた「しろいしみのりちゃん」を見て、「あ~、しろいしみのりちゃんだ!」と喜んでいました。白石で生産されている画像を見せて、「これは何?」に答えています。
「食べたことある?」などの質問をすると、「食べたことあるよ。家で包丁で切ってから食べるよ。」と自分で説明をしてくれています。
  

これまで、なかなかそういうことができない、しようとしなかったのですが、だんだんと自分から自然とできるようになってきました。苦手意識が薄れて、自信もついているようです。

自分の経験を脳で文として構成して、それを言語にして発語する。
私たちは何の苦労もなく、当然のように行っていることですが、発達段階においてそれが難しい子たちもいます。
文の構成部分ができなかったり、構成ができてもそれを言語に変えることができなかったり、発語ができなかったりなど…。
ひとつひとつ原因になっているところをつかみそれに対して支援をしていくことが特別支援になります。
状況を整えて、焦らずに時間をかけてひとつひとつ取り組んでいくことが大切になると思います。
また、そのような子は自信喪失している場合が多いので、できることを積み重ねて自信を深め、それを広げていくことが大事だと考えています。
たんぽぽで取り組む中で少しずつ成長している様子が伺えます。
これからも本人らしく生活し、笑顔で学校を楽しんでほしいと思っています。

交流給食

2013年01月30日 | 学校生活 全校
1月30日(水)晴れ

 今日で3日目となった「交流給食」についてお伝えします。和室に2つの「縦割りグループ」が集まり、担当や級外の先生を交えて一緒に食べました。普段から仲が良いのが自然と伝わってくる楽しい雰囲気の中、6年生による初めの号令で給食が始まりました。学年の違いを感じさせない楽しい会話が飛び交っていましたが、下級生も時間内にきちんと食べ終えることができて片づけとなりました。

 さて、「縦割り活動」の目的は、異学年交流による人間関係づくりと言えます。日本は、学校の児童数減少という大きな問題に直面しています。児童が減ったことにより、人間関係をつくる場も減ってしまいました。子ども達の生活スタイルが変化していることもあります。放課後や休みの日には、ゲームを中心とした個人ゲームで過ごし、集まった場所でもゲームをしている状況があります。外での遊びを上級生や中学生がリードする場面は非常に減りました。相手とのコミュニケーションを上手くとれない子どもが増えているとも聞きます。

 そこで、学校においては、このような実態を考えていくと意図的に異学年での活動を計画することが必要と考えて、多くの学校で取組が行われています。数百人規模の大きな学校では、取り組みにくい欠点もあるようですが、本校においては、上手く機能していると思います。
  

給食集会

2013年01月29日 | 学校生活 全校
1月29日(火) 晴れ

 朝の時間には、白石中学校の栄養教諭の先生に講師に来ていただいて「給食集会」を開催しました。先生は、子ども達に、白石町の農産物が給食に出されていることを知ってもらうために農家の人達が生産しておられる野菜やお米等を写真で紹介し、クイズも出されました。“しろいしみのりちゃん”が白石町のキャラとしてありますが、これについても楽しく紹介していただきました。タマネギや米、イチゴ・・・配置も考えてあるようで素晴らしいですね。
 先生の後は、給食委員会の子ども達によるクイズでした。自分達で絵を描いて、みんなにだしてくれました。

 白石町で味わう給食は、とても美味しく仕上がっていて評判も上々です。栄養も味も素晴らしく、残す子どもも少ないのようです。しかし、メニューの好き嫌いがある子どももいて、昼休みにかかってしまうこともあります。時間が限られていますし、いつまでも残って食べさせることはできません。

 食事ですからゆっくりと味わって食べることが望ましいでしょうが、担任としては、つい「早く食べて・・・」と言うことになってしまうこともあります。給食は「指導」としての側面もあるので、みんなが気持ち良く食べることと相反する面もあって、難しいです。

 明日は、「交流給食」の取組について紹介します。お楽しみに。

【集会の様子です】みんなでクイズもして、食について学習を行いました。
   


 

毎日がんばっています。

2013年01月28日 | 学校生活 全校
1月28日(月)晴れ

国語と算数を個別学習しています。
今日は、国語の学習を紹介します。
構音に苦手があり、以前は音読や人前での発表嫌がっていましたが、
今では、大きな声で音読をしたり発表したりできています。

事前に見通しをもたせるため、黒板に今日の学習メニューを書いています。
それを確認して学習に取りかかっています。
見通しを持てることから、集中力や取り組む姿勢もよくなりました。


文字に関心があり、書くことが好きなことからひらがなやかたかなの書き方練習をします。
入学当初は、目と手の協応がうまくいかず、思い通りに書けずに不安定になっていました。
用紙にペンで点をつけていき、それを鉛筆で追って線をひいていく活動をしています。
ふたりで代わりばんこにすることで楽しみが出て、喜んで取り組んでくれました。
そのおかげで、筆圧の調整や目で追ったところに手(鉛筆)をもっていくことが容易にできています。
今では、思った感じに字が書けるようになり自信をつけています。


言語訓練で行われている発語練習の宿題に学校でも取り組んでいます。
「か」と「た」の練習として、指で舌を押さえて発音し、こちらの発音を聞かせたり口の動きを見せてみたりして練習を重ねています。
その後、教科書を音読しています。1学期より2学期、2学期より3学期と正しい発音と大きな声で音読ができるようになりました。
  

今日は、初めてPCを使って「ひらがな」「かたかな」の発音練習をしました。
PC画面にフラッシュカードのように、文字が出てきます。それをみて発音します。
初めてでしたが、とても上手にできました。
最後にiPadを使って、書き順の練習などをしました。飲み込みが早く、一人で次々に操作して回答していきます。
興味をもって取り組むことでは、すばらしい集中力と自分なりのひらめきを見せてくれます。
 

まだ、課題となる面もありますが、学習してわかる喜びやできる楽しさを知り、とても意欲的に活動しています。
楽しい学校生活が送れるよう、学習や生活で必要なときに必要な分だけ支援をしていきたいと思っています。